吉見町久保田の県道沿いにある蕎麦店。
この吉見町の御当地B級グルメ「あぶら味噌」というのをウェブで見かけて気になって、その店をネタ帳に載せてたものの、行ってみたらやってなかったり店がなくなってたりして、仕方なくまたスマホでやってそうな店を検索して来てみた店。ここは営業してた。
店に入ってメニューを見ると「あぶら味噌丼」というのがなく、聞いてみたら「うちではやってないし、過去に出したこともないですよ」だそうだ、、えーサイトに騙された。「吉見あぶら味噌」のページに間違いなく載ってたんだけどなぁ、、ネットなんてこんなもんか。信用しちゃイケナイね。
まぁ、これから別の店探すのも面倒(っていうか近隣にはなさそう)なのでここで食事することにした。
「手打ち」とあったので悪くはないだろう。メニューはいろいろあって少し迷ったけど、壁紙にあったオススメの冷たい「高南梅そば」にしてみた。
で、「火落としてたから茹であげに10分くらいかかります」といわれたので、ゆっくり待つ間もう一度サイトを検索したりしてみた。
うん、間違いなく載ってるな。サイトのうそつきめ。
けど「あぶら味噌」で探さずにこの店で検索するとどこにも「あぶら味噌」はなく蕎麦のレビューだけだった。読んでみたら賛否両論で、店の人のクセのある対応に評価が割れてるようだった。ああ確かにクセあるね。レビュー通りでブレない店のようだ。
厨房から「もうすぐできます」と大きな声かけられた。クセあるけど丁寧だと思うよ。
そして「高南梅そば」登場。
「海苔がくっついちゃう前にビビンバの様に混ぜてお召し上がり下さい」だそうで、これは言ってもらえて助かった。いわれなきゃかき混ぜるのは気が引けるもんね。
蕎麦は意外なくらいの細麺で素麺のような細さで混ぜやすく、見た目はちょっとアレになっちゃったけど蕎麦の風味もちゃんと味わえて食べやすく面白く啜れた。梅もおいしいのにレモンまで乗ってたのは意外だったけど良く合ってイイ酸味。おいしくペロリと食べられた。
会計では「お口に合いましたか」と聞かれたので「おいしかったです」と答え、「そういえば細麺は冷やしの混ぜる蕎麦用ですか?」と聞いてみたら「蕎麦は全部一緒です。毎朝手打ちで日によるばらつきで今日のはちょっと細めになっちゃいました、いつもはもう少し太いです。プロだから一定にしないといけないんですけどね、、」だそうだ。
いやいや却って面白く美味しかったのでアリだし、手打ちでここまで細いのも珍しいので全然良かった。即席新興のB級グルメ食べるよりむしろ楽しめたかもしれない。