7/21 sat 4日目 道東方面
興部〜238号〜紋別〜273号〜帯広〜236号〜浦河〜336号〜浦幌〜38号〜幕別〜242号〜網走〜243号〜厚床〜44号〜釧路〜38号(白糠の道の駅で車中泊)
五時に起きた。

北海道三日目にしてやっと雲が割れた明るい朝を迎えた。思わずニヤけるくらい嬉しかった。

興部の道の駅。CR-Xと上機嫌のデブちんドライバー自分撮り→
まずは238号を東に向かう。
すがすがしい朝の空気を吸って走りたいトコだけど、窓を開けるには寒すぎた。

238号、沙留附近のオホーツク海と朝日を隠した雲↓

紋別の手前で273号に折れて、海から離れて内陸に向かう。
山には雲が引っ掛かってて道も晴れたり霧掛かったりだったけど、もうこの先は天気が崩れるなんて気は全然しなく、優々気分で気持ち良く山間をドライブ。
↑背後に登る朝日。

←273号、滝上附近。雲が纏わり着いた山。

天井越しに見上げる青空→

そして333号と合流。1日前に走った区間だけど青空が見えるだけで全然違ったドライブ。

上川からは39号との重複区間。
層雲峡を走る。
層雲峡は雲が多く、文字通り雲が層をなしてて時折モヤの間から顔を出す岩肌が妙にカッコ良かった。
←↑39号(273号重複)、層雲峡。
幻想的だったり雄大的だったりで、ここはいつ来てもすごい谷間の景色。っていうかこのくらいの天気で通れて良かった。

やっぱ凄い景色も天気次第だよねぇ。。

そして大雪ダムで39号と別れて273号単独に成る。
大雪湖畔は明るい霧がかかってて御伽噺風っていうか高原のお嬢様的感じ(なんじゃそりゃ(笑))霧を抜けると太陽と高く澄んだ青空が眩しかった。
↑273号、三国峠の登り。
ずっと眩しかったけど快晴は嬉しかった。

←237号、三国トンネルを越えた先の眺め。
正面の山はウペペサンケ山。

三国トンネルを抜けて山を少し下ると。白樺林の長い直線が続く。今回のドライブの中で一番気持ち良く爽快に走れた区間だと思う。やっぱ白樺の森はなんか涼し気で素敵だね。少し肌寒いけど窓全開で森の匂いを嗅ぎながら快走。
↑237号、幌加付近。早朝の爽やかな白樺林がずっと続く道。正面にホロカ山が見える。
チラチラとしか見えない糠平湖を抜けて山を下ると広大な十勝平野に出る。
山をおりると霧がかって少し曇ってた。さすがに気温もあがって、窓全開が丁度イイくらいでのんびりドライブ。
まっすぐ帯広を抜けて、そのまま236号に出て南下。
広大な畑と牧草地帯の直線道路をひた走る。

←236号、更別付近?微妙な空。。

わさびアイス。食掛御免。白いけどしっかり山葵↓

途中、忠類の道の駅でトイレ休憩しようとしたら清掃中でトイレ使えなかった。。。この辺り山葵が名物だそうで「わさびアイス」を売り出してたので食べる。旨かった。
236号は豊似で西に曲がる。
このあたりでまた雲が薄れて一気に晴れだした!やったー。

←236号、下豊似付近。 牛↓

畑と牧場が多い道で、あちこちで牛がのんびりしてた。
野塚トンネルを抜けて日高山脈の西側に出ると今度は馬の牧場だらけで、あちこちで馬がのんびりしてた。
↑236号、浦河町 杵臼付近の馬牧場。馬 over!
浦河町の幌別で336号に曲がって襟裳方面に走る。

海沿いに出ると濃い霧が立ち篭めて来てちょっとやな感じだったけど、日高山脈の東側の広尾の方まで回れば晴れているのは間違い無いと思ってドライブ。

↑336号、様似町 鵜苫のローソク岩。

海沿いの洞門は相変わらず工事だらけ→
(北海道では覆道って言ってるみたい)

で、今回は襟裳岬に回らずに国道336号に沿って一旦海から離る。
追分峠を越えると思った通り晴れだした。
↑336号、えりも町 庶野。
襟裳岬からの道と合流して海に出たトコ。

336号、えりも町 咲梅。日高山脈東側海岸→
over! 黄金道路と標示されてた。

日高山脈東側の海岸は霧も無いわけではないけど薄く、壮大な海岸線がバッチリ見れて気持ち良かった。
凄い近距離を車と同じくらいの速度で飛んでたカモメと一緒にランデブーでドライブ↓
広尾に出たのが丁度正午。いきなり町中にサイレンが鳴り響いてビックリした。正午にサイレンが鳴るのは此処らでは当たり前なのか?
そして336号に沿って豊似で東に曲がる。この先は低い平野の森と草原と湿原の景色。

←336号、歴舟橋から歴舟川。

↓338号、大樹町郊外。
長い一本道。バイクも気持ち良さそう
地図にはナウマン国道って出てた。

気持ち良く走ってる途中で鹿くらいの大きさの真っ黒い動物が道路を横断した。
あの動物は一体何だったんだろう? 熊のような気もするけど北海道の熊って茶色じゃないかな?  犬かな?犬にしては大きいし民家も見当たらなかったし。。なんて事をぼんやり考えながら走る。(で、結局なんだったんだろう?やっぱ熊かな?)
道は38号に出て幕別まで出て242号に曲がる。池田までは少し渋滞気味。この区間が一番熱かった。

←242号、池田郊外。
広大な畑の景色。黄色いのは麦畑。

242号、足寄の町並みと夏の雲→
242号は暫くひろーい盆地を走り、足寄を過ぎると利別川に沿った低い山間の道になる。
時折見える川と川に削られた岩肌がイイ感じ。
陸別の道の駅で小休止。さすがに夏らしい気温になったのでジャージを脱いで短パン姿になった。
その先も低い山間の道で、いきなり暗雲が立ち篭めて土砂降りに成った。
と思ったら

242号、川上付近。大粒の雨→

けどアッと言う間に降ってアッと言う間に止んだ。瞬く間に暗雲は通り過ぎて晴れに戻った。スコールの試食のような通り雨だった。夏の雨はこう有るべきだ。

←雨雲が過ぎればまた夏空。
面白かったのが、濡れた地面の水分が蒸発して、ドライアイスのような蒸気の立ち上る道になった。ちょっと変わった気分で爽快に駆け抜けた。
そして242号を湧別まで走り切って238号に曲がった。
238号は少し進むとすぐサロマ湖に出た。
サロマ湖の道の駅でまた休憩。
そういえば午前中にアイスを食べたきり何も食べて無かったので軽く食事のつもりで「シャケまん」と「カニまん」を買って食べる。が。失敗。まずかった。。。
口直しに「ホタテソフト」を食べる。(結局アイスかい)やっぱこれはうまかった。
←39号、網走湖。

そして網走に出て39号で美幌に出る。
この辺りで夕焼け。日が暮れる。
今回のドライブでは初の夕焼け。何かひさしぶりの夕焼けで嬉しかった。

39号、美幌市街での夕焼け→
 真正面で眩しい。

美幌からは423号。北→南、南→北、で今度は東に向かう。

423号の美幌峠は深い霧。でも何故か屈斜路湖の眺めは良かった。

←243号、美幌峠付近。濃霧は明るい。

そんなことより美幌峠の下りのコーナリングは面白く、そんなにスピードは出さずに楽しみながら峠を下ったんだけど、地元の車はコーナリングに弱いのか、後続の車はついて来れなかったみたいだ。

そのあともずっと夜霧のドライブ。厚床まで出て44号を釧路に向かう。この釧路までの道が一番霧が深く、まるで雲の中のドライブで少し疲れた。。
釧路の街も霧に包まれててちょっと幻想的。
夜の10時半だったけど祭りの後っぽい感じで人が沢山歩いてた。

38号、もや〜っとした釧路市街→

そして38号に出て白糠(恋問)の道の駅で寝た。


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