2012/8/25  
三本木〜4号〜盛岡(県道で市街を廻る)4号(食)〜平内(県道で夏泊半島を廻る)4号〜青森(食)
青函フェリー〜函館〜5号〜札幌(道道で市街を廻る)(食)
274号〜長沼(長沼の道の駅で就寝)

夏季休一日目
朝は4時に起きて、半に屋根開けて出発。
うん、まぁ半日分のマージンは出来たかな。
まだまだ青森まで距離があるので引き続き真っ直ぐ4号を北上。

少し雲が多いものの、走ってるうちに朝日昇って来た。
岩手県に入るとモヤーっと軟らかい朝日が差してきた。広い田圃で清清しい。
雲は濃いけど、まあどうせ黙々と移動だけだし、朝の内だけだろうとタカくくってた。
けど、進んでいるうちにどんどん雲が濃くなってすっかりドンヨリと完全に曇っちゃった。。
あれー?そういう予報だったっけ?まぁ暑くないからいいや。
最近東北は天気悪いことが多よなぁ。(っていうか、振り返るとここ数年間の北東北ドライブは全部雨じゃん。。)
黙々と走って盛岡で7時。
ここらで朝飯かな。ネタ帳を見ると盛岡市街で朝までやってる「じゃじゃ麺」の店を載せてた。朝から好物の名物料理食べられれば天気なんか多少悪くても構わないやなんて思いながら市街に入り込んでみた。
でもそんな気持が天にバレバレなのか小雨パラパラ降ってきちゃって少し焦った。

←盛岡城の西側。

ガラガラの商店街を進んで屋根閉じて路駐。
一本裏の道の店に歩いてけど、、、あれ?別の名のラーメン屋しかないな、しかも閉まってる。。。おかしいなと思って携帯で調べてみたら「閉店」になってた。。げー。
がっかりしながら出発。

他に朝やってる店なんかあるわけもなく(京都ラーメンの店は開いてたけど、、)市街通過。

しばらくフラフラ市街を廻って岩手牧場の前で4号に戻り、また北上。

←4号、盛岡市下厨川。岩手牧場前の合流。

盛岡じゃ慌てたけど雨なんかすぐやんじゃってた。
どっかで屋根開けようと思いつつしばらく走って、岩手山も見えないままに岩手町。
石神の丘の道の駅に寄ろうと思ってたけど、前の車が続けて入っていったので通過しちゃった。

もうちょっと先の一昨年も恐山の帰りに寄ってた一戸町小鳥谷の駐車施設で小休止。
出発するころにはすっかり晴れてきてたので丁度よかった。

そしてしばらくは買ったばかりの南部煎餅食べながらのドライブ。おいしくて止まらなくなっちゃって次々とポリポリ。胡麻うめー。耳うめー。

そして二戸で給油。
馬仙峡の男神岩と女神岩が見える景色いいスタンドだった。
久々にやってもらうスタンドで、給油中「寒くないですか?」とか言われた。
確かに少し肌寒かったけど、この8月は連日暑かったから有り難い涼しさだった。
聞けばこっちも昨日までは暑かったらしい。

←4号、一戸町鳥越駒木平のそのスタンド前。
正面左が男神岩右が女神岩。

9時半過ぎに青森県に入ってすぐの三戸の道の駅でまた休憩。
ここらで一応時間が読めてきたので青森のフェリー会社に電話して昼過ぎの便の予約をした。
電話予約すれば割引が利くのだ。午後の船がすんなり取れた。
さてまた4号北上。
船の時間が決まったので、到着時間を見るつもりで青森港までナビさせてみた。
ら、ナビ的には奥入瀬から十和田湖、八甲田山を抜けて行った方が近いらしい。
けど、まだ船の時間には余裕あるし前回(七年前)の北海道の時もそっちの道だったので今回は4号を進んだ。

4号、十和田市大沢田→
奥州街道北野の松並木。

で、やっぱまだ少し早すぎるし、すっかり天気も回復してたので、野辺地から陸奥湾に出たとこでちょこっと県道に逸れて夏泊半島を廻ってみた。

この半島は走ったことなかった初の道。
半島って意外と時間食うんだよね、、、とか思ったけど全然そんなことなくスイスイ。
「夏泊ホタテライン」と名が付いたこの道は、走りやすくていい道だった。海を見ながら気分良く一周り。
やっとドライブらしいドライブ。

←県道、平内町白砂。
陸奥湾が広く気持ちいい。でも対岸の下北半島は全然見えてなかった。

半島の北端付近は「椿山」という椿の自生北限地帯だそうだ。
公園ぽい海水浴場でいい感じ。先に島も浮いてた。
↑椿山海岸。日本の渚百選だそうだ。over!
夏泊半島は実質一周三十分程度で周れた。そんなもんか。
あとは4号に戻ってまっすぐ青森に向かう。雲は多くても眩しかった。

4号、平内町土屋。土屋バイパスの青森湾→

青森市街には1時ちょい前に到着。
市街まわって食事するくらいで丁度いいかな。
そうそう、青森といえば!と気になってた市街のラーメン屋に行ってみた。冒険の昼食。
ラーメン食べたあと少しフラフラ散歩してたら時間なくなっちゃった。。
少し慌ててフェリー港に向かった。30分前には乗船手続きしないといけなかったんだっけね。

2,3分遅刻で港到着。
そして2時半の船に乗船した。

船ではぐっすり寝た。
四時間の航行もあっという間だった。

てわけで函館港には6時半前。
んー久々の北海道!
だけどもう日も暮れちゃって函館市街は夕方の渋滞。北海道も慣れてきちゃったのか暗いからかなんかイマイチぴんと来ないまま5号に出た。

いつもならまず函館で食事したり函館山登ったりして「はるばる来たぜー函館ー♪」と実感してから北海道を回り始めるトコだけど、今日はもう移動に徹しようと真っ直ぐ函館を抜けた。

←5号、函館市昭和。函館新道の分岐点。

取敢えず行けるとこまで行こう!今夜の内に札幌くらいまで行ければ、明日から二日間はたっぷり北海道堪能できるぞ!と気張って幹線道路。

でも前回みたいに出だしで捕縛なんてのはもう懲り懲りなので、とにかく慎重に周りの交通に合わせてゆっくり目で走った。

5号、七飯町桜町。函館新道→
前が空いても飛ばさない飛ばさない。
横目にはちらちら夜景が見えた。
over!

幸か不幸か週末の夕方で車が多く、5号は函館新道を過ぎると殆ど暫く列になって通行。
いやぁ、こんなに混んでる北海道も初めてかも。

森を過ぎて内浦湾沿いに出る。海はまっくらだった。
ここらへんでパラパラ小雨が舞ってきた。うわー北海道もこんな天気か?
暗くなったし屋根閉じるか、、とか思いつつ、せっかくの北海道での露天ドライブでもうちょっともうちょっとと、誤魔化し誤魔化し進んだ。

長万部からも5号を進むと他のの車もいなくなった。
それと同時に周りはさらに真っ暗になった。
雨はすっかり止んでたけど結局曇ってて期待してた星なんか全然見えなかったし、やっぱり虫がものずごかったので、電灯があるとこで路肩に車を停めて屋根を閉じた。
電灯以外は隔離されたように真っ暗で怖くてワクワクしたwww

←5号、黒松内町歌才。
真っ暗すぎる中の明かりの部分。

少し進むとナビにない「黒松内新道」という自動車専用道路の無料区間の案内が出てた。てっきり新しく作ったバイパスかな?とか思って曲がってみたら、、、
その道は5号から大きく外れて高速の道央道に接続するだけの道だった。。orz
もちろん途中でターンなんか出来ず、仕方なく進んだ。
黒松内JCTで下りて逆方向から乗って戻った。なんか脱力。でもちゃんと出口があって助かった。。
で、またひたすら暗闇の道を移動。
こんなトコでネズミっもないだろうとは思ったけど、動物が出てきてもヤだから相変わらずそんなに飛ばさず黙々移動。
結局(虫以外)何の動物も出てこなかったけどね。
ずっと暗闇で、唯一町らしい倶知安ももう静かだったから、余市で市街らしくなってホッとした。
ここまで来ると車も増えて、みんな飛ばしてたから混ざって自分のペースも上がった。

小樽はすぐでいつの間にか通過。

あれ?こんな近かったっけってくらいの感覚で札幌まで走った。

札幌には11時。
たまには札幌ラーメンを食べよう!、、って事でこの時間でやってる店を検索して行ってみた。
さて、札幌まで来れたしひとまず目標達成かな。
あとは少し札幌市街を適当にフラフラ。
お約束の時計台の周り回ったり真っ暗な電波塔を見たりしつつ西に抜けた。
↑時計台。国重文。僕は好きだ。
「日本三大がっかり名所」なんて言われるけど、何を期待してどうガッカリなのかわからない。

←電波塔。大通公園にあって名古屋と印象かぶる塔。

で、札幌といえば、、、で思いだしたのは「ワグナリア」!(実在しないけど)
あるとすればここら辺かなぁ?とか思って、ひばりが丘あたりをウロウロしてみた。夜中にちょっと怪しいね。。
んー、北海道とは言っても札幌は立派な大都市、住宅街も町も別に他の都市とそんな変わらないや。(この季節だからだろうけど)滅多に来ないトコだけど違和感もなく、特に面白くもなく、夜でよく分からず、もっと通ったことのない地区とかも廻ろうかとも思ったけどヤメといた。

あとは近くの道の駅を検索。
ちょうど出た道の274号の先にある道の駅が近そうなので、そのまま274号で北広島に抜けちゃった。
なんだ、廻るとか言って西から東にぬけただけじゃんww

で、長沼町まで走って「マオイの丘公園」の道の駅に到着。
今日は昼間船で寝てたからまだ眠くはないけど、明日は少しでも早起きで走りたいからここで就寝。
寝たのは1時過ぎ。

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