富山市中島にある昭和初期に建造された国重要文化財の閘門。
閘門というのは水位の違う水路の中間で船を水門内に停めて水位を揃えて通行するシステム。
国重文と言うことで来てみたけど、閘門といえば千葉県に大きく立派で煉瓦の大正建築物の「横利根閘門」があってよく見てるので、特にどうという事もなかった。。もうしわけない。
とりあえず朝の散歩って感じで少し歩きまわった。
閘門の横のレトロな管理小屋は資料展示室になってた。けどもちろんまだ開いてるわけなかった。
その閘門に並んで隣には水門の水路が流れてた。流れがあって澱んでなくていいね。
閘門に戻って上流に続く富岩運河を眺めると、ここには浮き橋がずっと続いてて、絶好のマラソンコースになってるらしく多数のランナーが行き交ってた。あーそれで「運河環水公園」の方の駐車場は車が結構停まってたのか。
運河遊覧観光船の乗り場もあってちょっと覗いてみたけど、イイ料金取るんだね。。どうせ運行時間までまだまだだけど。
浮き橋はその岸に「むくり護岸」という国重要文化財があるので岸に歩道を造れなかった区間というのことのようだ。
この「むくり護岸」というのは角が丸く造られた石垣の護岸で、材木を転がしながら陸揚げする為の構造だそうだ。
たまに魚が跳ねる水面を見ながらボーっとしてたら、近くにカモが上陸。何か貰えると思ったのか足元までヒョコヒョコ歩いてきた。慣れてやがるw
あーやっぱ常になんかエサっぽいの携帯してないとなーとも思うけど、餌付けはマナー違反だよね。ごめんねー。
残念そうにトボトボと水辺に戻っていくカモ達を見送って自分も車に戻った。
正直もっと廃れた雰囲気かと思ってたら、逆に整備されてて爽やかな公園でゆっくり散歩できて良かった。