大月市猿橋にある日本三台奇橋。
桂川(相模川の山梨県側上流部)の峡谷にかかる歴史的な橋。
現存する唯一の「刎橋」という形式のもので昭和59年(1984)に架け替えているけど、形式は嘉永四4年(1851)のものを忠実に複製した木造の橋。だそうな。
それよか先トイレトイレ。。
トイレの前には「三猿塔」を名乗る猿のトーテンポールがあった。
かわいらしい。
それよかトイレトイレ。。
そしてトイレも洒落た居酒屋の様な器でキレイだった。
トイレを出ると橋の手前に重要文化財「八ツ沢発電所施設」と言うのがあって、覗くと煉瓦の水跨橋が架かってた。
立入禁止で柵越しに見るだけだったけどちゃんと水流れてた。
明治末期の水力発電所の一部で、来年で百歳だとか。。
まだ現役なのかな?
一生懸命発電して下さい。
さて橋は下る道で下から見れるみたいなので、先に下から見てみた。
おお。
これは珍妙な、というか風流な、というか面白い橋。
なるほど、なかなか立派でいいね。
こうして屋根みたいなのを岩に挿して重ねた橋なのね。
さて、
道は続いてて猿橋展望台という案内があったので、少し進んでみた。
渓谷の石段を下るとその展望台?に出た。
木が邪魔なのと朝日が眩しく猿橋はよく見えなかったけど、こんな深い峡谷に架かっていると言う立地が分かり、悪くない眺め。
猿橋よりも手前の国道の新猿橋とか奥の水跨橋はよく見えた。
石段を登って戻って最後に橋を渡った。
おお。
深い峡谷だなぁ。
この場所に橋を架けたのは、交通如何の問題だけでなくこの景観を道中楽しませるためだったんじゃないかな?と思った。
のんびり眺めてたらジャージの可愛い中学生に「おはようございます」と挨拶された。
「おはよう」気分のいい朝だ。
部活かな?橋の先に中学校があるらしい。
橋を戻ると、今度はチワワ犬の散歩してたおじいさんに挨拶された。
地元の人らしいからちょっと橋について訪ねてみたら、嬉しそうに色々話してくれた。
もう近隣の甲州街道の歴史を源平から武田まで。。
話は面白かったし急いでないからゆっくり聞いてたけど、犬が飽きてしまって「早く行こう早く行こう」と猛アピール。
「お前もいいかげん早く出発しろよ」と吠えられてしまったww
おじいさんは、「たいしたことない橋でガッカリでしょう」なんて言ってたけど、いえいえ楽しかったですよ。
でも多分、「猿橋」って名前は一般的には渋滞情報でしか気にしないトコだろうね。
橋より高速のバス停の方が有名だったりして。