2005/5/3 tue 西九州ドライブ
有川〜美咲フェリー〜佐世保(佐世保でハンバーガー休憩)

佐世保〜498号〜鹿島〜207号(鹿島の道の駅で休憩)
〜諫早〜34号〜鳥栖〜3号〜筑紫野〜200号〜黒崎〜3号(関門トンネル経由)〜下関〜9号(長門峡の道の駅で車中泊)
朝は5時前に目が覚めた。
フェリーの出航は6時20分なのでホンのチョッと早朝ドライブしようかな?と思い立ち上がったらズキッ!通風が昨日より痛くなってる!!しかもよろけてベッドの端に反対の左足の小指を引っかけて生爪めくれて出血 。最悪の朝だった。幸い押さえてたらすぐに血は止まったので拭いて絆創膏を巻いた。仕方なく時間までのんびりした。もう〜このホテル最悪。(ホテルのせい?)
有川の新フェリーターミナル前↑
車は朝露で湿ってた

そんなわけでフェリーターミナルに早めに行き、1番で手続き。1番で乗船。客室にも1番乗りで余裕持ってスペース確保。速効でフテ寝。

佐世保港の護衛艦→
万国旗で飾られてた
近くの子供がうるさくて目がさめた。起きてみたらすごく混んでて驚いた。もうすぐ着きそうなので客室を出て海を眺める。佐世保港はさすが旧海軍の軍港だけあって自衛艦だらけだった。
9時過ぎに佐世保上陸。
佐世保はやっぱり佐世保ハンバーガー。とかいいつつ実は予備知識を持たずに出かけて来てしまい、どこら辺に店があるのか知らずの状態。(コレがさしあたっての今回のドライブのメインイベントだというのに。。)取り敢えず市内をぐるぐる気侭に走り回ってみた。
↑戸尾市場街。

四ヶ町アーケード→

中佐世保駅近くで「佐世保ハンバーガー」の幟を発見。その近くの駐車場に停めた。駐車場のおじさんに訪ねてみたら「自分らは食わんけどね」といいながら近くに有名らしい店が二軒あると教えてくれた。

店は片方は11時の開店。片方は11時半。今の時間が10時。ちょっとどうしようか迷ったけどやっぱ食べずに帰ったんじゃ話にならないよね。。取り敢えず近くの商店街に薬局を見つけて冷やす湿布と絆創膏を買い、後は喫茶店で時間を潰した。
そして「佐世保ハンバーガー」恒例の別途記載
さて、12時をまわっちゃったけどやっとドライブ出発。
とりあえず北の204号を回ろうと思って走ってたけど、少し走ったら498号への分岐の交差点が見えた。。498号?この道走った事なかったよな?でもこのルートじゃ近道し過ぎだよな。。どうするどうする?ままよ。と、迷いながら寸前で思い切って曲がる。

この道、対向車線は長ーい渋滞が続いてた。市街を抜けて渋滞が切れた辺りからぐんぐん坂を上り始める。

↑498号、佐世保市柚木町。
 快晴の空を満喫。

少し走ると国見道路という有料道路の入り口が見えた。ナビで見たら旧道の峠道も現役の国道として残ってたのでそっちに曲がる。

この峠道が曲がった途端に400番台の国道!って感じの期待した通りの狭いクネクネ道で楽しかった。水を得た魚の如く気合い入れて楽しんだ。

↑498号、国見トンネルの上辺り。
急勾配と狭路でこれぞ400番台の国道(笑)
前日、中通島の怪しい峠道とか走って麻痺したかな?、このくらいの峠道は楽しむレベル。

←峠の割と上の方に池があった。
涌き水の池?涼し気でいい感じ。
斧があったら落としてみたい感じ

道標が
すっかり山道→
峠の頂(栗の木峠)は少し広くなってて見晴らしも良さそうに開けてた。数台車が停まって賑わっていた。
自分も車を停めて休憩。人だかりは何かな?と思って見てみたら湧き水が汲めるようだ。自分も早速空のペットボトルを持って並んだ。
↑498号、栗の木峠。 over!
この峠が長崎と佐賀の県境でもある。

他の人は例によってポリタンクかなんか用意しててガバガバ水を汲んでいた。僕は500mlのペットボトルだけ持って並んでたので間に入れてくれた。どうもありがとー。
この水、冷たくて軽くて甘くてうまかった。有料道路なんか通らなくて大ラッキー。でもこの道、有料道路が無かったら凄い詰まりそうだよな。。初心者には行き違いキツい狭道だし。。

↑沸き水の井戸。杓で汲むタイプ。

佐賀県側の下り道は道幅こそ狭いもののカーブが少なく走りやすかった。眺めも良く快適ドライブ。でも案の定、初心者マーク付けてオドオド走るコンパクトカーと行き違った。ガンバレ。ガンバレ。
峠道を下りるとしばらく道は有料道路のすぐ上を並走。

←498号、西有田町。
やっぱ有料道路との差は大きい
over!
眺めはこっちの方がいいよ!多分。

山を下るとほどなく伊万里の町に出た。伊万里からは202号で虹の松原だ!と思ってたんだけど地図を良く見るとこの498号、更に東に延びている。調べてみたら終点は鹿島。。結局ルート完走の欲に従ってそのまま498号を走る事にした。
道はしばらくずっと広ーい麦畑の田園風景。そういえば九州は米より麦が多いみたいだね。場所によって青々してたり収穫寸前の小麦色だったりまちまちだった。

498号、武雄市内→
麦畑の緑がキレイだった。

武雄では高橋駅の近くの市街を抜けて34号を越える。

そして鹿島に出る。これだけ天気いいからやっぱり海沿いを走りたくなったので207号を南に折れる。なんとなく二日目とルートがダブっちゃいそうな気がしてたけど良く考えてみれば二日目はこの鹿島から444号で大村に抜けたんだった。夜だし。
少し走ったトコにある鹿島の道の駅で休憩。すぐ裏の有明海へ干潟を眺めに出る。
そーいえば前に来た時はドンヨリ曇ってたので、有明海の干潟って曇りのイメージだったんだけど、今回は打って変わっての快晴。
干潟に入って泥と戯れてる人が沢山いた。うらやましかった。

←有明海の干潟。
泥落とし用の高圧シャワー有り。

人がいない所まで少し歩いて泥際でのーんびり干潟を眺める。しかし干潟は見てて飽きないね。無数の蟹と名物ムツゴロウがちょこちょこ動き回ってて面白い。特にムツゴロウは飛び跳ねたり、仲間を追っかけ回したり、背鰭を広げてみたりホント面白い。みてるとやめられなくなる。もう行こうもう行こうと思いつつ。。結局45分も眺めてた。日焼けしてしまった。
↓小さい粒粒は蟹かムツゴロウ
ドライブ再開。時折見える海を横目に気持よく走る。潮はわりと満ちてて青い空と青い海。すっかり有明海の印象が変わって良かった。

←207号、鹿島市内。

207号、太良町多良の役場前→

多良の町で少し渋滞。そういえばこの太良町「月の引力が見える町」というキャッチコピーがあちこちに掲げられてた。この太良町に興味もって下さいねー的な感じのするコピーだけどやたら気になった。→→ 

←207号、大村市小長井付近。
真正面にキレイに島原半島雲仙普賢岳が見える。

多良だけ抜ければあとはスイスイ。気持よーくドライブ。夏みたいな暑さだけど湿気低く窓全開でもべたべたしないし眺めもイイから嬉しい。

そして諫早に出る。諫早から今回走って無いコースは長崎に向かう34号。(207号っていう手もあったんだ、、見落してた、、)だけど長崎に出てまた先日のような渋滞は勘弁なので、34号を大村方面に曲がる。そう三日目に土砂降りだった道。この道も晴れの印象を残しておきたいじゃない。

34号、大村市街→
この市街は何故か右車線がガラ空き。
無気味だけど無遠慮にスイスイ走る。

思った通り晴れた道はまるで別の道。大村市街も少し混んだけど渋滞って程ではく擦り抜けると大村湾が見えて来た。この区間を走るのは今回三回目。三度目の正直だね。

←34号、東彼杵市千綿付近。
眩しい大村湾と飛行機雲。 
over!

東彼杵ではそのまま34号で佐賀に向かう。

土砂降り区間を塗り替えた事で満足して吹っ切れた感じで、あとは真直ぐ九州横断。さすがに痛い足を気遣って早めに帰ろうって言う気になってた。

34号は武雄、佐賀、鳥栖の手前で少し渋滞。ラジオの「佐賀弁特集」を聞きながらのんびり走る。鳥栖から筑紫野に出て200号に曲がる。

200号、筑紫野市と筑前町の境付近→
福岡方面に落ちる夕日と麦畑。

ずーっとラジオ聞いてたら、福岡の博多どんたくの話ばかりだった。まるでどんたくに行くのが福岡県民の常識みたいな内容だったけど、どうなの?
きっと道も混んでるんだろうな。。虹の松原の方向に行かなくて正解だったかも。
200号はリッチに有料の冷水道路を走ったのでずっとバイパスドライブ。黒崎からの3号はさすがに混んだけど、門司には9時に着いた。筑紫野から門司まで二時間。まあまあ順調でしょ?

←関門トンネル、門司の口。
やっぱこっち側の方がカワイイ。

そしてまた関門トンネルで本州へ。行帰り一緒は初めてかも。。

黙々と走って小郡から9号に折れる。
ここまでノンストップで一気に走って来たら、さすがにペダルを踏む右足も痛くなって来た。いくら患部に触らないようにペダル踏んでるとはいえ、やっぱり休憩なしはダメらしい。
取り敢えず山口だけ抜けちゃって最初にあった長門峡の道の駅に寄る。体力的というか眠気的にはまだまだいけるけど、時間も11時くらいだったし空いてて静かな道の駅だったので、そのまま眠る事にした。

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