7/20 fri 3日目 道北方面
391号〜斜里〜224号〜標津〜335号〜羅臼〜334号(熊の湯に寄るが湯水が溜っておらず入浴は断念)〜美幌〜39号〜端野〜333号〜旭川〜40号〜音威子府〜275号(敏音知温泉で入浴休憩)〜浜頓別〜238号〜稚内〜232号〜苫前〜239号〜興部(興部の道の駅で車中泊)

朝は五時に目覚めた。
やっぱり寒くてしょうがなく、ヒーターをつけてドライブ。

391号を北上して斜里に出る。

←224号、斜里付近。
遠くに待望の晴れ間。根室海峡は晴れ?

斜里から西に向かうつもりだったけど、東の空が明るく僅かに雲が割れているようだったので、ひょっとしたら根室方面は晴れるかも?と淡い期待を持って244号を東に向かった。

が、、思いは儚く、244号はオホーツク海から外れると曇ってて、雨も降り出した。
標津の手前で335号に折れて根室海峡を北に向かう。
けど、前方には晴れ間は無く一時的な雲の割れ目だったようだ。
ガッカリ。。
335号を羅臼まで走る。

335号、忠類の先の根室海峡→
天気が良ければ海の先に国後島が見える筈。

羅臼の道の駅でトイレ休憩。ちらっと見た羅臼観光の絵地図で、無料の露天風呂温泉「熊の湯」が目ついたので行ってみる事にした。
羅臼から334号に曲がり、坂を登っていくと左手にあった。駐車帯になってて分かり易かった。

←駐車帯に車を停めた。
over! まず吊り橋を渡る。橋から見た羅臼川。

が。。入り口の立て札を見ると「男湯は毎朝6時から清掃します」時計を見ると6時半。
とりあえず吊り橋を渡って風呂場に行って見た。

ら。。。お湯がまだ1cmくらいしか溜まって無かった。
取り敢えず寝っ転がって湯が溜まるのを待とうと思い、裸になって入ってみたら、、
お湯がすげーー熱かった。。足先だけでも入ってられない始末で仕様がなく入浴断念。

熊の湯の男湯の湯舟。ん〜残念→
もう女湯に入っちゃおうかなとさえ思ったけど、
そんな度胸(?)もなく渋々引き上げた。

なーんか天気も悪いし、風呂入れないし、少し凹み気分でドライブ再開。

その先の334号の知床峠の上で鹿の群れがワラワラと出て来たので徐行。はしゃぐ気分でも無かった。

←334号、知床峠で見かけた鹿の群れ。
何匹も何匹も見送るように出てきた。
慰めてくれてるのかな(笑)

334号、宇登呂のオホーツク海→
海に出ても何の感慨もナシ。。

そして宇登呂を過ぎてまた斜里に出た。
今度はそのまま344号に沿って左折。美幌に向かう。
天気は相変わらず。

で、美幌から39号を経て北見の手前の端野で333号に右折。
↑333号、北見市 北陽。酪農風景。少し天気安定?

牛たちも寒そう。干し草に集まってる→

344、333号は、牧場、森林、山間と色々で道自体は面白いんだろうけど、、なーんかイマイチな気分。
なんとなく流して旭川に出る。
雨が降ったり止んだり霧がかかったりで開放感が無く、景色もドンヨリ。涼しくて夏っぽく無く、気分は低迷。 道が広くキレイなだけに、走るだけなら北海道って平凡で面白い所じゃ無いんだな。こんなんだったら早めに本州に戻って東北や北陸の走ってて面白そうな峠道でもドライブするかな。。なーんて気分に成って来た。
旭川からどっちに向かおうか考えて無かったけど、札幌に行ったら後はそのまま本州に向かっちゃいそうな気がしてたので思い直して北上、40号に曲がって根拠ない期待を最北に賭けて見た。

でもやっぱ40号はずっと雨だった。のーんびりした筈の広い景色も雨で実感無し。交通量も多かった。

美深の道の駅でトイレ休憩
。昼食にしようと思ったけど食堂は凄い混んでたので、焼きトウキビ(トウモロコシ)→と男爵コロッケを買って走りながら食べた。
いやしかし、どちらも北海道らしいと言えば北海道らしい食べ物だけど、こんなの何処で食べても一緒だな。(って気分)
そして40号は音威子府(おといねっぷ)で275号に曲がった。
275号は山間の道。敏音知(ぴんねしり)に道の駅があったので昼飯を食べようと思って寄ってみたら食堂は無かった。。。
その代わり、道の駅の向いに日帰り温泉を発見。入浴した。(入浴料300円)。たいした事のない古ぼけた内風呂で子供連れの客と一緒だった。
軽く入浴して275号を浜頓別まで抜け、238号を北に向かった
238号の宗谷岬方面は交通量も多く、雨の中で大型トラックに追い越しを掛けるスリルも去る事ながら、ここら辺の熊笹の丘の原生な感じと最果てな感じはさすがに雨でも素晴らしいものが有る。

238号、浜鬼志別付近→

特に北端近くで海沿いからちょっと離れて丘の中を走る萌間山付近や宗谷岬付近の感じがダイナミックで素晴らしい。ここを通るのは二度目だけどやっぱり最果て感バッチリのすごい道だと感じた。

←238号、萌間山付近。

238号、泊内付近→
追い越しの後で写してるから道が空いているように見えるだけで、
実際はトラックだらけ。
←238号、宗谷岬付近。
over! 竜神島とカモメ達。

日本最北端の宗谷岬は、さすがに観光地だけあってこんな天気でも人が集まってた。
僕は一度来てるから横目に通過。

そんな238号を稚内まで走り、40号に曲がって南下。取り敢えずこれで少しは気が晴れた。天気悪くても北海道らしい景色を感じられたので、ちょっと満足。
豊富で給油。
スタンドのアルバイトの女の子が可愛らしかったので天気予報の話とかで話し掛けたら、ジャージ姿で馴れ馴れしいから地元の人だと思ったのかモロ方言で話して来た。
なんか得した。(天気は2-3日悪いそうだ)

40号、北緯45度通過点→

40号、さすがに来た道を戻る気はしないので幌延で232号に折れた。

←40号、幌延。天塩大橋。
天塩川はいかにも原野を流れる川って感じ。橋の先で232号の分岐。

前回来た時はこの232号は逆方向から真夜中の走行だったので、緩やかな原野と海の景色がちょっと新鮮。
←↑232号、豊岬附近。
ずーっと延びる道が大地を感じさせる。
もう北海道はいいや。このまま南下して札幌→函館→本州と進もうと思って走ってたけど、初山別を過ぎた辺りから遠くの方の空が割れて晴れた空が覗いているのが見えた。
←↓232号、苫前町。
なーーんか久々に見る空で嬉しくなった。天気予報なんか気にせずにもう一日気侭に走りまくろう!という気になったので、苫前から239号に曲がった。
239号はその先、山間の道で他とチョッと違った感じの岩肌の見える川沿いの道。
暗かったから半分気分的なイメージで見てたのかもしれないけど、カーブも多くて面白そうな道だった。

途中でやたらと北狐が出て来た。ちょっと徐行して窓から手を出したら寄って来たので驚いた。ちょっと慣れ過ぎなんじゃ? 何かあげようかって気をそそられたけどヤメといた。

↑239号、苫前郊外でキタキツネ。
その後の239号は結局、士別-名寄の40号との重複区間で雨に降られたけど、そこ以外は雨は上がってて、あちこちで北狐出まくりのドライブ。ほんと有り難味も無いくらい出て来てうるさいくらいだった。

で、興部まで出て道の駅で11時に寝た。この日は靴下を二枚重ねにしてみた。


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