行田市埼玉にある古墳群の県営公園。
昨年秋に館林で集まったときに「この後ドコ行く?」って話で名前が挙がってた公園。
その時は向かって出発したけど途中で変更して茂林寺(分福茶釜の寺)に行き「古墳はまた今度ね」って事になってたので、ポカポカの春先の散歩にいいかなと誘って来てみた次第。
天気予報では雨の酷い予報だったけど、取り敢えず雨はなく雲も割れてたりしたので傘持たずにみんなで歩いた。
駐車場から「愛宕山古墳」そして一番大きい「二子山古墳」と進んだ。
この幾つもの並ぶ古墳が埼玉県の名の由来になってる「埼玉古墳」
誰の墓?、埼玉を代表するような豪族の王の墓なのかな?(はっきりしてないらしい)
途中、軽トラが沢山あつまってて竪穴式住居を造ってた。(調べたら、GWの「火祭り」で燃やすために毎年造ってるそうだ)
その先の「稲荷山古墳」は国宝の鉄剣が出てきた古墳。工事中で立入禁止。普段は登れるらしい。
「古墳って土盛ってるだけじゃん、ピラミッドみたいな建造物なら見てオオ!って思うけど」と、「横から見たら只の丘だよね」と、「世界遺産にしようとしてるらしいけどさ、、」と、歩いて廻ってて実はみんな(僕を含み)古墳には興味ないことが分かった。
あれ?去年は誰がここに行こうって言ったんだっけ?(僕ではないと思う)
歩いている内に晴れてきた。
眩しく暑いくらいの日差しだけど風は強くて高い樹は物凄く揺れていた。
「んじゃあ最後にココだけ登って戻ろうか」と「丸墓山古墳」に登ってみた。
ちょっと急な勾配を登ると眺めのいい頂上。
桜の樹があって花見出来そうな広場になっていた。下の八重桜は咲き始めてたくらいだけど、ここの桜はもう終わってて静かに展望できた。
「花見に良さそうだけど荷物上げたりトイレ大変そうだね」「酔っぱらったら転げ落ちそうだよね」「高いトコ登ると立ちションしたくなるよね」
この「丸墓山古墳」頂上は戦国時代の豊臣の関東攻めで石田三成が陣を張った場所だそうで、眺めると水攻めにしたという忍城も見えた(攻略時にあんな天守風な櫓はなかったけど)
っていうか意外と忍城まで遠く、この一面を水浸しって凄いなぁ、、と思って想像しながら見渡せた。
攻略には失敗したけど、後世に凄いなぁと思わす事業を短期間で築けたってだけでも長い目でみれば成功だよね。(水攻め自体できてなかったという説もあるけど)簡単に落としてたら文章一行にもならないもんね。
そしてここから下って駐車場への道が水攻めにした時に築いた石田堤だそうだ。
往時はもっと盛ってたのかな。
古墳よりはグッと身近な戦国時代の方が興味深く、天気も良かったので取り敢えず楽しかった。
他にも古墳は幾つもあって、中に入れるのとか、模型が飾られてるのとか、博物館もあったけど、みんな古墳には興味なく、それより腹減ったと、すぐ近くのフライの店に歩いた。
このフライがまた不評だった。
自分一人で来たときは空いてて店の人とのんびり話せて好印象だったけど、、(その時の→)
で、駐車場に戻って「博物館はどうする?」「有料だしいいよ」「それよりホームセンターに行こう」「100均も行きたい」「腹が物足りない」と言う感じで出発。
別のスポットにすれば良かったかな?まぁのんびりぐだぐだと楽しかったからいいかな。