5/3 sun 二日目
7号〜酒田(市街を観光散策)
112号経由)7号〜吹浦〜県道鳥海山ブルーライン
(途中、奈曽の白瀑谷を散策)
〜象潟(象潟の道の駅で昼食+入浴休憩)
7号〜松ヶ崎〜341号〜亀田(天鷺村を観光)
341号(協和で唐松城etcを観光)(角館市街経由)〜田沢湖県道で田沢湖一周)
46号〜盛岡(市街で夕食)
282号〜碇ヶ関〜7号(弘前の道の駅で車中泊)
朝は五時半に目覚めた。
寝袋で丁度イイくらいだった。
起きたら目の前が海ってイイね。
↑道の駅「あつみ」の前の日本海。まだ日が登る前。

それとこの道の駅、GWだからかこんな朝から玉コンニャクと味噌焼きおにぎりが売ってたので、軽く海を見ながら朝食。さわやか。

蒟蒻にカラシ付け過ぎた↑

六時すぎに出発。
7号をそのまま北上。朝のガラガラの日本海の道は気持ちよかった。

←7号、温海。
西側なのでまだ陽は差してない。
温海温泉のコケシの顔がカワイイ。

フト気がつけばそろそろ燃料切れ。鶴岡で開いてるスタンドがなくて少し焦ったけど、酒田で無事に給油&スルー洗車。
ホッとした余裕と車がキレイになって気分が乗ったのか、街の案内の「山居倉庫」というのが目について、軽く回るだけのつもりで酒田市街を走った。
ら、その山居倉庫は雰囲気良く、前の駐車場は無料でガラガラだった。
んじゃあっチョッとだけって気分で車を止めて暫し観光散歩した。
観光と散歩から戻って、車でも雰囲気良かった市街をグルッと巡ってみた。

←酒田市街、本間家旧本邸の白壁。
ココ以外にもちょっと入ってみた小道に雰囲気いい通りとか多くていい町だった。

酒田港では小さい海鮮市場がもう開店して賑わってた。土産を購入。
飛島に行く船はカーフェリーじゃないので、チラ見で出発。

そして日和山公園に向かうと、公園の手前の建物も映画「おくりびと」のロケ地だったらしく、ここも朝から人が集まってた。

旧割烹小幡の昭和初期の洋館→
やっぱ「おくりびと」観とけばよかった。。

日和山公園ではメール休憩。
眺めのイイ丘の公園で花も多かった。
昼間は混むんだろうなぁ。。

←日和山公園の展望。
明治の洋式木造六角灯台が見える。

商店街には大獅子の首があった over!
酒田の縁起物のマスコット的な顔のようだ。

尚も酒田市街を回って112号から市街を抜けた。

酒田の北で7号バイパスに復帰。
だんだん曇ってきてて横目に見た鳥海山はスッポリと雲をかぶってたけれど、鳥海山ブルーウェイに曲がってみた。

まさか冬季通行止めじゃないよな。。と気になってたけど、夜間通行止めだけで問題なし。図らずも酒田でのんびりしてて丁度良かった。

↑夜間通行止 17時〜8時の間だそうだ。
この時点で九時半。問題ナシ。

道は走りやすく、コーナーも楽しく、すいてたから追い越しも楽で快走。

鳥海山ブルーウェイ→
晴れてれば鳥海山が大きく見えたのかな?

山の上の方は雲がかかってたけど、厚い雪と相まって冬の景色。

県境付近。スキーヤーで賑やか。
over! 雪が厚みがイイね。上はゲレンデかな?

展望台のある駐車場はスキー客で混雑してた。どうせ雪と雲しか見えないし通過。
秋田側の下りの道で曇りながらも一応海まで見下ろせた。

山を下りた所のにあった「奈曽の白滝」というのが気になったので、寄ってみたら広い駐車場があったので、車を停めて歩いてみた。
なんかすっかり観光モードだ。。

駐車場に戻ると、その前の奈曽川と鳥海山が雄大に見えた。曇りだったのが少し残念。

奈曽の白瀑の駐車場前から→
奈曽川と鳥海山

象潟で踏切を渡って7号に復帰。少し走って道の駅「ねむの丘」に寄った。
さすがに昼近くで道の駅は混んでた。でもスンナリ車停められたので休憩。
海を眺めに建物の裏に歩いてみたら、西施の像がある芝生の広場になっていた。
カップルだらけだった。。一人で歩いてたらカモの如く「写真お願いできますか」とカメラを任された。2カップル写して逃げた。。

表の直売物産コーナーの魚屋の串焼きコーナーとかは凄く混雑してた。

なんかいろいろと惹かれたけど、中で食事する店はすいてたのでここで昼食。

秋田らしくハタハタの天丼を食べた。

食後ものんびり。まだ昼だけど午前中歩いて汗かいてたので、ここで温泉休憩。日本海を見下ろしながら¥350の温泉。気持良かった。

風呂上がりはソフトクリーム。ねむの花ソフト。んーよく解らなかった。(どんな花か知らないし。。)

さて午後一時をまわっていい加減出発。(二時間もいた。道の駅でこんなにのんびりも珍しい)
7号はこの先、本荘をすぎると丘の中程の海沿いの道。
走ってたらババヘラ発見!でもソフト食べたばかりなので諦めた。。。諦めたらその先にもババヘラを続けて見かけて悔しかったー。
↑7号、由利本荘市 親川の日本海沿い。

←海沿いの区間に集中したようにババヘラ発見。
over! ババヘラ2 click! ババヘラ3

とりあえず八幡平に向かってみようと思ってたので、松ヶ崎で341号に折れた。
少し進むと亀田の町。小さい町ながら旧亀田藩の城下町。
雰囲気ある道をカツカツ曲がってたら変な城がチラッと見えた。

341号、由利本荘市 岩城亀田大町→

なんちゃって天守閣建造物だろうけどチョット気になって寄ってみた。
どうやら史跡保存伝承の里「天鷺村」という有料の施設の展望台らしい。
すぐに国道に戻ろうと思ったけど、テントでおばあちゃんが「地獄うどん食べてみない?」と薦めてきた。「辛いんでしょ?」「いんや辛くねえよ」てことで食べて見た。
稲庭風のうどんを釜で湯がいて砂糖と梅干しを乗せたデザート風の甘いうどん。これは面白かった。「どうだった?」「面白い食べ物ですね」「ねえ」。。。この「ねえ」って何だ?面白いおばあちゃんだった。
うどんが面白かったので、ついでに「天鷺村」も寄って見る事にした。

歴史資料館、美術館、野良着資料館、農民家、武家屋敷(←)、天守型展望台などなど見所も突込み所も豊富な施設だった。
軽く見て回っても一時間弱。チグハグな部分も含めて思ってたよりは楽しめた。でもやっぱ地獄うどんが一番面白かったかな(そもそも何で地獄なのか謎だし。。)

ここで妹から電話「今どこ?」「んー秋田県」「んじゃ八戸寄って来なよ。電話しとくから」ってわけで翌日は八戸の妹の旦那の母親宅に寄る事になった。
さて、この日はホントに寄ってばかりでもう三時。いい加減少しちゃんと走ろうと、細めの国道341号を進む。

341号、岩城滝俣→
看板には「クマ出没 注意!」

山中の狭めの道は気合い入るなぁとか思いながら走ってたけど、少し進んだら亀田不動滝の展望台とかあって、ついついまた寄っちゃった。。

でもこの展望台、滝はかなり遠くでチラっとしか見えないナンチャッテ展望台。トイレも使用禁止になっててトコトン駄目駄目。

←亀田不動滝の展望台。over! 遠くに滝。

滝までの歩道はあったけど遠そうだからヤメて出発。

でも、少し進んで滝の音がしてた退避帯で停車して下を覗いてみたら、ちょうどまた滝の上だった。結構高い滝だった。

341号は一峰越えて旧雄和町側に出ると、眺めのいい下り坂を下る。
曲がりくねった雄物川の眺めがいい。
そして山を下り切って雄物川沿いの区間では、湧き水発見。「石巻の清水」という水で、ちょうど二本溜ってた空のペットボトルに汲んだ。爽やかでおいしい水だった。

341号、秋田市 雄和女米木の石巻の清水→

しばらくは広い農地の道。気持ち良さそうな長い直線があるけど、直線の終わりがほぼ直角の曲がり角なので注意。

←341号、雄和向野の直線。
over! その先の曲がった先の疎らな菜の花畑がキレイだった。

旧協和町の13号にぶちあたる所でまたちょっと気になったトコに寄り道。。ホントどうしたんだってくらい寄りまくってるな。。

寄ったのは協和境の「まほろば唐松」。そういう名前の唐松の大樹でもあるのかと思ってたけど全然違った。再現された中世の館「唐松城」の事だそうな。閉館寸前で外観だけ見て終了。

近くにあった唐松神社にも寄ってみた。
何の神様かよく分からなかったのでお参りはしなかったけど、杉並木が立派な(唐松じゃないのね、、)雰囲気いい神社だった。
この神社の駐車場はしだれ桜がキレイだった。境内にはしだれ桜の小道over! →)とかもあって少し歩いたりした。

調べてみた。安産と子授けの神様だったらしい。お参りしないでよかった(笑)

ここらでもう四時半。陽があるうちに八幡平なんて無理じゃん。。っていうか、深く考えてなかったけど、八幡平へ行くには角館を通過するんだ。GWの角館は桜まつりで混みそうだから近付かないつもりだったんだけど忘れてた。。まあいいか。取り敢えずはこのまま進もう。
と、相変わらずテキトウな気分で、道はそのまま341号と重複の46号を走る。

←46号(341号重複)この道でよく見る「カモシカ注意」

そんな角館だけど、意外と混まずにすんなり来れた。いい気になってそんじゃ市街のド真ん中を通り抜けてみよう!と国道から抜けて市街に進んだ。
ら、桜はもう完全に散ってた。
そのお陰か武家屋敷通りなんかも歩行者に阻まれる事なく普通に通過。
昼間だったら凄かったのかな?

まあ桜が見れないのは残念だけど、自分なんかよりもここだけが目的で千円高速で遠くから出掛けてきた人は可哀相だよな。ふふふ。

↑角館市街、武家屋敷通り。桜、完散。over!

武家屋敷通り入口のr単独のしだれ桜。寂しいね。

通りから国道に出るとこに駐車場があるから、ここだけは少し車が詰まったけど、それとて想像以下のレベル。すんなり国道に出れた。

引き続き341号と重複の46号を走る。
この道もまるで混雑がなく拍子抜け。いやいや願ったりだけどね。あーそうか、高速使うなら盛岡じゃなくて大曲か。
↑46号、田沢湖神代のJA秋田の倉庫。
平成の文化を感じるキャラクター。

←横目に見かけた秋田新幹線。
風景に馴染まない列車だよな。。

旧田沢湖町で46号から分離。
もう日没までに八幡平へは走れない時間。田沢湖一周くらいなら明るいうちに行けそうだと思い、少し進んで県道に曲がった。
田沢湖を左回り。
対向車はボチボチいたけどこちらはガラガラで気持ちよく走れた。独走だと面白い道だった。
この日は観光とか寄り道が目立つけど、鳥海山や田沢湖みたいな快適走行も楽しめた濃い一日。充実充実。
でもあんまし距離は走ってないよね。
←辰子像あたりは人が多かった。
もちろん寄らずに横目に写真だけで通過。
蓬莱の松→
最後はチョッと車が並んでたから
ここくらい停まってもよかったかも。

二十分くらいで一周した。楽しかった。

そして土産屋で休憩。八戸用に土産購入。
それと店頭で焼いてたみそタンポを食べた。

←みそタンポ。つまりキリタンポの味噌焼き。

ここからどうしようか地図を眺めつつ、先に東北を回ってる友達のくにさんとのメールで、盛岡で食事しようと言う事になった。

てなわけで、一旦旧田沢湖町まで戻り、46号を盛岡に向かった。

46号、田沢湖生保内。大滝沢橋→
道路脇に赤と青を交互に点滅させる明かりが目立ってた。眠気防止用かな?

この46号も、大した混雑もなく順調に流れてた。

盛岡の手前でさすがに少々渋滞。ああ。東北道の盛岡ICの渋滞かな?と思ったけど左に非ず。その先のジャスコ・イオンモールの渋滞だった。

←盛岡市街。東北電力タワー正面。

七時半に盛岡到着。ちょっと市街を回って県庁前の駐車場に停めてくにさんと合流した。

盛岡と言ったらやっぱりじゃじゃ麺を食べよう!ってことで、前に食べた店に行ってみたら、その店は行列になってた。。。
他の店を適当に探したけど、普通な感じの中華屋しか見つからなかった。まあいいかって事でそこで食べたんだけど、結構うまかった。じゃじゃ麺は店によって味が違う割にはハズレのない料理なのかも。くにさんの口にもあったみたいでよかった。
軽い夕食だったけど、それでもこうしてドライブ先で友達と会って食事なんて面白い。そこまでのドライブ話も聞けて参考になるし。またよろしくね。
お互いに盛岡からの進路は逆なので駐車場前で分かれた。

僕はそこから4号に出て北上。
滝沢で282号に出てずっと東北道に絡んだ真っ暗なルートを走る。
そして碇ヶ関まで282号を走り切って7号に出た。

そして7号を少し走って弘前の道の駅で停車。ここで車中泊。
寝袋に包まって十二時に寝た。濃い一日だった。


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