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石井樋公園

佐賀市大和町尼寺にある川沿いの公園。
案内が気になって寄り道した「さが水ものがたり館」というのは勿論まだやってなかったけど、その資料館裏のこの公園は普通に駐車場に停めてあるけるので、車停めてちょっと散歩。

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「石井樋」は江戸時代に初期に造られた取水施設で、堰や鼻という疏水建造物が残る公園だそうだ。これは面白そう。気まぐれナイス。

公園内には案内板が多く、見どころの順路で番号がふってあったので順繰りに歩いてみた。

まず最初は「水功之碑」ここを造った成富兵庫茂安を記した石碑。
番屋風の休憩室を抜けると、その堰や鼻の疏水建造物を見渡す展望台に出た。
嘉瀬川の堰と、流入させる水路にある鼻がよく見えた。

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つまり、水の流れを緩やかにしつつ、増水時や減水時は溜める仕組みなのね。

ゆっくり見て歩いてたら朝日が差した。
何か緑に包まれて穏やかで爽やかな朝で気分よかった。

少し折り返して振り向く形で見るのが「石井樋」と「出鼻」
更に流れを押さえて、土砂を分けできれいな方の水を流す取水口。
石には仏の像が彫られてるそうだけど、、よく分かんなかった。(文字っぽいのは見えた)

ファイル 1817-3.jpg

脇の草原にはピンクの花が朝日に向かって花を咲かせていた。

ファイル 1817-4.jpg順路はまたくねっと折り返して、さっきの展望台を対岸から見る場所に出た。
この展望台の崎が「天狗の鼻」、その奥が「象の鼻」だそうだ。
天狗の方が手前で大きく見えるから象っぽいんだけどなぁ、、

最後は「小寺川井樋」江戸後期に追加して造られた「石井樋」手前の井樋。
あ、「石井樋」って石井の樋かと思ってたけどそうじゃなくて石で造られた井樋ってことか、、

地図で見ると細かい水路だらけの佐賀平野、そこに流すきれいな水の口が見れて少し佐賀を知った気分になれた。
そして爽やかな朝の散歩も気持ちよく、これで思い残すことなく佐賀市街を通過できるな、、と思った。

タグ:観:園 観:堰 観:石 景:川 植:花