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来待ストーン

松江市宍道町東来待にある来待石の採石場跡地公園。
案内見てよくわからずパワースポット的な石のある公園かなんかかと思って来てみたんだけど少し違った。
広い駐車場で案内板を見ると、ここからは少し離れたトコにミュージアム(資料館?)と採石場跡があるみたいで、また時間くっちゃいそうだから引き返そうとも思ったんだけど、、やっぱりせっかくだから歩いてみた。

で、門柱からの細道を進み、宅地を抜けると岩の壁の入口に出た。石のタヌキがあちこちにいた。

ファイル 1808-1.jpg

ファイル 1808-2.jpg暗くて不気味だったトンネルを抜けて来待石広場に出ると、飾りのない四角い来待ストーンミュージアムがあった。
けど、有料なのでパス。。

振り返ると採石場跡。
直角に切り削られた岩肌がいい感じ。

正直に言えば、今年栃木の大谷石地下採掘場とか行ってきたばかりなので左程の感動はなかったけど、そこかしこに置かれた石のタヌキの石を切り運ぶ様子などは面白く和んだ。

ファイル 1808-3.jpg

そして広場を歩いてまわってみてたら「小三才谷遺跡群ミュージアム南側採石場跡」というのを見かけたので行ってみた。

ら、それは森の中にあって少し鬱蒼としてて、マムシやハチの注意書きが幾つも並んでいた。
ので、その先に森に埋もれるように現れた石切場跡はまるで密林の古代遺跡のような雰囲気で面白かった。

ファイル 1808-4.jpg

来た道をハチやマムシに気を付けながら戻った。
いやいやハチは嫌だけど、マムシは見たことないから不意に襲われない範囲でなら見てみたいな、、とか、ヘビがいたら一層密林の遺跡っぽくていいよな、、とか、思ってよく周りを見て歩いた。
ら、マムシはいなかったけど、よく見まわしてた分石垣のコケの緑がきれいに見えてよかった。

そしてヘビじゃなくてカエルは足元に出てきて可愛かった。同じマムシを恐れる仲間同志シンパシーを感じたw

ファイル 1808-5.jpg

これは立派なトノサマガエル。凛々しくていいね。
なんてゆっくり眺めてたらポタポタポタと雨が降ってきちゃった。
傘持ってなかったから走って戻ろうか、とも思ったけど、だったら雨宿りがてらと有料のミュージアムに入ってみた。

もちろん中は写真禁止。石には詳しくなく関心も低かったけど、石の切り出しから石灯籠を削り出すまでのムービーなど意外と面白かった。
この来待石は古代遺跡時代の石棺からの歴史ある石材だそうだ。

受付のお姉さんに「タヌキが沢山あったけど、この地域はタヌキが有名なんですか?」とか聞いてみたら、そういえばなんでタヌキかはわからないそうだ、、「宍道町としては町名の由来の『イノシシの像』の方が適切で所縁あるけれど、イノシシじゃユーモラスに擬人化するのが難しかったからじゃないでしょうか?」とのこと。

ミュージアムを出ると小雨パラパラになってた。程よい雨宿り。
トンネルくぐって駐車場に戻った。

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