高岡市東海老坂の二上山万葉ラインにある展望公園。
「城山」という名前だったので、お、これは、、と思ったら案の定「守山城」という城跡だったようだ。
ちなみにこの城山は二上山の西峰で標高259mの山頂なんだそうだ。
「守山城跡」の説明は簡単にあるけど、その形の解説は無く、気にしなければ歩きやすい平らな公園なんだけど、ここがこのままの形で城跡だと考えると随分と思いきり山頂をキレイに削った城跡だなぁと思った。
城の歴史は南朝時代と古く、戦乱で何度も落ちたりしてたようだ。
前田利家の嫡男の利長が富山城に移るまでの十三年間も居城してたとか書かれてた。
さて、城はともかくここは眺望。
「ふるさと眺望点」と案内された三ヶ所のポイントで展望。
まずは一番開けた南東の高岡市街の眺め。
高岡から富山に続く平野の市街地が広く見え、左脇には富山新港まで見えた。
これ夜景ならさぞかしキレイだろうと思いつつ、いやーそれより澄んだ晴れの日なら北アルプスをバックにいい眺望だろうと、出来たらそういう時季にまた来たいなと思った。
次は北側の能登半島方面の眺め。
こっちは桜の樹が邪魔して広くは見えないんだけど、氷見の町から富山湾が見えた。
近くでケキョケキョと鳴く鳥がいたので写真を撮っといた。
これは「シマアカゲラ」かな?
その先に平和観音像が立ってた。
んーなんかちょっと温和なおっさんぽい顔の観音像だった。
おばちゃんぽいよりは平和な感じかな。
そして一番奥の南西の小矢部方面への眺め。
これは「小矢部川蛇行」と案内されてて、なるほど解説の通り小矢部川の蛇行が正面から見えた。
石川県を出てちょっと気が抜けて呆けた感じの夕方だったけど、気侭に来てみた「二上山万葉ライン」の道とこの眺望で元気復活。
来て良かった。