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下柏の大柏

ファイル 1501-1.jpg四国中央市下柏町柏槙にあるイブキの大樹。
近所の子供が遊びに来てて町角の小さな公園みたいな感じで駐車場は無く、路駐でサッと見ようかと思ったけど目の前のコンビニが広い駐車場だったのでちょっと端に停めて、買物がてら的に見て歩いた。

大柏は国指定天然記念物で、案内によると樹高15m、根周14.3m、幹り8.34m、樹齢1200年以上の古木だそうだ。
そういえば柏の木って見たことなかったので、興味持って寄ってみたけど、なんか流れるような勢いある毛筆が似合いそうな幹でカッコよかった。へーこれが柏かぁ。(案内には「イブキ」と書かれてたけど)

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木のまわりをゆっくり見ながらひとまわり。
千年以上の古木とは思えない生き生きとした風貌。
古木だけに裏側には祠があって、榊も新しくお茶がお供えしてあった。

葉も青くふさふさで垂れた先の葉を近くで見ると実もなっていた。
あれ?そういえば柏の葉って柏餅のあの葉じゃないのか?
あれ?あれ?

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スマホで調べてみたら、「柏」というのは二種類あって、柏餅の柏はブナ科の落葉樹、本来は「槲」と難しい字で書くそうだ。
こちらの大柏はヒノキ科の針葉樹で、案内にもあったイブキ。一般的な呼び方では「ビャクシン(柏槇)」と言うらしい。単独でカシワとは呼ばないけど漢字の「柏」はこちらの種を表すのが正しというややこしさ。

ちなみにウチの近隣の千葉県柏市の「柏」は樹木の柏から来てるわけではないらしい。(蕨市だってワラビと関係ないし)

ファイル 1501-4.jpgさて、コンビニではトイレ借りた後またアイスコーヒー、、、と思ったけど、お腹もゆるいので少し自重してパックコーヒーを買ってみた。
このいわゆるコーヒー牛乳はわりと地域色があって、愛媛県は「らくれん」の本拠地なので御当地物。
しつこくなくておいしかった。飲みながら出発した。

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