8/22 sat 奥志賀ドライブ
松戸〜県道〜境〜354号〜境〜県道〜高崎〜406号〜倉渕〜県道〜嬬恋〜農道(嬬恋パノラマライン)〜嬬恋〜県道〜草津〜292号〜志賀高原〜県道(奥志賀林道)〜栄〜林道〜秋山郷(切明温泉で温泉休憩)
405号〜上越(高田の市街散廻)
8号〜富山〜41号(細入の道の駅で車中泊)
気合い入ってた割に起きたのは四時。まぁ前回より少し早いけど。
四時半に出発。またいつもの道で野田を抜けて境から354号に出た。二時くらいに起きられれば西に向かうんだけどね。

夜が明けてみればドン曇り。古河から先では時折小雨も降ってた。
いつもの馴染みの354号だけど群馬の境町でうっかり国道からそれちゃった。でもそのまま県道で伊勢崎を抜けて高崎に走った。伊勢崎は少し混んだ。

高崎から406号に出た。ここら辺から天気回復。
雲は多いものの青空が垣間見えて時折日も差した。ナイス群馬県。

406号を145号まで走るつもりだったけど、ナビ地図を見てたら面白そうな県道があったので曲がってみた。
二度上峠を越えて北軽井沢に向かう県道。キレイで走り易い区間も長く景色も良かった。北の展望も南の展望も良かったけど特に北の浅間隠山がよく見えた。

県道、高崎市倉渕町 川浦→
over! ヘアピンで向きが変わると浅間隠山。

県道は北軽井沢の先も続いてたので、そのまま145号を越えて進んだら、エラク狭い未舗装路の区間があった。
地図通りの県道を辿らなければマトモな道が有るけど、まぁ軽井沢らしい?道かなぁとか楽しんでたりして。こんな区間が二ヶ所あった。

←県道、長野原町 北軽井沢。
いきなり私道レベル?
over! この交差点?を左折。

そんな道は北軽あたりだけで、あとは爽やかな森林道路。
でも軽トラの後ろで抜くタイミングもなくゆっくりの走行。対向車が恨めしい。
途中で広域農道を見つけたので思い切って曲がってみた。

この道が図らずも大正解。
「妻恋パノラマロード」と名のつく道。
嬬恋村の収穫時のキャベツ畑や四阿山(吾妻山)と根子岳の連山の大パノラマを楽しめる道。これは素晴らしい道だった。

↑妻恋パノラマロード南ルート
西方向の山々。篭ノ登山とか。

妻恋パノラマロード南ルートから北の四阿山の眺めはパノラマにしてみた
1000×270

妻恋パノラマロード 南ルート。
そして西の奥に白根山も見えた。
キャベツも豊作。

144号を越えると北コースになる。こちらは南コースより道が新しく整備されてる感じ。
眺めは裏からの浅間山とやっぱり広いキャベツ畑。

少し走ると「愛妻の丘」という所に簡易トイレがあったので小休止。独身だけどイイよね。

↑妻恋パノラマロード、愛妻の丘の駐車場。
正面にうっすらと浅間山。
over! 北コースのキャベツな道。

農耕車に注意 愛妻家に注意だそうです。

しばらく気持ちよく走ってたけど、途中で「嬬恋パノラマライン」のルートを見失ってしまい、北ルートは半分しか走らずに県道で144号に下っちゃった。

そして万座・鹿沢口の三原から県道で草津に向かった。
この道の途中で「嬬恋パノラマライン」の入り口があった。間違わなければココまでこれたのか。。ちょっと悔しいけど戻るほどでもなくそのまま進んだ。

そして292号に出た。
292号は「草津メロディーロード」の手前だったのでメロディー溝を踏めたけど、前の車との関係で速度が一定に保てず音痴な草津節になっちゃった。

気持ち悪いメロディの動画

草津の道の駅でトイレ休憩。何か食べたかったけどパッとしたものもなく、とりあえずおやきと焼き饅頭を食べた。(普通だった)

←道の駅にあった草津温泉のマスコット「ゆもみちゃん」。グッズも売ってた。買わないけどね。

そして草津を抜けて292号は志賀草津道路を走る。
いつ来てもやっぱりイイ景色の高原道路。だけどやっぱりいつ来てもトロトロの道路。けして車が多くて詰まってるわけじゃなく一台一台がゆっくり景色見ながら徐行してる道。
292号、草津町 草津→
何カ所か工事もしてた。
over! 白根山登り口。
歩行者も車も観光気分で気が抜けない道。

まぁ別に急いでないし景色いいからそれはいいけど、ちょっとみんな運転が散漫すぎるな。ひどいのなんかウインカーも出さずに停車して駐車場に入ろうか迷ってたりしてる。。
どうにかしてくれ。

渋峠まではずっとそんな感じだった。
長野県側は割とまともに流れてた。

←292号、山ノ内町 平穏。
正面に笠ヶ岳、雲の間にもっと遠くの(妙高山?)雪をかぶった山が見える。

そして志賀高原へ下って奥志賀林道の県道へ曲がる。
スキー場から先でやっと独走状態で気持ちよくドライブ。とはいえ去年は紅葉の時期に来たので夏のこの時期は特別インパクトのない道だった。

県道、奥志賀林道→
志賀高原から5km地点。
秋にはカメラと路駐が並んでた所。

しばらく走って、秋山林道へ曲がる。

実は本当はこの道が去年通ろうと思ってた道。去年は紅葉見ててそのまま奥志賀林道を走りきって、まぁそれはそれで良かったわけだけど。
今回は先々週から未開通のどん詰まり国道が気になってて思い出した道。
地図で見てたらちょっと険しそうな感じだったけど、全然整ってて走りやすく、しかも視界が開けたところが多く周りの山々が見えてて景色が良かった。奥志賀林道より楽しい道だった。
↑道のすぐ横に小さな滝。

秋山林道→
舗装もきれいだし、景色も楽しめる全面舗装の林道。
over!

林道の交差点を国道に向かう道に下ると、切明温泉に出た。

←切明温泉、雄川閣。
この駐車場は無料の温泉利用客も停められる。

去年ここらを調べてて興味持った河原を掘って入る無料の天然温泉。もちろん宿の有料露天風呂も有るので、面倒くさそうだったらそっちでもいいかな?とか思いつつ河原に下りた。

先客が掘って出来ている湯船がいくつもあったので遠慮しつつ入浴。
その先客のお兄さんに声をかけられ、話しながらゆーっくり入浴。彼は新潟から来た温泉好きさんだそうで、いろんな温泉(野湯)の話が聞けて面白かった。

渓流のイイ景色に水着で遊ぶ家族連れや、釣り人も通り過ぎる温泉。秘境な雰囲気は薄かったけど開放的でイイ湯だった。

露天の日光浴も気持ちよく結局昼から二時間半も入浴してた。服を着るとヒリヒリ。。思い切り日焼けしてしまった(そりゃそうだ)
そしてドライブ再開。少し狭めの林道を登って405号に出た。

405号は険しい道を覚悟してたけど、全然まともだった。多少狭い所とか落石とかあるものの酷道とかっていうほどではなく、気持ちよくドライブ。

↑405号、栄村 切明。
背中には一応野反湖まで続く登山道がある。

405号、栄村和山。工事信号待ち→
谷向かいの鳥甲山の山並みは若干雲に覆われてた。

そういえば腹減ってた。県境過ぎて新潟県に入ったあたりで食堂があったので寄った。

山菜キノコそばを食べた。蕎麦は苗場そばだそうだけど、んー普通。

←秋山郷渓谷と405号の前倉橋。

店の前に前倉橋という赤い橋があって渓谷の眺めが良かった。

405号、津南町 結東→
舗装のきれいな区間も多かった。
ガードレール無いけど棒がある。

そして津南の町に下った。

おおまかな予定では、ここから117で小千谷で只見まわって日帰りかな?とか思ってたけど、どうせならこのまま405号をずっと進もうと気が変わった。
もうなんか日帰りとか言ってる時間じゃないしね。気分ものってたから。
ってわけで117号を跨いで、駅舎内に温泉のある津南駅(野湯の後だと魅力薄いが)を曲がって飯山線の線路を越えると、八年前に通った405号の過疎な区間。
舗装も道幅も路面の礫もやっぱり前の侭でやや酷道。この区間を知ってるので秋山郷の区間はまともに思えてた。
↑405号、JR飯山線踏切。
国道標示が曲がって錆びたまんま。

405号、津南町 外丸。狭路区間 over!

でもなんかやっぱりこういう道に慣れてきたのかな?そんなに酷く感じないんだよな。

対向車が少なかったせいもあるかもしれないけど、細かいカーブとアップダウンが面白く、小さな峠を登っては下りの繰り返しが楽しい道だった。
それとこの道、小さな峠ながら上の方まで田圃があって、細かい棚田をあちこちで楽しめる「棚田ハイウェイ」。

←405号、十日町市 松之山 天水島。「留守原の棚田」

日本の棚田百選の「狐塚の棚田」とか「上船倉の棚田」とか「蓮野の棚田」とかっていう名のある棚田が連なる道だけど、どれが百選とかじゃなくて道沿いの田圃がみんないい雰囲気。

それとこの十日町の間は沿線に「大地の芸術祭」の展示物のオブジェがあったりした→

夏休み時期だからか遊んでる子供や歩いてる人も見かけて、前回来たときの過疎なイメージは薄れてイイ山里の小さな国道って感じ。

でもなんか民家の藁葺き屋根とトタンが混ざってたりして変な感じ。
よくみるとトタンの屋根って藁葺きにかぶせただけのも有るんだね。

←405号、上越市大島区菖蒲の民家。
手前の板に「お米 あります」とあった。
棚田の米が買えるのかな。

そして安塚で403号に曲がろうと思ったけど、トイレ行きかったのでやめてそのまま進んで安塚の道の駅に寄った。
何かあるかな〜と物産店に入ったら、「そばの実入り手づくりジェラート」があった。「何味にしますか」「そばの実って無いの?」「全部にそばの実が入ってます」ということで、面白そうなスイカのジェラートを食べた。(おまけでミルク味ジェラートを少しさしてくれた)もろスイカ。おいしかった!
道の駅「雪のふるさとやすづか」の大きな雪だるまの像↑
over! 「雪だるま物産館」の奥の「雪室」

この道の駅の奥にある雪室という雪の貯蔵庫で酒や米や蕎麦を貯蔵したり、雪融け水で物産館内を冷房してるそうな。。スゲー。横の窓から覗けるけど、暗くてよく見えなかった。

そのまま405号を走る。牧でもう一山越えると広い上越市の田圃の道に出た。

405号、上越市 森田→
over! ひろーい田圃。

っていうかモロ逆光。雲は多いけど丁度割れ間から狙ったかのように太陽が顔を出してた。でも横目には広い田圃と遠くの山々がよく見えて気分よかった。

そして405号を走りきって18号にブチ当たる。
けど、18号には曲がらずにそのまま県道に突っ切って高田の市街を走ってみた。
そういえばいつも18号で通り過ぎちゃうからこの高田の町を通るのは初めて。
まず横目に高田城。三階櫓が見えた。もう六時なので入城は無理だよね。

←高田城三階櫓。十五年前の木造で復興。石垣のない土塁と堀の珍しい平城。だそうです。

まずとりあえず駅前に来た。
すんごい雰囲気の駅舎と駅前アーケード。でも駅前に観光案内板とか無かったので素通り、適当に町中をぐるぐる廻った。
JR高田駅。アーケードとセットでごつい。
over! 本町通りのアーケードもごつい。

←大町通り。木造の雁木の町並み?

(安塚の道の駅の案内で知った)雁木通りというのが見たかったけど、何処ら辺が一番それらしい通りなのかよくわからなかった。

そしてそのまま隣の春日山の町にも行ってみた。上越市の市役所ってこの春日山だったんだね。
「謙信公祭による通行止め」が案内されてた。どんな感じの祭りかな?チラッとみれるかな?とか思って行ってみたけど、人だらけで車も動かず何しに来たの状態。(丁度この時間、今年の大河で景勝役の北村一輝のパレードの時間だったらしい)

なーんかただ混雑に混じるだけで無駄だった。。

そのまま8号に出た。夕方は厚い雲に隠れてた太陽だけど、なんか最後の最後で夕陽が見れそうだったので、西に曲がった。
郷津トンネルを抜けると正に真っ赤な太陽!なんとかギリギリ長浜あたりで日本海の綺麗な夕陽が見れた。
あーチクショウ、春日山なんか通らなきゃもっと夕陽の海沿いドライブを堪能出来たのにな。。

←8号、上越市郷津。海辺で見たい。
over! 越市長浜。何とか海で見れた。
click! 日が沈んでもしばらくは明るい。
此処ら辺で夕日が見たかった。

ってわけで糸魚川あたりではもう真っ暗。

さて、何も考えてなかったけど何処まで走るか。
富山方面と言ったら気になるのは「立山」。車でチョチョイと行って楽しめるトコじゃないけど、称名滝くらいなら行けそうだとは思ってた。どっか富山の手前の滑川あたりまで行って車中泊だ!と思って、少なくなったガソリンを気にしながら夜の親不知を走った。

とか思っていながら、ここらからだと意外と富山は近く、不安だった燃料も全然余裕で魚津で給油。九時頃には富山まで来てしまった。。

腹が減ってた。やっぱりラーメンかな。富山で携帯で探して向かった店は「まるたかや本店」。
来てみたら残念ながら富山ブラックじゃなかったけど、濃い味の醤油ラーメンでうまかった。おでんセットで富山おでんも食べられた。

富山地元の人気店、まるたかやのラーメン→
over! おでんセット。
ラーメン濃いからご飯があって丁度良かった。

さてどうするか。少し悩みつつ富山市街をゆっくり流した。

←富山城天守閣。
ライトアップされていい感じだけど、鉄筋の模擬建築。天守はなかったらしい。

立山は結局時間合わないし、、やっぱ明日は早めに帰るか。と言うわけで、富山市街から41号に出た。

41号を南下。
でもやっぱり早めに帰るのは勿体無い気がしてて、進路は翌日の自分に任そうと、富山を出てすぐの細入の道の駅で車中泊。寝たのは十時。

翌日→
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