7/21 fri  4日目、南九州を廻る 其の弐

山川〜269号〜指宿〜226号〜加世田〜270号〜市来〜3号(広い路肩に停車して仮眠)〜川内〜267号〜人吉〜221号〜高原〜223号(霧島の滝(名前不祥)で休憩、足だけ滝水浴)〜隼人〜10号〜鹿児島〜328号〜出水〜3号〜松橋〜218号〜延岡〜10号〜弥生〜217号〜臼杵〜九四フェリー(フェリー内で寝る)

20日のつづき
結局、寝つけず、もう諦めて夜通し走った。。(^_^;)
←兎。
兎も同じ進行方向に逃げるので、兎並の速度で徐行。
5,6回出て来た
月夜で明るく海とかもボンヤリ見える(開聞岳もはっきり見えた)とはいえ、夜中に走っちゃ勿体無いなあと思ってた226号だけど、夜中だけに物凄かった。
特に枕崎から先の坊津、笠沙の区間はとにかく道は狭く路面も荒れてたし、道路決壊に寄る迂回路では狭い住宅地の路地を通らされるし、国道標示は殆んど無いしで、不安なドライブだったけどよく道を間違えなかったなあと感心してる(笑)
でもそんな細い道をトロトロ走るのも楽しかった。トロトロ走ってたおかげでチョクチョク飛び出してきた野兎(山兎?)も轢かずに済んだ。
道は加世田で270号に曲がると後はのんびりした普通の道で、のんびり走っているうちに夜が開けた、ひねくれたもんで夜が開けたら眠く成って来た。

3号に折れて串木野を過ぎた先で道路脇に車を停めて寝た。。たっぷり寝た筈だけど起きてみたら二時間しか寝て無かった。(ほんとに大丈夫なんかい?)

さて川内から267号に曲がった。今までずっと海沿いを走ってて、そろそろ山中を走ろうかなと思った訳だ。でもこの267号線は、なだらかな田舎道がメインで、山中も走るけどあまり険しくは無く、のんびり走った。
↑267号→
この日も天気が抜群に良く、熱かった。
267号は人吉まで出た取り敢えず219号を東に曲がり、ドライブインが有ったので、休憩して地図を見た。山で面白そうな所といったら、やっぱり阿蘇かなあと思ったんだけど、阿蘇は毎回来ているので他にないかなあと見てたら霧島が目についた。
というわけで、221号に曲がる。わざわざ北上しながらまた南下するわけで、まあ今回は前々回からあまり走ってない鹿児島県を重点的に走ろうと思ってた訳だからから、丁度よかった。
↑221号、人吉ループ橋(昇雲橋)
デカイ!

221号、鹿児島側の下り→
えびの展望橋の眺め。霧島の山が見える。
over! 橋の真中で工事してた。

221号は、ループ橋を登り加久藤トンネルを抜けると、下りはすごく見晴しのイイ道であちこちの山々がよく見え、勿論霧島の方も見えて気合いが入った。
(気合いは入ってたものの)小林から県道に出て「霧島スカイライン」と言うのを走ろうと思ってたんだけど、国道標示ばかり追う癖が着いていたせいか、気付かずに行き過ぎてしまい高原まで来て気付いたのでまあいいやって事で223号に曲がって国道沿いに霧島山麓を廻る事にした。

←223号、高原から見た霧島山

223号の霧島の麓の道は緑の森林の中の道が多く、わりと涼し気だった。

途中、道路沿いに滝が見えたのでちょっと休憩して、滝壷の少し下流で子供みたいに足だけ水に浸かってパシャパシャやった。

223号沿いにあった乳白色な水の滝。丸尾の滝→

←真ん中の石の上に銀ヤンマが止まっている
over! ヤンマアップ
click! ちる足
隼人から10号を鹿児島に向かった。ここら辺、ちょー炎天下で熱かった。車も熱が上がって、エンジンチェックマークが点灯してしまったので、道路沿いの木陰の路肩に停車してしばらく休憩した。
←10号、姶良町 脇元
鹿児島湾沿いの桜島の眺め。しばらく海岸沿いの道が続く。
鹿児島まで走った。鹿児島の町を歩いてみようかなとか思ったけど、暑過ぎるので素通り通過。西に抜けて328号に出た。

鹿児島市街中心部→

そして入来の道の駅みたいな施設「きんかんの里ふれあい館」で昼飯にした。(それにしても、入来だの喜入だの市来だの、なんとなく似たような地名ばかり現れるのは偶然か?)

←328号、入来町 麓。
石垣が並んだ武家屋敷街を通る。

328号もなだらかな田舎道、ちょっとした峠も走りやすく優々ドライブ。
328号を出水まで走り切って3号に出た。3号は渋滞していた。

ちょくちょく止まるので地図を見ていたけど何方に行こうか決めかねていた。ずっとあんまリ寝て無いので佐賀か久留米あたりで泊まろうかな、と思っていたものの、渋滞にイライラし出してしまい、218号に曲がってしまった。

3号、出水市 境町→
八代海の向こうに天草の島が見える。

←218号、矢部町。
夏祭りの物?ずっと街路樹に飾りが巻き付いていた。

218号は山間の道でなかなか景色のイイ道で楽しかった。欲を言えば高千穂峡がちらっとでも見えたら嬉しいけど、それは無理な話だな。はるか谷底の峡谷だから絶景なんだもんな。
この高千穂町から先の218号は橋とトンネルとであまり細かいカーブは無く、ずっと下りなのでみんな凄いスピードで走ってた。
なんだろう?疲れて来るとスピードが恐く成るのかな?

←218号、高千穂町付近の夕暮れ

で、延岡に出て10号を少し走り、二日前に寄った北川の道に駅にまた寄った。
ここで進路を決めた、なんかもう今回の九州は鹿児島スペシャルって感じで纏まってるのでこれ以上走っても蛇足のような気がして来た、まだまだ走りたい九州が無い訳じゃ無いけど、また今度の楽しみって事でフェリーで四国に渡る事にした。
それにフェリーならゆっくり寝られるだろうとも思ったので、自然な選択だったのかもしれない。
取り敢えず一番運航距離が長そうなのが、高知県宿毛市まで行くフェリーみたいなので、それに決めて早速出発、10号を北上、217号に曲がった。

217号はなかなか細くて狭くて面白い道だったんだけど、またしても夜だし、疲れてたので楽しむ状態ではなかった。
津久見では何処が国道なんだか判らなく成るし臼杵では何処にフェリー乗り場が有るのか判らず迷いながらもやっと港に着いた。。

しかし、何を勘違いしていたのか、宿毛に渡るフェリーに乗る予定で走ったんだけど、目的のフェリーは此処から出てるのではなく、217号に曲がってすぐの佐伯から出ていたのだ。(「さえき」「うすき」平仮名なら一文字だけ一緒だけど、なんで間違えたんだろう?)

しかも間抜けな事に切符を買う時にも間違いに気が付かなかった。
ちゃんと「臼杵→八幡浜」って書いてあるのに「八幡浜っていうのは宿毛市の港の名前か何かだろう」とか思って勝手に納得して、時刻表を見たら一時間後くらいに最終便が出るらしいので「おお、ラッキー」と深く考えずに乗船券を購入。そして23:55の便に乗り込んだ。

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