7/3 mon ダルースドライブ
朝はゆっくり朝食をとって、九時半に出発。
今回運転するのは従姉の車のRAV4。従姉に隣に乗ってもらって出発。

四年ぶりのアメリカでのドライブで右側通行も少し不安だったけど、住宅街は公園みたいだし、大通りは広く真直ぐだし、道がとにかく走りやすいのであまり問題ではなかった。

まず近所で給油。
ガソリンはレギュラーが1ガロン$2.96くらいだった。単位が違うから全然ピンと来ないけど、1gallon=3.785L $1=¥115 と考えるとリットルで約90円くらいかな?安い!と思うけど、これでもかなり値上げしてて高いんだそうだ。
そしてすぐ近くのイーガンという町に住む従姉の息子宅に行き、息子家族と一緒に車二台で再出発。いや〜助手席の案内がある上に前の車に付いて行けばいいので凄く優雅で楽なドライブだわ。

道はすぐにハイウェイのI-35E(都市部で二手に分かれた35号の東線)に乗って北に走りセントポールの都市を抜ける。

←I-35E、セントポール

↑I-35、EとW合流後の片車線

そしてそのままI-35をひたすらハイウェイドライブ。
上下線離れているので右側通行って事を忘れちゃいそう。。

この道はずーっと真直ぐで森の部分が多く時折湖が見える、ミネソタらしい印象の道。

←I-35 over!

↓I-35 道脇に見えた小さめの湖

たまにイージーライダー世代のハーレーのおっちゃんがカッコよくノーへルで飛ばしてた。バイクのヘルメットは義務じゃないんだってさ。

走る車は日本車が多かった。半分くらい日本車だった。ムラーノとレガシーをよく見かけた。

そういえばカリフォルニアと違うのは車線のライン。ちゃんと全部線が引かれてた。

途中、サンドストーンってトコで前車の給油で少し休憩。

I-35をずっと走ってセントポールから約三時間でダルースの町の入口あたりまで来た。ここのビジターセンターに寄った。

←ハイウェイ脇の道
先に見える川向いはウィスコシン州。

このビジターセンターは丘の上にあって最高に眺め良かった。正面の湖っぽいセントルイス川の河口からダルースの街まで見渡せた。
ここでミネソタ州の地図をもらった。従姉の見やすい地図はあるけど自分用の持ち帰る地図がほしかったのだ。
いいねぇビジターセンターって。観光案内から店の紹介までしてくれる。日本の道の駅もこんな感じのサービスやらないかな?
そしてダルースの街に到着。ハイウェイを下りて少し市街をドライブ。
とても古風なレンガの建物や教会が並ぶ雰囲気のイイ街だった。
そんな街の先に鉄骨の塔のような橋が架かってた。

そのまま橋を渡った。
変わった感じの面白い橋で、渡る道の部分もアスファルトではなく鉄骨で、通る時の踏み心地も面白かった。

↑ダルースの街 over!

ダルースの可動橋→

渡った先で脇道に入って木陰に車を停めて少し歩いて橋を近くで見た。

橋を戻り、またI-35に戻る。このI-35はここダルースが終点。そのまま進んだらC-60号になった。この道をそのまま走る。

このC-60はスペリオル湖の北西岸をカナダの国境まで走る地方道。別荘地と思える家並みの通りを抜けて街を抜けると、観光用の湖沿いの道とバイパスに分かれた。

ウチらは勿論湖沿いの道を走る。
時折見えるスペリオル湖が綺麗だった。

C-60からスペリオル湖→
やっぱりデカくて湖という気がしない

しばらく走って、湖の見えるレストランで昼食。さっきのビジターセンターで薦めてくれた店だそうだ。

僕は昨夜ビーフだったのでこの昼はさっぱりとウォーライのフライサンドを注文。
ウォーライ(walleye)というこの魚はミネソタの州の魚なんだそうな。さっぱりしてて美味しかった。
左側のポテトフライ二個と右手前のピクルスの太いスティックもダイナミックでうまかった。
さて食事後も引き続きC-60を北東に走る。

C-60トゥーハバーズの町→

やがてバイパスと合流するとトゥーハバーズという小さな町に出る。こういう町中を通れるから地方道は好きだな。でも町中は少し混んでた。

更にC-60を走ると、だんだん景色が山っぽくなり、珍しくトンネルとかあったりした。でも山中でも広い走りやすい道だった。

←Silver Creek Cliff
というトンネル 
over!

そしてグーズベリー・フォールズ州立公園に到着。ここは滝のある自然公園。車を停めて少し歩いて滝を見た。

そしてもうちょっとC-60を先に走る。

少し走って次に付いたのがこの日の最後のポイントのスプリット・ロック・ライトハウスという灯台に到着。
この灯台は有名な灯台らしい。車を停めて灯台観光。

後は折り返し。同じ道をダルースまで戻る。

途中、トゥーハバーズで給油。
ここから先の給油は僕が払わせてもらった。
やっぱり日本のカードは読み込まず、店内で現金払い。やっぱ日本とはちょっと勝手が違うけど無事クリアー。

←トゥーハバーズ
右斜前のCONOCOというスタンドで給油

ダルースの貨物高架→と、港の積込施設↓
サビ色の鉄骨が鉄鉱山の町にマッチ
ダルースからは「行帰り別のルートで」という僕のリクエストでI-35ではなくてMN-23を走る。

町中でよく見かけた標識「スノーモービル注意!」→
さすがアメリカの冷蔵庫。

ダルース近辺は片側二車線の町中の道路だった。少し雑な町中を走る。やっぱこういう道の方が好きだな。

郊外に出てもしばらくは片側二車線だった。

←MN-23、すっかり森。
雲の裏に夕陽が隠れてて輪郭がキレイ

森と線路くらいしか無い道がずっと続く。走ってる車もあまり無く、対面道路になってもとても走りやすい道だった。

しばらく走ってたらヨコの線路を貨物列車が通り過ぎた。

貨物は すごーーく長かった。地平線くらい続いてるんじゃ無いかっていうくらいの感覚だった。(それは大袈裟?)
踏み切り渡りたい人はかなり待つ事になるので、遠回りしてでも列車の前や後ろで横断したりするそうだ。
MN-23でみた夕陽→
これで九時頃。

MN-23がI-35にぶつかるところで前車の給油と休憩。

ここで日が落ちたので、後は行きと同じだけどI-35を走って帰る。

さてすっかり夜道のI-35を走る。
途中どこだか憶えて無いけど食事する為にちょっとハイウェイを下りた。
で、やって来たのがデニーズ。
え〜デニーズぅ?アメリカまで来てデニーズぅ?とか思ったけど、来てみたらデニース クラッシック ディナーという少し変わった店鋪。
50年代の雰囲気バリバリの洒落た店だった。
室内もこった造りで楽しい。
これってアメリカのデニーズが全部こんな感じな訳じゃ無いよねぇ?
メニューも僕の知ってる日本のそれとは大きく違ってて、ボリューム満点の超アメリカン高カロリーメニュー。(そりゃそうか。。)

僕はレモンペッパーバターソースのチキンを食べた。おいしかった。(右のは大きなハッシュドブラウンポテト)

あとは真直ぐ帰る。
やっぱりアメリカの夜は日本と比べると電灯が少なくて暗く感じるけど、これで十分な気がする。
ハイウェイを下りるとほとんど車通りの無い静かな夜道だった。
家に着いたのは十二時過ぎ。充実の1日だった。