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道の駅 すさみ

ファイル 3230-1.jpgすさみ町江住の42号沿いにある道の駅。
寄ったのは二回目。
場所が紀勢道の出口真ん前だけあって混んでて、赤信号を待ってたら出口から下りる車が全台入ってってたので、これはやめようかな、、、と躊躇しつつも寄ってみた。

したら、ちゃんと誘導員いて裏に誘導。海に向かって少し下った先の奥の駐車場にすんあり停められた。こんなとこも駐車場あったんだっけ。。(前来た10年前の海を眺めた写真見ると無かった)

半島とか岬というよりほぼ島の見た目の江須崎を眺めながら坂を戻ると、展望台という建物があったので一応上ってみたけど、登る前から海はよく見えていたのでたいして眺めは変わらなかった。

さて、混雑した店を取り敢えずひとまわり。
みかんジュースでも買おうかと思ったけど、レジの列が長かったのでヤメた。

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けどその隣のスナックコーナーは並んでなかったので、こっちでみかんジュースとかないかなーと見てみたら、「すさみブルーなくりーむソーダ」というのが気になった。
ちょっと気恥しさもあったけどそれにしてみた。地名が入ったメニューに弱いのよね。

これはソーダは透明でブルーのゼリーが沈んだものだった。グラスの模様かと思ったレモンは実物で、クリームもソーダもぜりーもレモンもそれぞれおいしかったけど、聊か纏まりに欠ける感じ。ゼリークリームとレモンソーダに分けて味わいたかったな。

さてさて
のどがかわいてて何か飲みたかったのは嘘ではないけど、それよりもここに寄った目的は別にあって、前回敬遠してスルーした「エビとカニの水族館」、今日はここまで大地のクジラ博物館と串間の海中公園をケチってスルーしてたのでここくらいはケチらずに入ろうかと思ってた。

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まず入口前の日当たり良いトコに水槽があって、ボラやカワムツとかの河口あたりの魚が泳いでた。水槽でボラは滅多に見ないかも。

入館料800円。(クジラや海中の半分くらい)JAFで10%引き。ケチる程でもない額だけど、やっぱり以前ネタ帳に書いた時は無料だったので少々腰引ける。

入ってみるとすぐ正面の大きめの水槽はウツボだらけだった!
せめてるなぁー。個人的にはウツボ料理とか好きなので「おお、これはすごい」と楽しくなったけど、一般的には少々グロテスクなので心配だ、、
とか思ってたけど、すぐ近くの水槽には人気のかわいいチンアナゴ、、、じゃなくてシンジュアナゴという魚だそうで、ギャップ狙いかな。説明のPOPも手書きで丁寧で楽しく見れた。

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そして入り口のウツボからだけど、水槽の上にはサポーターの人や企業の名が上がってたし、やっぱり解説説明が丁寧で興味深く、ゆっくり見てたらすごい時間かかりそうだった。

で、まずは世界のエビ。南半球の伊勢エビとか欧米のロブスター。入口の鍋の写真で「空腹時の入館はお控えください」という冗談もさもありなんwやっぱりただたただうまそうにしか見えないけど、滅多に食べないし種類を意識して食べた事もなくatoあまり興味もなく、ちゃっちゃと先に進んだ。

セミエビとかすさみの伊勢エビコーナーとかあって、やっと地元のエビカニになってきたかなと思ってたトコで、今度は小さなエビ(アミ)のコーナーとザリガニアパート。緩急あるというか変化あって見せ方も凝っていた。

船窓のような丸いのぞき窓のコーナーは、意外と地元の紀伊の海のエビカニで、ベンケイガニなんていう普通過ぎるのから、「え、こんなかわいいのが近海にいるの?」ってくらいの綺麗なエビなど、面白い種類が覗けた。なかなかも演出。説明も面白かった。

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そのままカブトガニやダイオウグソクムシやガザミが並んだ先は、いきなりタッチコーナーだった。
っていうか、タカアシガニ(いわゆるズワイガニ)も触れるの?湯がいてない生きたの触ったことないかも!と、はしゃいで触りまくったw
さらにイセエビも、グソクムシも、カブトガニなんかも触れて驚き。軽くなでるだけだけど、こんな感触だったのね。
存分に楽みつつ、後ろの家族連れに追いつかれないくらいには急いで次に進んだ。

で、実はここからが本番。細かく沢山の水槽に面白いエビ、カニ、ヤドカリが並んでて、どれも見ると採取日と採取場所が記されていて、このすさみ町の海で採取されたやつだった。
すごいなこんなに種類いるんだ。
どこの海でもこんな多種のエビカニがいるもんなのかな。。(千葉はどうなんだろ)

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どのエビもカニもヤドカリも個性的で面白く、ついつい次から次と写真撮りまくっちゃった。半分隠れちゃってたりブレちゃったりで端折って並べてみてもこの数、丸くて面白いのとかやたらとキレイなのとかが目立たなくなっちゃったけどまぁいいか。

海外のエビも、さわれるコーナーも前座だったのね。エビカニの興味を引き上げてたトコで、すさみはこんな沢山の種類エビカニがいる豊かな海だというところを見せたかったのね。

さて、細かい水槽のコーナーを抜けると、またウツボw
これは160㎝の巨大なニセゴイシウツボだそうだ。ごつい見た目だけど小さなエビに纏わり付かれながら大人しくくつろいでた。

そしてゴシキエビという派手派手な伊勢エビに目をとられた。これは鹿児島以南に生息してるものだけど和歌山で捕獲されることもあるそうで、黒潮で流されたらしい。14年ぶりの展示だとか。

最後はクラゲとか、カエルちゃんもカジカとアマといて、満足で出た。

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で、出た後の外に別でウミガメのプールもあったし、別館で「海の環境学習館」というのもあった。
この学習館に入ると最初にウメボシイソギンチャクが浅めの水槽で展示。浅いとついついタッチしちゃいそうになっちゃう。。和歌山だけにおみやげにと梅干しの宣伝もされてた。

で、ちゃんとタッチコーナーもあって、ザリガニ釣りコーナーもあって子供向けな感じかな。
ペンギンもいたし、パンダウナギもここにいた(石に隠れててちょこっとしか見えなかった)

いやいやいやいや、これは予想以上に楽しめる水族館。大正解。入ってよかった。
鳥取のカニのミニ水族館でも種類の多さにすごいと思ったけど、ここはより細かくさらに種類多く、そして説明も面白く濃い水族館だった。これは無料じゃダメだよね、800円でも全然安いくらいだ。

満足で車に戻って、目の前のすさみの海をまた眺めつつそこに住むエビ・カニ・ヤドカリを想像しつつ出発した。


ちなみに前回の点景

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