富岡市妙義町岳の県道沿いにある道の駅。
妙義山をドライブするときは大抵寄る場所で、暖かければソフトを食べることが多いので点景記事にしてたと思ってたけど、見返してみたら無かった。意外。
今日は寒いから奥の食堂を覗いてみた。案の定半端な時間だから空いていたのでここで食事。
ざる蕎麦と舞茸御飯をたのんだ。ら、後から来た後ろの客が「天ぷら蕎麦の天ぷらの具は何ですか?」なんて質問してて珍しいこと聞くなぁ、、なんて思ってたら「下仁田ネギになります」だそうで群馬の御当地もんだった。それはそそられるなぁ。ナイス質問。(旬の今時季だけのメニューのようだ)
ってわけで、こちらも単品で天ぷらを追加した。
蕎麦はまあまあ普通においしい悪くない蕎麦。一気に啜れた。
舞茸御飯はミニで甘めだけどキノコがたっぷり入っておいしい程良い一膳。
で、追加の天ぷらは掻き揚げタイプの下仁田ネギ。これがネギたっぷりでネギ好きには堪らなく香ばしい絶品だった。
去年は群馬出身の某元大臣のせいで変な風に話題になった下仁田ネギだけど、やっぱ美味しいねぇ。これは食べてよかった。
後ろの席の人、ありがとう。
さて、食事を終えて外に出ると、他の人がこぞってすぐ先の「妙義神社」に歩いてたので、じゃあ、たまには参ってみるかと軽い気持ちで歩いてみた。
ら、県道の大きな鳥居の先はずっと坂道。
結構な勾配で続いていたけど、老若男女みんなのんびり歩いてたからそんなたいしたことないだろうと思って進んでみた。
少し登ると赤い大きな「総門」に出た。
安永2年(1773)に建てられた重要文化財の立派な門ながら塗装は新しくキレイで赤い中に青い波の彫刻が目立っていた。
ふー、いい運動になったわいなんて思ってたらとんでもない、ここはまだ入口で拝殿まではまだ更に石段が続いていた。
うげー 。。昨日行った海辺の神社の石段がカワイク思えた。。
でも此処まで来てヤメようとは思わず、なんのこれしきと登ってみた。
手すりないしうねってるし石段も昔のまま風でゴツゴツだったけど、段は高くなくて登りやすかった。
途中で息が切れた、、ここは一気に登り切れずに途中休みながらゆっくり登った。まさか二日連続で石段でヒーコラ言うとは思わなかったww
長い石段を登って随神門の前で休憩。
振り返った眺めは麓が一望(写真は明るくとんじゃった、、)いまさっき温泉で眺めた眺望ほどではないけど、やっぱ汗かくと登った実感がプラスされていい眺め。
呼吸も動悸もなかなか治まらず汗を拭き拭きゆっくり眺めた。
そしてもう一息。最後にちょこっと登って「唐門」をくぐって境内に入る。
この唐門も艶やか。門の中の天井に龍の絵が描かれていた。
そして拝殿にお参り。
全然初詣じゃないんだけどそのくらいの気持ちで拝んだ。
この拝殿から続く本殿まで宝暦6年(1756)の建造に建てられた重要文化財。やっぱりキレイに塗られて彫刻も凄かった。
とくに虹梁に彫られた金の龍は派手でかっこよかった。
本殿は囲いの格子から覗くと総門と同じ様な波の彫刻で飾られ、その前の庭に積もった雪が残ってて清らかな雰囲気だった。
ゆっくり一回りして下る。
順路は一方通行なので下りの道は別のコース。表の石段より緩やかな段で長く折り返して下る。こっちで登れば随分と楽そうなんだけど、それじゃつまらないのかなw
途中に妙義山の登山道(上級編)の入口があった。
折り返したトコで、さっき上った石段が真横に見えた。
まだまだ続々と登る人達が苦労してる様子が見れて気分がいい。がんばれがんばれ。