6/7 sun 二日目
27号〜綾部〜県道〜福知山〜175号〜加東〜372号〜姫路〜県道〜上郡〜2号(途中、閑谷学校に寄道)〜備前〜374号〜津山(市街を散策)
179号〜倉吉〜県道〜青谷〜9号〜鳥取(市街で温泉休憩)
9号〜京都〜1号〜草津〜県道(草津の道の駅で車中泊)
六時過ぎに起きた。
空はドンヨリで肌寒かった。
トイレ行ってフト気がつくと裏がすぐ海だった。そういやこの道の駅はいつも夜で、海沿いとは知りながらも海を見た事はなかったな。

←道の駅「シーサイド高浜」の裏の青戸入江。over!

少し向かいの大島半島との間の静かな青戸入江の内海を眺めて出発。

やっぱこの天気じゃテンション低め。
相変わらず特に行き先も決まらずに、とりあえず舞鶴に向かった。

27号、舞鶴の赤煉瓦倉庫→
over! 国道沿いに何棟か続く。

舞鶴からは166号には出ずに、気まぐれで27号をそのまま綾部に折れてみた。

舞鶴からは175号には出ずに、気まぐれで27号をそのまま綾部に折れてみた。
フト、たまにはこのまま京都でも行こうかな?とか思ったけど、こんな天気に、野郎一人で、しかもジャージにサンダルで京都は無いだろうと気が付いてヤメ。
綾部から県道で福知山に出た。
福知山で9号を突っ切って175号に出た。きままながら瀬戸内海側に抜けるいいコースだった。そういえば四国に行こうとか思ってたんだっけか(笑)

塩津峠を軽く越えて兵庫県に入ると、地域住民のゴミ拾い清掃が行われてた。それが一地区だけでなく老若男女かなりの人出でずっと続いてた。ご苦労様です。っていうか地元愛って素敵だな。(僕は皆無ですが。。)

この176号は「水分かれ街道」と言う名が付いてる。
しばらく走って氷上町石生で「水分かれ公園」というのを見かけたので、ちょっと寄り道。そういえば前から何か気になってたんだよね。

176号、氷上町石生市街→
雰囲気ある町並

ここは日本一標高の低い分水嶺がある所だそうで、この公園の入り口の所がその分水嶺になってた。

↓分水嶺。手前が日本海、奥が瀬戸内海。over!
っていうか整い過ぎてて嘘っぽいけど。。

公園にはいくつもの湧水コーナー(水出てなかったし、雨水と混ざってるから飲むなと書かれてた)や神社やその御神木があって感じのいい公園。少し休憩、、と思ったけど、ここもゴミ拾い清掃の最中だったのでゆっくりできずに退散。
175号に戻った。
この瀬戸内海に注ぐ側は、ちょうどこの水分かれで切り替わりのように天気も回復。気持よくのんびりドライブ。

←175号、山南町井原。井原橋。
イイ天気!
橋の先の右手と更に先の左側に大きな仁王像と駐車場があった。寄ろうかと思ったけど、まだゴミ拾い清掃中でパス。。

このまま明石まで走って四国だ、、と思ってたけど、明石ルートは去年渡って新鮮味がイマイチだったので、加東で気まぐれに372号に曲がった。
とりあえずのんびり姫路に向かった。
姫路ってフェリーあったっけ?ああ小豆島!久々に小豆島もいいかな。とか思いつつも姫路城脇の道に曲がってみたりして、港には抜けずに県道で市街を抜けちゃった。。
後はフェリー港は。。日生か宇野。よしじゃあ昼くらいに宇野に行けたら船で四国に渡ろう。と目標できた。
↑横目に姫路城。
沢山の観光客と広場の太鼓囃子で賑わってた。

道は姫路からそのまま県道で龍野を通って上郡で2号に出た。

←県道、姫路市太市で見かけたタケノコの像。

けど、岡山県に入ったトコでもう11時半になってたので四国はヤメ。
どう回ろうか考えてたら「閑谷学校」の標示を見かけた。んー閑谷学校って何かあったなぁ。。と、うろ覚えながらも気になったので国道から折れて向かってみた。
その閑谷学校に着いて思い出した。入り口前の店のご当地バーガーとソフトクリームだ!
国宝の史跡に何でそんなのがあるんだろうか不思議で興味もってたんだっけ。

ってわけでまずは「備前バーガー」
備前牛ハンバーグ+備前米粉使用パン+地元産野菜+備前いちじくのデミグラスソース+ピクルスの代わりにキンカンだそうだ。

←備前バーガー。地元産野菜デカっ!over! 食い掛け御免

パッと見はでかい野菜のバーガー。食べると独特ソースと金柑の主張が目立って備前牛がよく分からなかったけどおいしかった。

しょうゆぶっかけソフト→
それと「しょうゆぶっかけソフトクリーム」
デザート用に開発した醤油でプリン風?とか書かれてたけど、ちょっと独特の癖ある醤油で割と濃い味で、口に風味が残った。独特の面白い味だった。
肝心の閑谷学校は行かなかった。今回は観光パス。だってジャージにサンダルだもん(笑)まぁまたいずれ来る機会があれば。
昼を過ぎてここらで折返しかな?と思い、備前市伊部から374号に曲がった。
備前市は焼き物の町。備前焼ってやつね。あちこちにレンガの窯の煙突が立っていた。

←374号、備前市伊部。
右側の丘の上から黒い煙が出てる。
火事ではなく焼き物の窯の煙だろう。

374号、和気町。吉井川の田原井堰→

あれ?この国道は走ったこと無かったっけ?あまり特徴的ではない川沿いの景色ながら山の形もよく、太い吉井川の気持ちいい道だった。暑いくらいの天気で川の風が心地よくドライブ。

やがて179号と合流して津山に到る。
津山と言ったらB級グルメの「ホルモンうどん」(思い出すのは結局喰いネタか。。)
ってわけでちょっと市街をうろうろ回ってみた。

←374号(53号,179号重複)津山市街。
今津屋橋の手前のこのヤナギの木が何故か印象的。

観光地ならグルメマップあるかな?と思い、まずは津山城趾に来てみた。でも城址公園の裏口(出口)に来てしまい何もなかった。。

鶴山公園北出口→
津山城は建物こそ残ってないけどデカい城郭の城跡。でも今回は立ち寄らず。

町中を一回りしたあと、素直にJR津山駅に来て観光案内所で「ホルモンうどんマップ」を貰った。
このマップは見やすく、津山の観光案内も載ってたのでホルモンうどん屋に向かいがてら、ちょっと面白そうな道に行ってみた。

←JR津山駅。
在りし日の津山城の絵が駅名より目立ってた。

マップが大雑把だったのでちょっと変な脇道から進入しちゃったけど、その先はバッチリ目当ての「城東町並み保存地区」だった。

変な脇道。路肩の溝が不安ながら味のある小道→

←城東町並み保存地区。作州城東屋敷と火見櫓。over! 箕作阮甫旧宅。click!

その「城東町並み保存地区」の旧出雲街道町並みは観光地としての保存というより、現役の老舗商店街と言った自然な雰囲気で感じよく、割と長い区間続いてた。

この道を進むと開店120年という老舗食堂「橋野食堂」があった。っていうか、この店は『日曜休業』ってあったから別の店を目指してたんだけど、暖簾が出てた。 聞いてみたら日曜日も三時まではやってるんだそうな。ラッキー!

店は古くからの食堂ムード満点で、店のおじさんおばさんも感じよく津山弁バリバリで色々話しかけてくれた。

で、「ホルモンうどん」。前の前の鉄板で焼きたて。って焼きうどんだったのね。知らなかった。。
これはうんまい!ホルモンも数種類ギアラまで入って味噌ダレでおいしく焼けてて最高。ピリ辛っていうから心配したけどギリギリ美味しく食べられる程度の辛さで助かった。おじさんが「もっと辛くできるよ」って言ってくれてたけど、、充分美味しいです。
食後も少し津山市街を回った。

津山のメイン通りっぽい商店街。ごんご通り→
over! 歩道に ごんごの像(津山弁で「カッパ」)

そして津山駅の裏に渡った。ここにあったのは扇形機関車庫と転車台。over!

特に鉄道ファンではないけれど、こういうの見てみたかったんだよね。
一般解放日じゃないので柵から遠目に見るだけで、半分廃墟っぽいながらディーゼル機関車も格納されててかっこよかった。
吉井川にまわって国道に出た。
川では部活帰りの近くの高校生が水浴びしてた。気持ち良さそうだった。
さてドライブ再開。179号を進む。
人形峠トンネルを抜けて鳥取県に入ると途端に天気が悪くなった。山陰側はこんな感じか。。まあずっと暑いくらいだったからいいか、とそのまま179号で倉吉に向かった。

179号、三朝町 木地山→

倉吉では片側二車線の車線減少に気づかず右折レーンに入っちゃったので、そのまま県道に折れて東郷池沿いを走る

←県道、湯梨浜町、東郷池。
少し先に中国っぽい建物が見える。燕趙園という中国庭園公園だそうな。

湯梨浜町を抜けて9号に出るつもりだったけど、道を間違えて鉢伏山に向かう県道を走る。まあこれでも9号に出れるからいいやとそのまま進む。

県道、鉢伏山山頂への分岐手前→

ちょっと細めの急勾配の道で小雨降ってたけど、すっかり悪路は慣れて恐るるに足らず。楽に青谷まで抜けて9号に出た。

とりあえず9号を鳥取まで走る。
白兎海岸から市街まで少し渋滞した。鳥取に着いたらもう夕方。もう少し早かったならまた天気のイイ山陽側に向かおうかとも思ってたんだけど、もういいや。
鳥取は市街中心にある温泉「日乃丸温泉」に行って温泉休憩。
温泉って言うかモロ普通の銭湯形式。建物の外見は新し気でカッチョいいけど番台があってお湯熱めのちょっと懐かしい銭湯だった。
懐かしかったから、最近の僕にしては珍しく風呂上がりにコーヒー牛乳飲んじゃった。

↑鳥取温泉「日乃丸温泉」

風呂上がりは体が火照り過ぎだったので、ちょこっと市街を散歩してから出発。
市街を回って9号に戻った。

53号、鳥取市街。若桜橋→
7時でほとんどシャッターの県庁前商店街。

あとは日が暮れた9号をのんびり。トラックはうまく登坂車線で抜けたし、道はすいてて楽々延々と走って一気に京都まで。

で、京都には十一時に着いた。
市街で給油。給油した後ちょっと携帯でこの時間やってるラーメン屋を検索して向かってみた。1ドライブで1杯くらいはラーメン食べたいし、たまには京都ラーメンって食べてみたいなと思った。

いやしかしやっぱ都市部はすごい賑やかだわ。静かな山陰から来ると時間が巻き戻ったみたいだ。

←府道、河原町通、中京区山崎町。
店も人もタクシーも賑やか。

てわけで河原町通→三条→東大路通と走って一乗寺まで来た。
ところでやっぱり夜の京都ってお寺の匂いがプンプンするね。

一乗寺では「天天有」という店に来てみた。京都ラーメンの老舗の有名店らしい。
ああ、なるほど。。「天一」のちゃんとした版と言う印象。やっぱり京都ラーメンってこういう感じだったのか。正直に言うと個人的には苦手系なラーメンだけど、そういう方向の割には美味しく食べられた。紅生姜入れるといい感じ。
高野川、鴨川と渡って北大路通から烏丸通で1号五条通に戻る。

そして1号を草津まで走って、県道経由でお馴染みの草津の道の駅まで行って車中泊。
この日寝たのは一時過ぎ。


翌日→
戻る→