9/19 mon
  淡路島ドライブ
28号〜洲本〜県道(淡路島を周遊)

タコフェリー〜明石〜175号〜福知山〜県道〜小浜(小浜の道の駅で入浴休憩)27号〜敦賀〜8号〜福井〜158号(九頭竜の道の駅で車中泊)

朝は7時前に起きた。
淡路SAから見る大阪湾の朝日は気持ちよかった。土産屋とか食道は7時からやってた。連休だから?とりあえずタコ飯おにぎりと水だけ買って出発。
←淡路SA、朝の明石海峡大橋。
丘の上のSAなので明石海峡から大阪湾まで見渡せる。

さて今回は、ここんとこいつも四国への通過点でしかない淡路島をタマにはじっくりドライブすることにした。

そういえばこの淡路島は僕が自分の車で渡った初めての離島('90)である。明石海峡大橋が通る前は気分的にもホントに「離島」って感じだったけどね。。
ところでこの淡路島、なんとなく大きい気がして離島マップも縮尺小さくして作っちゃったけど、実はそんなに大きくないんだね。ちょっと他の離島と比べてみた
↑28号、淡路IC出たとこ。

さてドライブは、淡路ICを下りて28号を南に走る。。東に向いた海岸は朝日が眩しくて気分よかった。

←28号、淡路市釜口。
この自転車の皆さんは午後にも追い越す
 
over! 
まず目につくのがこのカッコ悪い観音像。
その名も
世界平和大観音像!
胸の展望台が超B級(笑)
ただの展望塔に作り替えるべきだ。

28号は洲本まで走って県道に曲がる。まずは海沿いに一周。これ基本。幸い淡路島はキレイに海沿いに県道がある島なので嬉しい。

県道、洲本市→
海岸通大浜公園脇。
松の木が多い町のさわやかな朝。

眩しい東の海岸を走り、由良をすぎると道が少し狭くなる。狭い道の脇に造船所とかあって船を造ってたりしてた。造ってる船もデカかったりしてちょっとビックリした。
少し進むと海岸沿いの崖の道の途中に「立川水仙郷ナゾのパラダイス」というのがあって「3倍おもしろい」というキャッチコピーがついてた。わけわかんねー。。

そして崖を下りると淡路島の南の海岸に出た。この道が気持ちよかった。とにかくながーーい海岸線の一本道。天気も良く海も碧くキレイだった。

←県道、南淡路水仙ライン
この長い海岸線を完全独走。

南岸の道を一気に走り抜けて、少し内陸に折れる。景色は一気に田園風景。田畑の中を進んで阿万の部落に入る。
ここらは淡路の特産品の玉葱を吊るす「たまねぎ小屋」が密集してた。木造の簡素な小屋だけど立派な瓦屋根だった。残念ながら時期じゃないらしく玉葱は吊るされてなかったけど淡路オリジナルの面白い風景だった。

南あわじ市阿万塩屋町のたまねぎ小屋→

ちょっと気まぐれに県道からそれて吹上海岸という海岸に出て一休み。ちょっと浜辺に出てみた。
海の水も割ときれいだった。

←吹上海岸 over! 

県道から外れたついでにそのまま大見山を登る道を走ってみた。見事に山の上まで登って右も左も眺め良かった。

大見山付近からの眺め→
右手に諭鶴羽山地、左手に福良港 
over! 

福良の町を抜け「うずしおライン」という呼び名が付いた県道を走る。

ここらで、前を走る車が踏み弾いたのか走行中に小石がフロントガラスに勢いよくあたった。あまり気にしてなかったけど後から見たら小さいけど割れて傷になってた。。

そして細長い鳴門岬の先端まで走って、鳴門岬の道の駅「うずしお」で休憩。

この道の駅は鳴門海峡の展望台にもなってるし、下まで降りて根元から大鳴門橋を眺める事も出来る。一応一番下まで降りてみた。

←鳴門海峡と大鳴門橋

枇杷と酢橘のミックスソフト↓
スダチの方がおいしかった。
スダチだけにすれば良かった。

それにしてもこの海峡いつ来ても渦潮がない。
ここに来たのは初めてだけど、四国側では何回か眺めているが一度も見た事がない。そんな滅多に見れるもんでもないのかな?
悔しいからソフトクリームでも買って気長に眺めてた。よその客も少し粘ってたけど「ちぃーとも渦らへんやん」といって帰って行った。見てるとどうやら男性より女性の方が飽きっぽいらしい。好きなだけ粘れる風来坊な僕は気楽なもんである。
結局一時間近く粘ったけど一回も見れなかった。満潮と干潮の間の時間帯は合ってるのに、、インチキーちぃーとも渦らへんやん! あまつさえ、のんびり見てるうちにだんだんと曇って来ちゃった。。orz  10時半にドライブ再開。あー時間損した。
ってわけですっかり曇ってしまった西側の海岸。こっちもながーい海岸線だけど、あまり面白くなかった。

←県道、南あわじ市阿那賀の播磨灘。

少し走ると西淡の町に出た。ここら辺は瓦屋さんだらけで、橋の欄干なんかも立派な瓦で出来てた。

慶野松原というのが気になったので行ってみた。ら、公園みたいになってて車の通り抜けは出来なかった。
入口に駐車場があったの少し歩いてみようかと思って車を降りたんだけど、この松原、プロポーズ街道とか名前付いてて道脇の柵にカップルの言葉を刻んだ瓦が並んでた。そんで「瓦ぬ愛を」だそうだ。。。
歩く気喪失。立ち去った。

慶野松原入口 over! →

引き続き西の海岸を走っている内にだんだん晴れて来た。やっぱ晴れると気分いいね。

←県道、淡路市江井付近。

そのまま島を一周するつもりだったけど、郡家で気まぐれ。内陸に曲がる。曲がってすぐのトコに伊弉諾 ( いざなぎ ) 神宮があった。初めて淡路に来た時に立ち寄った唯一のスポット。好印象だったので今回は立ち寄らず素通り。道は神宮からずっと灯籠が並んでた。立派だねぇ。

そしてずっーと南淡まで通った県道に曲がる。
淡路島のほぼ真ん中を走るこの道は、山の中を通るわけではないけど丘だらけの起伏のある田舎道だった。
特別変わったトコもなくスムーズに南下。ずっと走りやすかったけど最後の神代あたりは道が狭く、子供も飛び出して来て危なかった。

南あわじ市神代付近→
まあスピード出てないし。

そして阿万まで走り抜けてまた福良に出て今度は国道を洲本に走る。

で、洲本の手前からまた県道に曲がり北上。今度は山をグングン登る狭い道、、だったんだけどかなり登ったとこで舗装工事中全面通行止。だそうで。引き返して隣の道に出る。

走りやすい県道だったけど途中で郡家に戻る別の県道があったのでそっちに曲がる。
したらこの道は狭い農村の素晴らしく狭い道だった。

←県道、淡路市入野付近?
こんな道だけどトラックも通ります。

県道、淡路市高山付近?→
広いとこまでバックして
トラクター待ち。

忘れられた県道ってトコかな。
滅多に入り込みたくない道を走れて楽しかった。いやいや田舎だねぇ。

そして郡家に戻り、さっきの続きの海沿いを走る。
しばらく走ると野島の断層保存館というのがあったので寄ってみた。あの阪神大震災の断層ってことで震災記念公園になってた。でも入園料¥500とかだったのでケチって入るのヤメた。売店でタコの天麩羅を買って食べた。うまかった。

そしてやっと一周。岩屋まで走る。やっぱ淡路島って広いよ。

↓県道、淡路市岩屋手前。江崎灯台付近。デカい橋とデカいタンカー。

明石海峡大橋の根元にある岩屋の道の駅に寄る。

←岩屋の道の駅から見た明石海峡大橋。
間近で見ると更にデカい。

混んでたけど停められた。もう2時半になっちゃったけどやっと昼飯。明石焼とかタコ飯とかタコ系の料理が気を惹いたけど焼きアナゴ丼の専門店があっておいしそうだったのでそれにした。

焼きアナゴ丼はプリプリとかフカフカとかを想像してたけど豈図らんや。身が締まった歯ごたえのある焦げ目の香ばしいアナゴだった。これはこれでいいかも。味噌汁に入った玉葱もシャキシャキ。歯応えづくしである。
そういえばまだ淡路から抜ける方向を決めてなかった。
津名から泉佐野行きのフェリーかな。四国渡って徳島からフェリーで和歌山って手もあるな。でも明石に渡るのもいいなと思った。走っててあちこちで見かけた「タコフェリー」という看板のキャッチーな名前に妙に惹かれてたのだ。昔からある国道の航路のフェリーが名前を替えただけなんだけどね。(昔乗ったし)で気がつけばフェリー乗り場はすぐ隣。あんまし走り尽くすという程は走れなかったけど変なスポットの多い淡路島はもう満腹。ってことでタコフェリーに決定。

フェリー乗り場に行ったら意外と混んでた。発券はドライブスルーになってた。橋より¥300安かった。「次の便にはギリギリ乗れないかもしれないです」と言われたけど、ギリギリ乗れた。ラッキー。

←タコフェリー。
船体側面にタコの絵が描かれている。

 
over! 
タコのキャラクターもありがちなイラストで正解かも。

とにかくキャッチー。明石淡路フェリーとかいうよりタコフェリーとか言った方が乗ってみたくなるもんね。船上で耳にした噂によると関西ではラジオCMがまた評判らしい。橋に負けるなタコフェリー。

明石から先も考えてなかったけど、もう4時半なのでこの時間に神戸、大阪に向かうのは時間を無駄にするだけなので175号で北に走る。

このみちも神戸市内は少し混んだけど、連休最終日の混み様ではなく苦ということもなく三木をこえて小野まで来た時にはガラガラだった。

175号小野市→
広い片側2車線の直線道路。
こういうとこで独走してる時って
意外とスピード出さないもんだよね。

のんびり走って福知山抜ける頃には日が暮れてた。

福知山からは春に通った県道を使って高浜に抜けた。

高浜で道の駅に寄って風呂休憩。道の駅の規模と裏腹にあまり広い風呂ではなかった。

←高浜の道の駅のスーパー銭湯

あとは定番コース。27号で敦賀、8号で福井、そして158号を走って九頭竜の道の駅で車中泊。 寝たのは11時。

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