11/18 san 四日目
県道経由)202号〜長崎〜324号〜茂木〜県道〜日見〜251号〜愛野〜農道〜国見〜389号〜口之津〜島鉄フェリー
〜鬼池〜389号(途中324号経由で四季咲岬を散策)〜牛深〜三和商船
〜長島〜389号〜阿久根〜3号〜出水〜447号〜えびの〜221号〜都城〜222号〜日南(温泉休憩)220号〜南郷〜448号(南郷の道の駅で車中泊失敗)(都井岬手前で通行止めの為Uターン)
〜南郷〜220号〜日南〜10号(日向の道の駅で車中泊)
6時半に起きて7時に出発。
202号に出て長崎へ走る。ここ、橋で寺島-大島-蛎浦島-崎戸島と渡れるみたいだったけど、天気の悪い朝で特に気も乗らずにスルー。次回の為の取りこぼし。

角力灘沿いに走って、昨夜車中泊予定だった外海の道の駅でトイレ休憩。切り立った岬の上で風の強い寒い道の駅だった。ここで寝ないでよかったかも

↑道の駅「夕陽ケ丘そとめ」
←202号、三重町。
雲間からモヤ〜っと朝日。

あ。まだこの四角い国道標示が残ってた→

そして8時過ぎに長崎市街に戻る。
朝の長崎は多少混んでたけど、日曜なので左程でもなく楽に通過。市街地中心を突き抜けて324号に出た。

202号、長崎市街、幸町→
over! 長崎駅手前のロメン電車。

←324号、思案橋。
昼間は大渋滞の歓楽街。
324号は市街の背の山を登って長崎半島を横断する道。ぐんぐん坂を登る。

324号、長崎市愛宕。バスの後で蝸牛走行→

それにしても長崎のこの斜面に犇めく住宅街はスゴい。地震とかないのかな?

ひと山越えて茂木港に出たのが8時半。324号はここからフェリーで天草に渡る海上区間。
フェリーの時間を見てみたら7時に出てて次の便は10時。。あらら。一時間半も待てないのでパス。

←県道、太田尾町付近。

海沿いのクネクネ県道を走って宿町に出た。

このまま佐賀の方に走ろうかなとも思ったけど、取り敢えず島原半島でも走ろうと251号を東に走った。

251号、諫早市飯盛町→
そいえば長崎県はカーブとかで青く塗った路面が多かった。

愛野町まで走ったところで広域農道の「雲仙グリーンロード」というのがあったので曲がってみた。
広域農道にありがちな走りやすい道だけど、景色はつまらなく観光バスも多かった。
つまらない道で近道するのがドライブじゃないから国見町で389号に折れた。
そういえばここの389号は初めて走る道。グングンまっすぐ雲仙岳に登るマイナーな狭めの国道だった。

389号、国見町多比良戊→
正面に雲を冠って聳える雲仙岳の山並み。
冒険映画の悪の棲む秘境みたいな雰囲気。
over! 舞岳付近の登り。道狭め。

ひと山登った峰で、広く走りやすい県道に合流した。。

←389号、正面に雲仙の山々。

だんだん雲も割れて天気がよくなってきたから仁田峠循環道路という有料道路を走ろうかと思ったら、この道は一方通向だそうで此方からは入れなかったのでヤメた。

雲仙で57号と合流。湯煙の雲仙温泉を抜ける。

389号(57号重複)雲仙温泉↓
記憶に新しい噴火した山の上に温泉ホテルやゴルフ場があるのが些不思議な感じした。
57号と別れて389号を下る。
こっち側も389号はややマイナーな道で車は少なかった。

389号、下りの道と高岩山→
おそい車もすぐにパス。

だけど、尾根上に畑があったりして島原湾も見えて緩やかな走りやすい道だった。
山を下りきった海岸の口之津町にフェリー乗り場があった。
この389号も海を経て天草に渡る道。でもてっきりここのフェリーは廃止になってたと思ってた。(三角〜島原のフェリーと勘違いしてたらしい)
これまたちょうど乗船作業中。タイムリーで迷わず乗船。(¥1,950)

計らずも思ってた方角へ進めた。っていうか、よく考えればこの航路こそ5月に行こうと思って先送りしたルートじゃないか。

30分程の船旅で天草下島の鬼池港に到着。
海上は天気よくポカポカで海原眩しく良い船旅だったけど、天草に着いたらまたちょっと曇り出した。
↑鬼池港。天草四郎の銅像がお出迎え。

←389号(324号重複)上津深江 付近。
右前の島っぽいのは砂州で繋がった富岡の半島。

ちょっと寄り道で富岡の半島の先の四季咲岬まで行った。駐車場は岬の公園の一角で海も見えなかったので車を停めて灯台まで歩いてみた。わりと登って歩いた。

ん〜小さな四季咲岬灯台の前の海は270°くらいの展望で正面の長崎半島もよく見えたけど、天気悪くてパッとしない景色でちょっと歩き損な感じ。

↑四季咲岬公園の駐車場。

←富岡港の先に富岡城趾。

その後、富岡港に行ってみたら丘の上に富岡城趾が見えた。
車で上まで行けるなら、、と思って登ってみたけど、駐車場は少し下。疲れてたからヤメて引き返した。後から思えば岬なんか歩かずにこっち登れば良かった。。

389号に戻って下島の西へ走った。

389号、富津→
羊角湾の入り江の橋。
正面に崎津天主堂。
環境省の日本のかおり風景100選だそうな。
曇ってて残念。。

266号に合流。島の中央を南西に進む。

天草市の案内標示は少々洒落てた→

←緑+橙のバス停みたいな標識は九州でよく見かける屋外広告禁止区域の標識over!
ん〜どう見ても手前の看板は。。。

天草下島の西端の牛深まで走る。
ここ、前に来た時は、フェリーの最終便30分遅れで到着してヤムなく引き返した町。4年越しの再訪問。

今回は次の船まで50分。GOOD。
このフェリー乗り場は観光案内所や土産屋や市場やレストランのある「うしぶか海彩館」という建物になってた。取りあえず食事しようと見てまわった。

その中で面白かったのが「いけす広場」の中の流れるプールの様な環状のいけす。
泳ぎ続ける大きな真鯛の群れ!いや〜これは面白い。すっかり見入ってしまった。
↑元気に泳ぐ真鯛の群れ。over! click!

←「レストランあおさ」の窓の前のハイヤ大橋。

さて、レストランでは牛深ハイヤ大橋を正面に眺めながらの食事。食べたのはちょっとリッチに海鮮丼。
おだしをかけて食べる新鮮な刺身の丼。これはウマかった!ああ、なんか昼からスゴく贅沢。
食後に軽く近辺をドライブしようと思ってたけど、真鯛のせいか丼のせいか気が付けばもう出港10分前。。
ハイヤ大橋だけでも走りたかったので5分だけで下須島にチョロッと渡ってきた。

←下須島から見たハイヤ大橋と向いの牛深市街。
over! 橋の交差点。 click! 海の上の信号待ち。

すぱっと戻って来て389号ルートの三和フェリーに無事乗船。(¥2,100)

本日二度目の船旅。長島海峡を渡る。
またしても海上は天気よく海原眩しかった。

こちらも30分程の軽い船旅で同じ天草諸島の長島に到着。

あ。ここってもう鹿児島県じゃん。(「鹿児島までは行きませんよ」とか掲示板に書き込んだばかりだったのに)渡ってから気が付いた。。
鹿児島まで来たら、沖縄とは言わずとも種子島や屋久島、奄美あたりに渡りたくなっちゃいそうで、、でもそれもいいかな。。いやいや帰れなくなっちゃう。。という葛藤と闘いつつ。。当初はぐるぐる回るつもりだった長島も国道だけで走り過ぎた。(というか389号が離島を感じさせない走りやすい道だった)

←389号、黒之瀬戸。対岸は九州。
over! 黒之瀬戸大橋。

阿久根の郊外で3号に出て389号終了。熊本方面に曲がる。
このまま3号を走って八代あたりで熊本ラーメン!。。とか思ってたけど、ああ、そういえば今年は宮崎県を走ってなかったんだよな。。というのを思い出して、出水で447号に曲がった。

447号、出水市街→
可愛らしいイヌマキ?の並木。

出水の市街を走ってたら「かごしまロマン街道/武家屋敷群」という標示を見かけた。ちょっと寄り道♪

市街中心からは少し外れた麓町という所にある武家屋敷街に入り込んでみた。

↑出水麓武家屋敷群の街並→

ここはかなり広い区画がずっと武家屋敷。石垣と生垣の並びが綺麗な街並だった。
徐行しながらしばらく雰囲気ある街をチョロチョロ走り回ってみた。

さて447号に戻って東に走る。
この道は鹿児島県の北を県境に並んで走るような道。
鹿児島県から早々に脱出するつもりで思いのほか楽しんでたりして。。

←447号、大口市郊外。

447号、県境付近。雲が良い感じ→

ずっと走りやすい道だったけど鹿児島と宮崎の県境の峠道は(名無しの峠?)少し幅員減少。とはいえ400番台にしては楽だった。

447号は京町温泉で268号と合流してえびのまで走り切った。
えびのからは221号に出て、暮れる空と霧島山のシルエットを横目に小林を抜けて都城まで走った。

←221号、小林付近。
夷守岳を真ん中に右に霧島山、左奥は高千穂峰。

都城に着いたのが6時半。
ここらでメシ、フロ、ガス、、と思ってたけどついつい通過。222号に出た。まあもう少しいいか。

221号(10号重複)都城市街→

222号は初めて通る道だけど真っ暗で勿体ない気がした。

←222号、飫肥の街。
灯籠が灯ってて通り過ぎるだけでも感じの良い城下町だった。やっぱ勿体なかったかな。まあいいや。

さて、日南市街で給油した後、国道沿いに見かけた「名物のからあげ」という看板に惹かれて『日南路』という店で夕食。
ラーメンも看板メニューって感じだったので「日南路ラーメンから揚げセット」を食べた。
タレをつけて食べる棒状の唐揚げはうまかった!
ラーメンは食べてビックリ。味噌ラーメンだった。九州で味噌ラー食べるとは思わなかった。
あとはフロ。
ナビで検索して行った所は、「2年前から日帰り湯の営業はしてないんです」と言われた。。やっぱ地図は新しいものに更新しないとな。。でも親切に「ここら辺で日帰り湯ならかんぽの宿のホテルの風呂がイイですよ」と教えてくれた。ありがとー。
というわけで「かんぽの宿 日南」で日帰り入浴。かなり広くてキレイでイイ湯だった。

そして日南から220号で夜の日南海岸を南に走り、南郷から448号に曲がって道の駅「なんごう」で車中泊。寝たのは10時半。

が。1時間で目が覚めちゃった。
なにやらガキ共が集まっててうるさく、ワザとらしい笑い声が気になって眠れず、イライラして起きて出発。

翌朝行こうと思ってた都井岬方面に走った。が。448号は岬手前で通行止。
迂回路が細い急勾配の道で、ちょっと夜に通りたくなかったからUターン。(っていうか岬に寝るトコがあるとも思えず、引き返して正解)

448号から220号を戻って夜の日南海岸を一気に宮崎に走る。
今回もまた宮崎素通り。九州の県庁所在地で唯一寄り道してない馴染みの無い都市だけど、、まあまたその内ね。

10号、宮崎市街→

宮崎から10号を北上。日向の道の駅まで走って、今度こそ車中泊。2時に寝た。


翌日→
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