日向市美々津町の美々津港に面した海沿いにある石碑。
「神武東征」つまりイワレヒコが進軍して大和を征服し、神武天皇に即位する時の船出の地がココだそうで、天皇御親率の水軍が初めて編成され進立した地だから「日本海軍発祥の地」とすると昭和17年に建立された大波型の石碑。
「碑文の文字は、時の内閣総理大臣海軍大将米内光政閣下の揮毫」とあるけど、昭和17年じゃもう総理大臣じゃないよね。
石碑は戦後に米軍によって破壊され、昭和44年に海上自衛隊の協力で復元されたそうだ。
んーなるほどね。
、、でも、なんかいまいちピンとこなかった。
自分の考えだと海軍っていうのは海上での戦闘、もしくは海上からの攻撃を主とした艦艇の軍隊だと思うので、進軍のための輸送船団は海軍じゃないんじゃないかと思うけど。。
まぁ、そんな石碑を建てた三年後には海軍自体なくなっちゃうんだけどね。。
さて、そんな石碑は「立磐神社」の参道入口にあるので、神社の方にも歩いてみた。
由緒とか案内はなかったのでよくわからなかったので挨拶程度にお参り。(それはそれで失礼なのかな?)
境内には「神武天皇 御腰掛之磐」というのがあった。ホントかなぁ、、進軍前に「天」を名乗る長を石に腰かけさせるかなぁ、、
そして沢山のカニがこちょこちょ歩いてた。けど素早くて写真は失敗。
そして神社の裏から耳川河口の美々津港に出ると、美々津大橋が目の前に見え、閉じた湾港の口の方に日が昇って眩しかった。
ああ、なるほど、これは整備せずとも自然の地形で静かな池のような湾港になってて、波を気にせずに出航準備が出来る良港だわ。
そして眩しい朝日が出発気分を盛り上げてくれる感じだった。