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森のラーメン高須

ファイル 1281-1.jpg北杜市須玉町増富西小尾の山の中にあるラーメン屋。

細い林道を走ってきて、里に下る道に折れてすぐのトコにあった店。
手前から「森のラーメン」という案内は見かけてたけど、まさか下る前のこんな山中にあるとは思ってなかったし、店前の駐車場には車が数台停まってて人気ある店というのも意外で興味湧いて寄ってみた。
そういえば昼は食べてなかったっけ。

ファイル 1281-2.jpg庭の席でラーメン啜るお客をすり抜けて、小屋の中を覗くとこっちも上がって食べてるお客さんがいた。
外の方が気楽かなと思って外の席についた。

メニューは(猪とか鹿とか熊とか)意外と多く少々迷った。
で、普通に「森の醤油ラーメン」 それと好奇心から「シカサシミ」をたのんでみた。
料理の前にお通しが出た。なんだろ、牛蒡と蕪と春菊かなぁ?おいしかった。

ファイル 1281-3.jpgまずは「シカサシミ」
鹿は鍋やステーキで食べたことあったけど、刺身は初めて。
クセのない食べやすい肉だよね。と思って食べたからか意外と独得な感じはあった。
馬刺牛刺鯨刺とは全然違うけど、肉らしい肉で違和感は無し。おいしい。

そして「森の醤油ラーメン」
実にシンプルであっさりしたラーメンだった。

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細麺の縮れ具合が昔懐かし感じ。最近あんまし縮れ過ぎてる麺て見ないよね。
フと気が付くとチャーシューが二種類乗ってた。
ひとつはやわらかい豚肉だけど、もう一つは歯ごたえあって締まった肉だった。

食べてたら話好きそうな店の親父さんが前に座ってきたので聞いてみたら、こっちは鹿のチャーシューだったそうだ。おお、鹿三昧。
で、
この辺りは開拓地でこの店は元々この店主が子供の頃に開墾で住んでいた場所だったそうだ。(昔はもっと開けてたのかな?)
今では甲府から週末にやってきて店を出してるだけだけど、少し前までは平日は甲府市街で営業、週末はココでという営業だったそうだ。
ほかにも山の話とか聞けて楽しかった。


ファイル 1281-5.jpg僕が食べ終わる頃には他の客も帰ってたので親父さんは前の道に出て枯葉で孫と遊び回ってた。なんか自由でいいな。

そういえば店の入口に「ムロ」ってあったので何かと訊ねたら「冷蔵庫だよ」だそうだ。
孫が「入ってみるー?こわいよー」とはしゃいでた。「こわいのはヤダよー」と車に戻った。

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