2006/4/17 mon 高知ドライブ
愛南県道とかで西海半島を走る)56号〜宿毛〜321号(途中、県道とかで大月半島を走る)(途中、県道で足摺半島を走る)〜四万十〜56号〜須坂(昼食)県道〜高知
(高知城観光)
33号〜三好〜192号〜徳島〜南海フェリー〜和歌山〜24号(かつらぎの道の駅で車中泊)
五時半に目覚めた。
前の晩の寒かったのを教訓に思いきり温かくして寝たので、寒くて起きたわけじゃないけど目が醒めてしまった。
窓が100%曇っちゃってたので霜とり待ちながら、地図見てたらこの道の駅のすぐ脇に西海スカイラインという有料道路があるみたいだった。朝日の眩しいスカイラインというイメージを勝手に想像して行ってみた。

←西海スカイライン入口

ひょっとしたら。。と思ってたけど、やっぱりこの道、無料化してた。ラッキー。

道は日陰が多く想像とは違ってたけど、途中に紫電改展示館というのがあったので寄ってみた。

紫電改→
個人的には局地戦なら雷電の方が好きかも

勿論こんな朝早くから開いてるわけないんだけど、入口の扉のガラス越しに見えた。おお。
対戦中ここの近くの海に墜落した一機だそうな。

ちょうどこの展示館のところが展望台になってて御荘湾の眺めが良かった。

←御荘湾の眺め

西海スカイラインが終わった先もそのまま西海半島を走って高茂岬に向かう。
わりと狭めの変な道だったので随分走った気がしたけど、地図見るとそんなでもないな。。ていうか相変わらずナビの調子が悪かった。。
↑高茂岬の駐車場と展望台。

高茂岬は、それまで変な道だった割りにちゃんとした駐車場で意外だった。車を停めて少し灯台まで歩いた。すごい眺めだった。

←高茂岬からの南の眺め。
 
over! 東の眺め。
手前の岬は鼻面岬(変な名前)

高茂岬からの西海半島の南側,西側の道は、部落とかもあるせいか、うって変わって走り易く展望もひらけて湾の眺めが良かった。

ハマチや真珠の養殖らしい
活気ある湾の景色→

 
over! 登校中の児童。朝の情景。

最後はスカイラインの下の北岸の道で御荘に戻る。
池みたいに静かな御荘湾と湾をこえるロープウェイのワイヤーが変な雰囲気だった。

56号に出て少し走るとすぐ宿毛に出た。ここで321号に曲がる。そうそう先月三浦の観音崎で写真見て足摺岬に行こうと思ってたんだよね。(と、ここらで思い出した)
ちょっと走ったら道の駅があったのでチョイ休憩。こんな朝なのに喫茶コーナーがやってたので、モーニングセットで宿毛湾を見ながら朝食。近所の人とかも来てて地元弁沢山聴けた。

←宿毛の道の駅のモーニング。俵型のおにぎりがカワイイ

出発する前に進行先の地図とか見てたら、柏島と言うのが目に付いた。地図で見る限りでは県道の橋で渡れるみたいなのでちょっと寄り道して行ってみる事にした。
ここも半島になってて大月半島と言うらしい。道は思いのほかキレイでナビにないトンネルとか開通してて島に渡る橋も新しく走り易かった。
柏島は小さな島で港があるだけで道のない島だった。渡っただけで港でUターン。戻る時は古い方の橋をわたってみた。ら。橋の上から見た海の水が凄くキレイで驚いた。

柏島の旧県道の橋→
海底までくっきり碧い

※この島はけっこう有名なダイビングスポットなんだそうな。

戻る時は来る時に気になった場所に寄りながら戻る事にした。
まずは観音岩。広い駐車帯で車停めてちょっと登る(またか。足痛い。。)でも登ってビックリ。凄い断崖の岩間にまさに観音様のような岩。

←観音岩。感激したので珍しく自分撮り。

次は大堂海岸を見に行こうと思い、新しいトンネルをくぐらずに旧道にまがった。ら。この旧県道がスンゲー狭くて心細い道で参った。しかもいつの間にか道間違えてるし。。

でも間違えたおかげで展望台に出た。ここも360°のいい眺めだった。
特に今渡った柏島がかわいらしかった。

この展望台付近は恐いくらい猿が多かった。近くに野猿公園とかあるみたいだからそこの猿だと思う。わらわらと数十匹うろうろしてた。

↑大堂展望台からの眺め柏島方面。 over!大堂海岸方面

←四国の猿。すごい元気で恐かった。

↓ちょうど十万キロ。ごくろうさま。
over! 場所はこんなトコ

そして旧県道に戻る。多分この道一日に何台も通らないんだろうな。。石や瓦礫や折れた枝とか落ちまくり。初日の冬期閉鎖区間みたいだった。

そんな不安な道を走行中にメーターが100,000kmになった。徐行に近い速度で走ってたから見のがさなかった。お陰さまでと言うべきか。。

そんな狭い道の途中に大堂海岸展望台(ショボイ鉄骨の展望台)があった。
少しだけ道が太くなってたので道脇に車を停めて見てみたらここもまたイイ景色だった。
まさに穴場だね。変な道でも通った甲斐があった。

←大堂海岸
ドライブが慣れてない人は来ない方がいいと思う。

元の県道に戻った時は少しホッとした。
やっぱ走りやすい道は有り難く、気持ちよくドライブ。

321号に戻ってからも景色いい海岸の道が続き気分よかった。

321号、大月町 才角→

そして土佐清水の町に出て足摺岬への道に曲がる。
足摺岬は15年前に来た時は海岸沿いに行ったけど、足摺スカイラインという道があったので今回はそれを走った。この道、前来た時は有料道路だったんだろうと思う。
※平成7年に無料化だそうです。
景色はまずまず。カーブも面白い感じの道だったけど、遅い車につかまってしまった。
足摺岬には11時前に着いた。
すごくイイ天気だった。で、ここも断崖の凄い景色だった。展望台まで登らないで済む岬はうれしいね。
灯台までは距離あるし見たところ展望も開けて無さそうだったので行かなかった。

実はこの足摺岬、15年前に来た時は凄い混雑で駐車場どころか路駐スペースも開いてなく時間も遅かったので素通りしたのだった。

←県道、足摺岬。
姥目樫(ウバメガシ)のアーチ。
前来た時はこの狭い道に路駐が並び行き違いが鬼だった。。バスもいたし。。
でもガラガラだと木漏れ日が気分イイ緑のトンネル。
東海岸の県道で土佐清水に戻り321号に復帰。でまた海沿いに走るけど途中トンネルを抜けたら四万十川沿いにでた。ああ、なんか思い出した。前来た時ここら変で海苔の佃煮のお土産買ったんだっけ。

321号、四万十川沿いの道→
川は石灰が濃そうなクリームソーダ色

四万十で56号に復帰。高知方面に走る。
でもどうもこの四万十市という地名は馴染めないな。。中村の方がしっくり来る。56号を走ってるとまた四万十という地名が出てくる。旧中村が四万十市で旧窪川が四万十町なんだそうな。。道路標示にも(旧○○)と標示。なーんか紛らわしいねぇ。。
須崎の道の駅で昼食。土佐丼を食べる。もう須崎と言ったらこれしかない。お気に入りです。

この道の駅では土産買ったりしてゆっくりした。

←土佐丼。ネギに隠れたカツオがサイコー。

文旦シャーベット→

デザートは売場にあった高知特産品アイス。いろいろあったけど文旦シャーベットを食べてみた。さっぱりして独特な柑橘系で美味しかった。(けどシャーベットとコーンはミスマッチだね)
満足して出発。
そのまま普通に高知に向かうのもつまらないので県道で浦ノ内湾沿いを走る。
この道をずっと行くと桂浜に出る道のようなので、桂浜に行ってみる事にした。

←県道、浦ノ内湾。
湖みたいな内海なんだけど、堤防が高い所が多くあまりいい景色じゃなかった。

仁淀川の河口を渡り、長〜い高知海岸(ここも堤防がずっと高くあまりいい景色じゃなかった)を走り、丘を越えると桂浜。最後は少し渋滞気味だった。

桂浜は駐車場¥400だった!(-""-;)ムムッ。。少し迷った。観光なんかついでだからやめようと少し引き返したりしたけど、やっぱ折角だから寄ってみた。

さてこの桂浜、坂本龍馬に憧れた事ある輩は一度は訪れたいところだろう。
銅像はでかかった。坂本龍馬は手の届かないところで遠くの海を見つめていた。身近に感じられず少し不満。。ていうかここは銅像があるだけなのである。実は龍馬と所縁がある浜でもないらしい。。桂浜自体は普通の砂浜だった。。

桂浜の坂本龍馬像 over!
桂浜
click! 

なんか満たされないので高知城でも見て行く事にした。

←浦戸大橋から浦戸湾の眺め。

今まで高知の周りの地形なんて全然気にしてなかったけど、割と起伏激しく湾が入り込んだ変わった地形の都市だったんだね。

高知市街には三時半まわってたので、やっぱ少し道が混んでた。でも渋滞よりも調子の悪いナビがムカついた。。
高知城駐車場に駐車して高知城を観光した。

高知市街、高知駅南。→

城を楽しんだ後は県道を抜けて南国市の寸前で32号に出た。

32号は今迄だいたいトラックとかバスとか繋がって走ってたのが、この日は珍しくすいてて登坂車線から独走体制。気分よく峠道をのぼれた。

少し走った大豊町 大杉の道の駅でトイレ休憩。そういえばここ、日本一の大杉が近くにあるらしいのでちょっと寄り道して行ってみた。

←「杉の大杉」樹齢3000年だとか。。
割れてたりしてる部分が銅板で補修されてて
サイボーグみたいな印象。。

そこから先の32号もずっとすいてた。この道、こんなにすいてたのは初めてだ。
ちょっと飛ばし気味に走ったら信号も少なく程よくカーブがあって凄く面白い道だった。なんか新鮮だった。

32号、三好市 大歩危付近→

三好市池田で192号と合流し、そのまま32号と分かれて192号を走る。この辺りではもう日が暮れてた。192号は普通に車いたのでおとなしく走行。晩飯どうしようかな〜とか思いつつも徳島に向かってるので徳島ラーメンを食べたいところ。フェリーで和歌山に渡ってから和歌山ラーメンっていうのも捨てがたいけど。。と少し迷ったけどやっぱり徳島ラーメンに決めた。

広東矢三本店という店に向かった。向かってて近くまで来たトコでナビの調子が最悪状態で道に迷ってしまった。。
少し行き過ぎながらもなんとか到着。。。が。。着いたのは八時半。ちょうど閉店するとこだった orz え〜九時までじゃないの〜

仕方ないので別の店を検索。。にしても徳島、早く閉まる店多いね。。

そして見つけたのが「よあけ」という店。まだ九時過ぎなのにタクシー運ちゃんが集まってた。。深夜前の腹ごしらえかな?
メニュー見たらワンタンメニューが多かったのでワンタン麺(小)を注文した。

で、食べてみた。んん!おいしかった。味噌みたいな質感のスープは意外とあっさりいい味で麺に絡んでいい感じ。てるてる坊主型のワンタンはニラが入ってて餃子っぽかった。ま、悪くないけど。
徳島ラーメンは初めて食べるからちょっと気弱に(小)を注文したけど、旨かったし量少ないので(大)にしとけばよかった。
そして徳島港に行き和歌山行きフェリーに乗った。ここもドライブスルーの料金所形式だったけど、危なく5m未満の料金をとられるとこだった(¥1900の差)。僕の車は4m未満ですと言ったら不満げに車検証を見せてと言われた。。感じ悪。

十時発の便に乗船。なんか客室のテレビがうるさくて眠れなかった。

和歌山には十二時に着いた。
ここからは紀伊半島を南下して志賀海岸の道の駅で車中泊。と思って42号を走り始めたんだけど、ナビでの到着予定時刻三時だし。。なんか小腹減ってるし。。ってわけでヤメてUターン。和歌山ラーメンを検索した。
やっぱ行くなら有名店の「井出商店」。i-modeで二時まで営業って出てた気がして行ってみたら見事に閉まってた。よく見たら十二時までだった。。

仕方なく次を検索。

「○イ」という店に行ってみた。こっちはバッチリやってた。ありがたい。

普通のラーメンを注文。出て来たラーメンは青ネギだらけだった。これがまた旨かった。豚骨醤油の汁と大量のネギがベストマッチ。意外とさっぱりいい感じで最後までおいしく食べられた。
そのあとは、やっぱ南に走るか。。素直に西に走るか。。まだハッキリしてなかったりして。ちょっと和歌山市内をぐるぐる回る。夜の和歌山市内は静かでキレイでいい感じ。

深夜の和歌山市街→

結局、素直に西に行く事にして和歌山駅脇を抜けて24号バイパスに出た。

そして24号を西に走り、かつらぎ町の紀ノ川沿いの道の駅で車中泊。
寝たのは2時頃。
トラックが多かったので奥の奥に停めたのでトイレが遠かった。。

翌日→
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