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日和山公園

ファイル 1164-1.jpg酒田市南新町の酒田港と最上川河口に面した丘の公園。

前回来たのは5年前。丘の上の方で車停めて展望台でメール打ち休憩しただけだった。
今回は丘の下の駐車場(こっちが第一駐車場だそうだ)に停めて、トイレの後、ちょっと朝の散歩。
高齢の方々だけど朝から歩いてる人を見かけた。

ところでこの公園、入口に「日和山公園」とか園内案内図とかっていうのが一切なかった。
こちらの画像は、「文学の散歩道案内板」だそうで、公園に限らず近隣にある句碑や歌碑などの文学碑の配置図。
とりあえず灯台と展望台への道がわかったからいいけど。

さてまず公園を歩くと最初に見えたのが池に浮かぶ船。
カッコイイ。
これは江戸時代に酒田に寄港してた「千石船(日和丸)」
米を千石(150トン)積めるという大型の北前船で、これはその二分の一で再現した模型だそうだ。(どうせなら実物大にすればいいのに、、)

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へーこんあのあったのか、知らなかった。
じっくり眺めた後、先に歩いて丘を登った。

お次は灯台、「日和山六角灯台」
明治二十八年に最上川河口に建てられた物を移築保存。
ん?移築保存てことは本名は日和山って名前じゃないんじゃん?まぁいいか。
「木造建築では国内最古の灯台のひとつ」(最古とは言っていない)だそうだ。
細かいことはともかくカッコイイ。

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そして少し回る形で展望台に出た。
あれ?こんな感じだったっけ?少し整備して新しくなったかな?
僅か5年前だけどあんまし覚えてないな。。

展望台の真ん中には「方角石」という物があった。
「寛政六年(1794)の文献にすでに見えており日本最古のものであろう」(最古とは言っていない)だそうだ。

そしてあの灯台の横に夕陽が落ちる「眺望点」だそうだ。

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最上川の河口の眺めだけど、海はちょっとよく見えず、街も中心は遠く、山は遠くに月山。
んー今ひとつインパクトに欠ける眺望。だけど、朝の爽やかさで気分は良かった。(最近お気に入りのモガミンだしね)
5年前は前の晩にラジオで忌野清志郎の訃報を聞いて、ここで友達とメールで清志郎の話してたんだっけ。

さて、丘の上の方の入口(前に来た方)に歩いてみたけど、やっぱり公園名を標した物とか園内案内図とかは無かった。
大きいのに変わった公園だなぁ。

ファイル 1164-5.jpgそして前の通りを少し歩くと、映画「おくりびと」の山崎努の葬儀屋事務所のロケ地。
前来たときは映画を観てなくて「へー」くらいに眺めたけど、その後帰ってからレンタルビデオで見たので印象違うね。

前の通りの向かいには神社「日枝神社」があった。
立派な山型の鳥居と大きな山門「随神門」があって濃い雰囲気だったので、ちょっとお参りしてみた。

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拝殿は表を鳳凰や龍の彫刻が飾ってたけど、内側は四匹の猿が柱を支えていてユニークだった。
大きく立派で雰囲気有る神社だけど、総社(?)の文字が消された痕が見えてたり、手水の水が止まってたり、本殿は閉鎖して見せないようにしてたりで少し残念だった。

ファイル 1164-7.jpg神社の横の森の中には大正の木造洋風建築物「旧白崎医院」があった。
わー。色々有りすぎ。
ここ、無料で中が見れるそうだけど、勿論早朝から開いてるわけもなく、周りだけ眺めて見た道を戻った。

トイレ休憩のついでの軽い散歩のつもりで30分ものんびりしちゃった。
でも車に戻ってまだ7時。気分は余裕たっぷり。
今回のドライブは、やたらとペース悪いなぁーなんて思ってたけど、こういうのが原因なんだろうね。まぁ楽しかったからいいけど。

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