根羽村平の矢作川の谷の上にある巨木。
案内を見かけ、ナビ地図で見てもすぐ近くっぽいから寄ってみた。
ら、整った駐車場と案内板があり、最近整備されたスポットって感じで、バリアフリーのスロープもあった。早速歩いてみた。
駐車場は矢作川の対岸側なので洒落たゲートが並んだ木の吊り橋「根羽峡大橋」を渡る。
見下す峡谷は紅葉もあり水もキレイでいい感じ。寄ってよかった。
っていうか水がキレイな渓谷とかついつい魚影はないかと眺めてしまうけど、もうそういう季節じゃないよね。
その代わりにすぐ近くで野鳥が鳴いてて、見てみると支策のケーブルにキレイな橙の腹のジョウビタキがいた。
けどカメラを向けるとすぐ別のケーブルへと飛んでまわって追いかけるのが忙しかった。(けどなんとか写真に撮れてた)
さて、主役の大杉は橋を渡って整備された遊歩道を進んでまわるとすぐ先に現れた。(橋の手前から見えてたしょぼい木じゃなくてよかったw)橋渡ってすぐに見えない勿体ぶった感じもいい演出だった。
これはこれは堂々として太い杉の木。根の方から分かれて十手形なのとその股の曲線が官能的で、生命力あふれる立派な木だった。
ちゃんと案内もあり、幹周14m樹高40m樹齢1400余年の国天然記念物。長野県第一の巨木だそうだ。うわぁ、そんなのがこんなに気軽に見れるとはありがたい。じっくりゆっくり見てまわった。
葉の先には花なのかつぼみなのか(アレルギーの人は見たくなさそうな)たくさん生ってて元気なたのもしい古樹だった。
木の前には祠の神社があった。しめ縄も新しくしっかり祀ってる感じだけど、宮名も案内も何もないので拝まずに折り返した。
さっきはイケズだったジョウビタキがこっちでは大人しく、さぁ写真撮レ!と言わんばかりに姿勢よく近くの木に停まってた。鳥を見る前に木を見ろってことだったのかもね。
戻る道は日が正面で眩しく気持ちよく、横の斜面に紫の野菊を見たり、橋の手前の案内を見かけて「荒神様」の石を見たりした。
気まぐれで寄ってみたスポットだけど、なかなかいいトコに寄れて満足。なんで今まで気が付かなかったんだろうってトコだったけど、今日みたいないい天気の日に寄れてよかった。