今治市通町にあるお城。
こちらの天守は復元ではなく模擬天守ということで興味薄かったんだけど、三年前(11/5/2)に通ったときが夜でライトアップされてたのがキレイで印象に残ってて何となく次は行ってみようと思ったのを思い出した。
いやぁ天守は模擬でも日本三大水城と呼ばれる城で、その姿を成す石垣と内堀は現存のものなので風格はそのままの史蹟だよね。
ってわけでその堀を渡って入城。
立派な石垣で聳える水城に渡る感じで雰囲気有るね。
?あれ?でもこっち側って海じゃなかったのかな?(高松城のように直接海に面してたわけではなかったようだ)
新しくツルツルの鉄御門(07年復元)をくぐると立派な模擬天守と勇ましい藤堂高虎の像が見えた。
この今治城は元々天守が存在してて、移築の為に解体した資材が亀山城に使われる事になったという説があるので、亀山城の古写真を基に再現してみたという少々乱暴な昭和の鉄コン天守。
まぁ展望よさそうだし(他に行くトコ考えてないし)、、と500円払って中に入った。
中は昭和の天守らしい資料館。もちろん撮影禁止。どこの城もそうだけど最上階手前の階は全国城郭写真とか並んでて脱力する。
でも最上階の展望は格別だった。展望塔と思えば悪くない。
今治市街の先に瀬戸内海と島々が広く見え、少し離れてしまなみ海道の橋が並び、右手にはうっすらと石鎚山(方面の山並み)も見えた。
反対側は市街の中心。足元の広い水堀と本丸にある吹揚神社から遠く山並みまで良く見えた。
海側は風が気持ちよく「次はどっちに廻ろうかなー」なんて取り留めもなく考えてたら、ちょうど友達からメール来たりして返信したりしつつのんびり展望してから天守を下った。
さて、ちょっと四国限定販売のジュース飲んで休憩。
そして天守の入場券で他の三つの再建された櫓にも入場できるそうなので順番に見てまわった。(っていうか櫓も有料かよ)
先ずは「御金櫓」85年復元。中は美術館。
思ったより奥行きあって広かった。
そして西側の山里門の脇にある「山里櫓」90年復元。中は武具などの展示館。
展示館は天守で飽きてた。二階への階段があったけど立入禁止の倉庫だった。(櫓自体倉庫なんだけど)
そして「武具櫓」これは天守と共に80年復元。だけど鉄御門の07年復元に併せて改装したのかな?中は出来立ての真新しい木組みが見える板の間で何もなく、写真もOKだった。櫓の大きさや造りをゆっくり観れた。
そして鉄御門の上から枡形に長い多聞櫓が続いてて、かなり奥までゆっくり観れた。これいいね!
正直、天守より興味持てた。 けど、長くて疲れた。
さてさて、城を出て堀を渡る。
そして堀に沿って車まで歩いて戻ってたら、堀に魚が沢山いるのに気が付いた。
しかもボラとかフグとかタイっぽいのとか海の魚だった。
あーここは海水まんまなのか。いろいろいて面白かった。
そして西日きらめくお堀と石垣の城の影が堂々としててかっこよかった。
そんな感じでたっぷり二時間もかけてゆっくりしてた。
(いくら次行くトコとか思いつかないにしても、、ヘタレ過ぎ)