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伊能忠敬記念館

最初は軽く散歩がてら「山車会館」でも見ていこうかと思ってたんだけど、入口まで来てみたら有料だった。。 ここで400円払うなら伊能忠敬記念館に行った方がイイな、、と思ってそっちに歩いた。

あーだったら市街中心にもっと近い無料駐車場に停めれば良かったかな?と思ったけど、散歩散歩。少し歩かないとね。
佐原市街中心の県道の町並みは地震被害の痕も消えてしっとり落ち着いて、人も車も少なくゆっくり歩けた。

ファイル 1310-1.jpg

忠敬橋から小野川沿いに曲がった小江戸の町並みも、歩行者は疎らで静かだった。
来るならこの季節だね。観光モードの混んだ街は落ち着かないよ。

ファイル 1310-2.jpg「伊能忠敬旧宅」の前に架かる桶橋を渡った先の茶屋は、昨年TVドラマ「東京バンドワゴン」で主人公宅の古本屋としてロケ地に使われた建物。
んーどう見ても古本屋の入口には見えないよなぁw
そのドラマは多部ちゃんが出てたからずっと見てたので少し愛着有る風景。
そしてそのロケ地のすぐ前が「伊能忠敬記念館」

伊能忠敬は江戸時代に全国を歩いて測量して正確な地図を作り上げた偉人。
もうドライブ中でも普段でも(トイレでも)地図を眺めるのが好きな僕としては神様のような大英雄。この記念館は前から一度行きたいと思っていながら、楽しみをとって置くように勿体ぶってまだ入った事なかった。
で、やっと踏ん切りついて来れて良かった。

中は撮影禁止なのでアシカラズ。

ファイル 1310-3.jpg

入ってすぐに展示ガイドツアーが始まって、丁寧な案内を聞きながら見て回れたのでかなり楽しめた。
ガイドツアーの後にまた一人で一回り。展示された(国宝を含む)幾つもの地図をゆっくり眺めて大満足。
ところで、どの地図にも佐原も霞ヶ浦も無く北総地域がないのは意外だった。(琵琶湖や猪苗代湖や浜名湖はあるのに)

忠敬は18歳の時に婿養子としてこの佐原の伊能家に来て、才能発揮して伊能家と佐原の町を盛り上げて、49歳で家業を息子に譲って引退。
そこから江戸に出て天文学を勉強し、測量を学び、全国を回って緯度経度を測定して地図を作成した。
いやぁ50歳から始めた第二の人生で世界に誇れる偉業を成し遂げるなんて凄いよなぁ。(自分もまだまだこれからなのかなぁ)

記念館を出て、来た道を戻った。
「伊能忠敬旧宅」も見ていこうかな、、とか思ったけど、以前も見てるし(→)地図は関係ないのでいいやとスルー。ゆっくり歩いて車に戻った。

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