6/8 man
 三日目
県道〜木之本〜303号〜西浅井〜県道(奥琵琶湖パークウェイ)〜木之本〜303号〜横山ダム〜417号(冠山林道経由)
〜池田〜476号〜大野〜158号〜白鳥〜東海北陸道〜清見〜158号〜高山〜361号〜高遠〜152号〜茅野〜20号(途中、蔦木の道の駅で温泉休憩)
〜東京〜6号〜松戸
そして三日目の朝は7時に起きた。
朝はやっぱりドンヨリ曇ってたけど、まぁ後はシンプルに帰るには丁度イイくらいかなとか思ってすぐ出発。
通勤の車に混ざって朝の琵琶湖東岸の「さざなみ街道」を北上。
←県道、米原市 磯。どんよりの琵琶湖。

さすがに彦根、長浜と市街地手前は少し混んだけど、共に町を抜けると途端に流れた。

湖も北まで走る内に途切れ途切れながら晴れ間も見えたので、少し寄り道。
さざなみ街道を走り切って国道に出て奥琵琶湖パークウェイに向かってみた。

県道、湖北町大字 尾上→
晴れ間の見えた奥琵琶湖。
正面向かいは奥琵琶湖pwの葛籠尾半島。

「奥琵琶湖パークウェイ」この道も毎回来る度に通行止めで、何度も引き返させられた開かずの道。もう来ないつもりだったけど、今回こそは通れそうな気がした。

で、入り口まで来てみた。あまり解放的じゃないけど通れるようだ。やった!

←奥琵琶湖パークウェイ入口。
此方からの一方通行でのみの開放。
国道までは晴れてたけど、また曇ってきちゃった。。

一方通行ってことで気軽に走れたけど、かなりの区間で工事してたのと制限速度の30kmくらいの車もいるので、速度控え目で通行。
ぐんぐん登って葛籠尾展望台に出た。

葛籠尾展望台から西の眺め
湖北町あたりの町が見える。
over!

ガラガラだったけど少し休憩してたら途中で追い越したワゴンがやって来て「野田ナンバーって何処?」と話しかけられた。
老夫婦で犬を連れて車中泊ドライブだそうな。。って話が終わらなさそうなので「でわ、そろそろ」って言って出発しちゃったから、正面の展望しか見れなかった。。

さて奥琵琶湖パークウェイはこの先の区間の方が展望が開けてて景色よかった。樹々の間からも色んな奥琵琶湖が覗けた。

←サルもいた。

相変わらず工事が多いのでゆっくりドライブ。崩れ安い地質の道なのかな。こんなガタガタの元有料の観光道路も珍しく、なるほど開かずの観光道路と納得。
やっと通行出来た「奥琵琶湖パークウェイ」だったけど、走りやすい道ではなく、景色も奥琵琶湖ばかりで琵琶湖の一番広い正面の景色は眺められなかった。(展望台で先っぽまで歩けば見れたのかな?)それと残念ながらずっと曇ってた。どうやらこの道、桜や紅葉や夕暮れや空気の澄んだ日とかに来れば格別なんだそうな。また来れたら来てみようかな。
303号を少し戻って、木之本の町を抜けた。この町中の商店街区間はもう降格したかと思ってたけどしっかり現役で国道標示があった。

←303号、木之本市街。

そのまま303号を進んだ。この道も少し久々だけど、もうすっかり立派な国道。通行止め率の多い細い道だった頃の面影が失くなったキレイな道を快走。天気もバッチリ回復で眩しかった。
岐阜県に入って坂内の道の駅でトイレ休憩。
「ダチョウコロッケ」と言うのがあったので食べてみた。うまかったけどダチョウの味というのはよくわからなかった。
←ダチョウコロッケ
303号、横山ダム手前→

ずっと気持よく走ってたけど横山ダム手前からダンプが連なってた。このまま岐阜に抜けるつもりだったけどダンプの後ろはイヤで、気まぐれにダムの先から417号に曲がってみた。

因みに、二日前に通った楢峠の酷道は、471号です。まぎらわしくてごめんなさい。
←417号、徳之山八徳橋。
over! 漆谷上原橋。。だと思う。

この417号は福井への県境が未開通のドン詰まり国道だけど、奥の徳山ダム辺りはかなりキレイな新しい道とトンネルの連続(出来たばかりのダムらしい)で、気分よく走っててすっかり迂回予定の県道を過ぎちゃった。
まあいいや。とりあえず興味半分、行けるトコまで行ってみよう。

国道の途切れるトコは広い駐車場になってた。そこから先に林道が延びていた。ナビ地図を拡大したら、この道は県境越えて反対側の417号に繋がる道。おお!普通の車で通れるのかな?とか思ってたら、後続の白いオープンのポルシェが進入して行くではないか。ポルシェが行くくらいなら大丈夫だろうと思って進んでみた。
←↑冠山林道。先を行くのはポルシェ ボクスター
over! 工事区間多し。パワーショベル待ちとかも。

いやいやさすがに峠越えの林道、なかなか狭く落石も多く工事も対向車もあって気が抜けない。まぁ先日の471号よりはいい道だし何と言ってもポルシェ先導というのが気楽でイイ。

ぐんぐん登るとかなり景色良く、開けた尾根の上の道だった。烏帽子型の冠山(↓左の方)がキレイに見えた。これは感激。こういう山の上の道は気持ちいいね。
そして無事に県境の冠山峠に到着。峠には立派な石碑が立ち少し広く何台も車が停まってた(登山客?)
ポルシェはここでUターン。(道案内アリガト)戻るのが嫌いな僕は、そのまま福井県側に下った。

林道、冠山峠。峠の石碑→

冠山林道の福井側は曇ってて展望がきかなかったけど、そんなに悪い道でもなくポイント案内とかあった。
そして417号に抜けた。おお。図らずも通ったことなかった国道を走れて嬉しかった。
で、この417号は何処までの道だろう?とナビ地図見てみたら、鯖江を抜けて越前崎。。そんな方まで行ったら帰れないよな。。!っていうか!イイ気になって峠越えたけど、これってわざわざの遠回りじやん!まだ福井県の真ん中で昼過ぎってヤバくない?と今更ながら我に返り焦った。
ってわけで後は淡々と帰路に徹してのつもりでドライブ。
池田から476号に曲がって大野に向かう。この道もやや狭目の細かい峠道。丁坂からは大野の町が見下ろせた。

←476号、丁坂から大野盆地の眺望。

そして大野から158号。大野と言えば湧水と恐竜の町。。寄ってる時間が無いのに色々浮かぶのが悔しい。でも通過。

ここでデジカメの電池が切れた。
天気悪いしもう帰路だからいいや。。とか思って黙々と走ってたら、九頭竜ダム辺りからまた一気に天気回復。嬉しいけど悔しい。でも青空見えるとただ走ってるだけでも気持いいよね。

158号、九頭竜湖→
over! 夏の雲だよね。梅雨前でよかった。

油坂峠は自動車専用道の方でスムーズに、、と思ったら60kmくらいの車が蓋になって列での走行(60km/h制限の道だけどね)無料区間だけで白鳥で降りるつもりだったけど、そのゆっくりめの車に連なって降りるのもつまらないので、そのまま少し高速走行。焦る気持を拭うように一気に飛騨清見まで突っ走った。

空は荘川から先は雨。清見辺りは強い降りだったけど、158号を高山まで出るとすっかり晴れて快晴。コロコロ変わる天気だった。

高山からは361号。158号を進んだら行きの道とダブっちゃうもんね。

←361号、高山市 塩屋町。
前の車が離合で手こずってた。

361号は、ナビ地図通り美女高原の細い峠道を走ったけど、路上の標示では別のルートが案内されてた。どうやら峠を越えない一本西のきれいな広域農道が国道に制定されてたようだ。素直に行ってみればよかった。。

朝日町の道の駅「ひだ朝日村」で休憩。
ここはヨモギが名物らしい。遅めの昼食ってことで、よもぎうどんの天ぷらセットを食べた。よもぎは天ぷらが一番美味しいね。その他の葉っぱの天ぷらも美味しかった。(天ぷらは葉っぱづくしだった)

天ぷらよもぎうどん→

361号は飛騨から木曽への山間の道。わりとスムーズに駆け抜けた。

また少しずつ曇っちゃって小雨も降ったりだったけど、御嶽山もきれいに見えた。

←361号、長峰峠付近から見た御嶽山。

そして19号を少し経由。権兵衛峠トンネルを抜けて伊那に下る。

そしてもう此処等辺からはいつもの帰り道。高遠から152号で茅野に下る。
20号に出たのが五時半。うん。まともな時間。ってことでホッとしたからか、疲れがでた。いやいや高速も含めて「帰るだけ」の焦ったドライブは疲れるよ。
ってわけで、お馴染み蔦木の道の駅で休憩。
まだ六時頃と優秀な時間だったので思い切って温泉休憩。さっぱりした。

道の駅の蔦木温泉「つたの湯」→
over! 此処ではいつも風呂上がりに「信州りんごの天然水」

韮崎で給油して甲府に出る。甲府からもそのまま素直に20号を走った。

ずっと20号で東京。あ、そうか前回は八王子で寝たりしてたんだ。。いや〜都内の道は夜でも神経使うね。ある意味酷道だよね。

そして6号で素直に帰る。いや〜20号→6号って素直に帰るの久々な気がする。
11時半に自宅到着。

梅雨入り前の連休ドライブ。
天気もコロコロ転々。気分もコロコロ転々。
難しい季節ながら楽しく走れて満足。
それにしても今回はだらけた格好で出掛けてて観光なしだったので
ひさびさに走りメインのドライブが出来た。
長年通れなかった道もやっと通過出来て満足。
でもやっぱ適度な休憩と気侭な寄道という余裕は大切だなと思った。

おしまい
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