日向市日知屋の日向半島の付け根の日向灘に面した神社。
天照大御神を御祭神として「日向のお伊勢さま」と呼ばれ親しまれてる神社で、近代以前はそのまま「天照皇大神宮」という名だったそうだ。
さて、入口の石の鳥居をくぐるともう目の前は柱状節理の磯の海岸で日向岬に連なる雰囲気を出していた。
看板には「三代の亀」とあり、その磯に三匹の亀岩が見えるとあったけど、、看板の写真と見比べなきゃどれが亀だか判らなかった、、
玉砂利を歩いてカッコいい門をくぐると社殿が見えた。
そのカッコいい門と同じ神明造りの銅版屋根で、尖った両端の千木だけでなく間に並ぶ鰹木も突き出てて、まるで波の勢いを思わせる形に見えた。
お参りしたあとは、その先の海岸も眺めた。
こっちの方が広く柱状節理のハッキリ見える海岸で、こんな海の目前に玉砂利の境内があるのも不思議な感じ。
奥の方には、天照皇大御神の孫の瓊々杵尊が登ったと伝えられる「神座」という巨石のさざれ石や、「龍神の霊」という丸い石が水たまりの中に収まっていたりした。
その先はさざれ石の岩場になってて、少し歩いてみたけどフナムシが多くてちょっとビックリ。普段は湾港のコンクリ部分で良く見慣れたフナムシだけど、岩場の草むらに逃げ隠れる姿は別の虫みたいで気持ち悪く感じた。。
そんなことより、神々しく差してきた朝日が気持ちよかった。
こんな早朝に神社に来るのも滅多にないし、そんな神社の前がすぐ海で、更に朝日が昇って、まさに日向の国だね。
物凄く清々しくいい気分。いい一日になりますように。
そしてゆっくり駐車場に戻った。
ホントは、此処から歩いて数分の海岸の岩場に「龍宮」と言う岩窟があって、中から見ると外の明かりが龍の立ち上る姿だそうで、ヒジョーに興味深く行ってみたいのもヤマヤマだけど、「結構上り下りのある細い岩場の道で足元も不安定」というのでヤメタ。
ヒザ痛いからね。。
まあまたいずれ、、、