愛南町(旧西海町)外泊の西海半島の海に面した斜面にある集落。
案内を何度も見かけてて、ちょっとどんな感じかと気まぐれで寄ってみたくらいの感じだったんだけど、車降りて見上げた山側の集落全体が石垣の段で装っててイイ雰囲気。
もっと平面的な石垣の壁が続く感じかと思ってたけどそうではなくて立体的でカッコよかった。おお。おお。いいね。
小雨降ってたけど傘さして歩いてみた。雨に濡れた石畳は滑りそうなのでゆっくり歩いて登った。
結構な斜度に高い石垣でまるで城郭!いやーへたな城址よりよっぽど強固な印象。これはすごい。
途中で見る脇道も石垣が連なってかっこよく覗き込みながら通過して、真っ直ぐ登って振り返る景色もイイ眺め。
一番上の方で横に曲がってみたりした
上の方は段々畑のように細かい段が遺跡のように重なっていた。
すごい雰囲気。少し折れながら宅地中に下って歩いた。
いやーどこもかしこも手を抜くこと無い石垣の壁が見事。
小さな郭のように空き地になった部分があり所所で眺めがよかった。(でもこれは過疎化の寂しい現状なのかな、、)
目の前の湾になった海がよく見えた。
横に横に進むと「七蔵垣」と名の付いたトコに出た。
「七蔵という人が17歳の時に築いた美しい石段」だそうだ。
その先には「だんだん館」という休憩屋敷。もちろん朝はまだ開いてなかった。
少し下ると広めの宅地跡に「遠見の窓」と書かれてた。
石垣の真ん中のへこんだ部分から夫の帰りを待つ妻が海を覗いてたというロマンチック?な休憩スポット。
細い空き地の段が花畑になってる箇所もあり、雨の日ながら楽しく歩き回れた。
いやー。こんなトコあるなんてまるで知らなかった。
以前この前の道を通った時はぜんぜん気付かずに通過して高茂岬に向かっちゃってたしなぁ。
ひょっとしたらその頃はまだ今ほど案内が出てなかったのかもしれないね。やっぱり一度通ったトコでも知った気にならずに何度でも通ってみるべきだね。