北川村柏木にある当地出身の幕末の志士「中岡慎太郎」の資料記念館。
有料だけど珍しく乗り気で勇んで入館。
勿論だけど館内は撮影禁止。あしからず。
中岡慎太郎は土佐藩脱藩で薩長同盟締結を目論み全国を奔走した偉人。そして長州の騎兵隊にならって土佐に作った「陸援隊」の隊長となる。
薩長同盟→戊辰戦争の流れを作った人で、ある意味坂本龍馬以上の立役者。司馬遼太郎が龍馬じゃなくてこっちを主人公にしてたら間違いなく現在の知名度は逆転してただろうと思う。
今回、見てまわってオヤ?と思ったのは龍馬とともに暗殺された場面。
最後まで武力討幕で龍馬とは激論になって言い争ってたと紹介されていた。
~風邪をひいた龍馬を見舞いに来た中岡と談笑しながら軍鶏鍋を振舞ってるトコに暗殺者数名が討入った~ というのは司馬遼太郎演出だったかな?
ふーん。
僕は龍馬暗殺は薩摩の仕業だと思ってたけど、これは中岡が龍馬を殺した説もアリかも。と、いろいろ考えられて面白かった。
歴史は視点変えると別な見方出来るから勝手な妄想できて面白い。
さて、中岡慎太郎館を出た後は近くにある生家跡に行ってみた。
銅像の前から公園のような坂を下って行くんだけど、その公園内に沢山いるように見えた人達はみんなカカシだった。ちょっと不気味。
そして生家跡に下ると、茅葺きの屋敷が復元されていた。
おお、これはカッコイイ。
こちらは無料で入れて、座敷にも上がれた。
外見はこぢんまりしてたけど屋敷内は間取り広く立派なお屋敷。
妙なくらい新しくきれいで、案内に寄れば昭和42年に復元された生家らしいけど、出来て数年しか経ってないような雰囲気だった。
そしてまたさりげなくカカシ人形がいたりしてちょっと驚かされる。。不気味。
こんな新築っぽい雰囲気の茅葺き屋敷に入ったのは初めてかも。
山間の庄屋の屋敷とか、志士を育てた歴史とかを偲ぶ感じではなく、贅沢に造りすぎた休憩室って感じがした。
そして来た道を登って駐車場に戻る。
ここもトンボだらけで、川の谷らしいカワトンボが目の前を距離保ちながら停まったり飛んだり道案内。(カカシよりトンボの方が好きだ)
白い胴のトンボはあまり見ないかも、珍しいかな?(とか思ったけど、白いのは粉を吹いてるだけで地は緑らしい、、)
色んなトンボ見たーと思ったけど、茶色の羽と無色の羽もひょっとして個体差で同種なのかな?調べると奥深いね。