長井市上伊佐沢にある江戸彼岸桜の古木。
地元の関東は桜の散り時だし昨夜会津でも満開の夜桜を見て桜はもう満足って気分だったけど、山形に来たらまーだ全然咲いて無くて、これから咲くちょっと手前の春待つ桜って言うのも乙なものだとか思って来てみた。
ら、
やっぱり全然咲いてなかった。
っていうか随分と年召した老木でホントに咲くの?って雰囲気。
この樹は国指定の天然記念物。
樹齢推定約1200年だそうで、かの征夷大将軍、坂上田村麻呂が当地を訪れた際に地元の娘と恋仲になり、田村麻呂が去った後に娘が死んだとの知らせを受けて桜を贈って植させたものだとか、、
咲いた姿を想像するのが難しいなぁ、、と思いつつ周りを一回り歩いてたら、つぼみが出てる部分もちゃんとあった。おお咲くんだね。
そして、周りには小さな桜とかも植えてあって、先にもう咲いてる樹とかもあった。その桜を見つつ、こんな花でいっぱいになった姿とか、、、んーやっぱ些むづかしい。
なんて思ってたけど、よくみたら部分的に開いてる花もちょこっとあった。 花は濃いめの紅色で咲いてる白めの桜とは全然別だった。これがエドヒガンか。
誰もいないのでゆーっくりぐるぐると周りを見て回った。
朝日を浴びていい感じ。
満開で人だらけより、ちょこっとでも咲いてて誰もいない方がいいね。
さて、
車に戻って出発前に、この「伊佐沢の久保桜」を含んだ『置賜さくら回廊』というのをスマホで調べてみた。
ら、
いくつもの名のある桜の古木を訪ね歩くルートのようだった。
面白そうだから辿ってみることにした。どうせ他も咲いてないだろうけどね。いやいや、咲いてないからこそ悠々と訪ねまわれそうだよね。