鹿沼市仲町の121号沿いにある道の駅型休憩駐車場施設。
結構お気に入りで、ここ最近の日光方面からの帰りではほぼ毎回立ち寄ってると思う。
なので、いちいち点景記事にはしてなかったけど去年も三回くらいはきてた。
そしてお目当ては、すっかり好物の御当地名物「にら蕎麦」なんだけど、遠出の帰りは日が暮れてからの立ち寄りになっちゃって蕎麦屋コーナーが閉まってることも多くて悔しい思いをすることも屡々。
でも暮れも21日に来て食べたばかり。いやぁ冬には冷えそうな料理だけど飽きないよね。
で、そんな寒さ対策に今回は追加で「けんちん汁」もたのんでみたので点景記事にしてみた。
んーやっぱうまし。
しゃきしゃきで風味ある韮と柔らかくかわいい蕎麦の組み合わせがたまらない。
で、この「けんちん汁」は「つけ汁でもどうぞ」なんて書かれてたから少量試したけど、これは別の方がそれぞれの味わいがハッキリ楽しめて良さそうだ。ってことで先に蕎麦をペロリと平らげて冷えてからけんちん汁を啜って温まった。
けんちん汁はたっぷりの具で大根も柔らかくておいしかった。
嫌いな食材もちょこっと混ざってたけど、わかる範囲で摘出排除。概ね幸せな心地で食事できた。
食後すっかり温まったトコで気分よくデザート。
期間限定の「とちおとめソフト」なんてのがあったので食べてみた。
栃木県内といえば生苺のジェラが多いけど、シャーベット風なソフトも悪くない。
あー、また冷えちゃうな、、とか思ったけど日の当たる場所で座って食べてたら気持ちよかった。
寒い日に温かいトコで冷えた物食べるのは贅沢だよね。へへ。
さて、まだ遅い時間でもないので、そういえば前から少々気になってた「鹿沼の屋台」というのを見てこうと、案内に従ってすぐ裏の「木のふるさと伝統工芸館」に行ってみた。
なーんか日陰で寂しく入りづらい感じしたけど、ちゃんと「入館無料」と書かれてたので安心して入館。
中は工芸品売場から始まって奥には工芸品の箪笥や組子の欄間が並んでたけど、メインは鹿沼の屋台。
人形模型があるな、、と見てたらその前のガラスで仕切られた部屋(車庫)に実物が飾られてた。
へー。よく見えないけど大きいな。
と、見てたら、館の人が案内してくれて車庫にも入れて、解説を聞きながら間近に見れた。
おお!すげー彫刻。
それぞれの面がそれぞれ一枚の樹から彫られた物だそうだ。
キレイだから新しいのかと勘違いしたけど江戸時代後期の建造の文化財。
21年前にこの館が出来る以前は、祭りの時以外分解して保存してたそうで、この派手で煌びやかな色はその20年くらい前に保全補修して塗り直したそうだ。
因みに、塗ったのは日光の東照宮の塗り直しと同時期で、同じ人が塗ったそうな。なるほど通ずる物があるね。
こんな彫刻屋台が提灯ぶら下げて何台も町に繰り出すという秋祭りも紹介されて一度見てみたくなった。
秋か。忘れないようにしないと。