7/31 thr 三日目
須崎〜県道(横浪黒潮ライン)〜須崎〜56号〜四万十〜381号〜江川崎〜441号〜四万十〜56号〜宇和島(城観光)
県道(遊子をドライブ)56号〜吉田〜378号〜伊予〜56号〜松山(道後で温泉休憩)196号〜今治〜(317号経由)しまなみ海道(瀬戸田PAで車中泊)
朝は五時に目覚めた。

「道の駅すさき」からみた朝焼け雲→

空を見たら朝焼けがキレイだったので、海沿いを走りたくなり、地図見たらちょこっと戻るけど横浪という辺りが海岸の景勝地みたいなので向かってみた。

海に出るまでもなく朝焼けはすぐに終わっちゃったけど、早朝は爽やかで風も気持よかった。早起きはいいね。
ナビ地図見ながら県道を走ったんだけど、この道が素晴らしく狭いマイナーな険道。林の中は雑草が凄くて見通し悪く対向車もいて恐ろしいかった。

←県道、須崎市浦ノ内西分。狭い峠から下ったトコ。

そして内海の浦ノ内湾に出た。
あぁこの道は前に通ったな。湖のような浦ノ内湾に映る朝日が眩しかった。

そして宇佐で折り返すように曲がって浦ノ内湾の口に架かる宇佐大橋を渡って横浪黒潮ラインを走る。

県道、宇佐大橋からの下り→
向かう太平洋に燦々と朝日。
ここから横浪黒潮ライン。

この道はなかなかいい道だった。横浪の半島を尾根にそって走るスカイライン。カーブも心地よく、時折横目に見える海岸の眺めも良く、ガラガラ独走で駆け抜けた。
↑県道、横浪黒潮ライン。山の上。

惟子崎の駐車場。over! 眺め→

惟子崎の駐車場でちょこっと停車。
何故か此処はネコだらけ。少し荒れていた。この道沿いにある駐車場はドコもあまり管理されてない感じ。いい道なのに。

←気持ちいい直線の区間。
先の駐車場に武市半平太像があると書かれてたけど、駆け抜けたかったし、標識の錆びてて廃れ具合が寂しかったから通過。
横浪黒潮ライン、下り坂で甲崎の眺め→

横浪黒潮ラインを駆け抜けて、最後はまた浦ノ内湾に下りる。
そして今度は山を越えないマトモな県道で須崎に戻った。

早朝のちょっとまわり道的なドライブだったけど楽しめた。今回はなかなかドライブ味濃いね。

今回結局、須崎の道の駅は朝市も始まる前に後にした。カツオ食べたかったな。。
56号を走る。とりあえずさしあたっての目標は宇和島。まだ距離あるから城を見る時間には丁度いいだろう。

←56号、中土佐町久礼。
四万十町と四万十市のダブル四万十標示。
四万十○○km,四万十○○kmというまぎらわしい標示を撮りたかったけど久礼より手前にしかなかく撮れなかった。

56号は窪川の手前で朝からやってそうなドライブインを見かけたので寄ってみた。
そしたらここ、朝7時から¥500で朝食バイキングをやってた。素晴らしい!有難い!ここで朝食にした。
観光物産センター
ゆういんぐ四万十→

over! ガッツリ朝食。
おかわりしちゃった。
←「土佐の文旦しぼり」さっぱりしておいしい。
土産売り場も朝からやってた。ありがたい。
朝食満足でドライブも余裕。
四万十四万十という標示に誘われるように窪川(四万十町)で381号に曲がって四万十川をドライブ。

381号、四万十町大井野→
田んぼのむこうに四万十川が隠れてる

窪川付近の四万十川は田んぼの合間でよく見えなかったけど、朝の田圃が爽やかだった。

しばらく走ると、四万十川も見えて、沈下橋も見えて来たのでちょっと寄り道。
沈下橋を渡りながら四万十川を眺めた。

←四万十町北ノ川の上宮沈下橋。
over!上流方面。click! 下流方面。

上宮沈下橋と自転車の中学生→
over! 邪魔にならないように気をつけて記念撮影。

平日朝の沈下橋は自転車の中学生や軽トラなど沢山渡ってた。のんびり川を眺めてるのも申し訳なく、写真を撮って国道に戻った。

引き続き四万十川に沿って381号を走った。この道は新しいトンネルもあって更に走り易いイイ道になっていた。流れるように川沿いドライブ。

←381号、土佐昭和付近。
道の下にトンネルを抜けた鉄道の鉄橋。
電車の方が景色良さそうで悔しい。

走ってて何度も沈下橋を見かけて、ついついまた立ち寄った。

長生沈下橋 over!
半家(はげ)から長生へ渡る橋

此処は橋を渡った先の道端の川原に車が止められたので少しのんびり。

←暑かったから足だけ。気持よかった。
膝まで浸かってもこの透明度。さすが最後の清流。魚もたくさん泳いでた。

over! 川原のちょこっと木陰。

そのまま381号を進んで宇和島に抜けてもよかったんだけど、まだ朝早いから四万十川に沿って江川崎で441号に曲がった。
この441号はさすが四国の四百番台国道。狭い箇所が多く、対向車も多く(しかもダンプとか)少々困難。狭い道は早朝に充分味わって満腹なんだけどね。。
↑441号、土佐岩間付近。ダンプの離合。

←四万十川は林の向こう。

ずっと四万十川に沿って河口までと思ってたけど、最後に県道に曲がり忘れてそのまま441号で四万十市の中村まで走って56号に復帰。四万十to 四万十 in to the 四万十だからまぁいいか。。
そしてしばらく56号をのんびり流れた。

途中、愛南町御荘の道の駅でトイレ休憩。
愛南ゴールドというみかんのプリンを買って食べた。これは美味しかった。土産に買おうかと思ったけど全部自分で食べちゃいそうだからヤメた。

愛南ゴールドプリン。この道の駅の特製?イラストがかわいい→

宇和島には昼チョイ前に着いた。

←56号、宇和島市街。
宇和島城脇南側。
夏の雲!写真で見てると清々しいくてイイよねぇ。暑かった。。

↓桑折氏武家長屋門前の駐車場。

さっそく駐車場に車を停めて宇和島城を観光した。
ホントは城の後に少し市内を歩いて食事でもとか思ってたんだけど、もう汗ダクでタオルハンカチもびしょ濡れで歩き回る気力なし。
車のエアコンで生き返って、そのままドライブ。
宇和島城内の観光案内で見かけた、遊子の段々畑でも見てみようかと、戻る形で県道に出て三浦半島に向かった。

←県道、宇和島市遊子。
小島や半島の入り組んだ宇和島湾南の海。

道案内も途中まではちゃんとあって観光地っぽい感じかなぁと思ったけど、道はローカルな雰囲気だった。

着いてみたら、段畑は意外と一角だけだった。もっとずっと続いてるのかと思った。

遊子の段畑。下から→
下から見てもいまいちピンと来ないな。

岬の裏に登って見下ろせそうな道があったので、入り込んでみた。

車一台ギリギリの道でプチ藪漕ぎ。。またこんな道に入り込んじゃった。。対向車いなくてよかった。
遊子の段畑。上から over!

そして段畑を上から見下ろせた。
あ、ここテレビで見たことあるわ。来てみて思い出した。
季節のせいか畑には何も植わっておらず、殺伐とした雰囲気。畑というより墓地とか城壁とかって印象だった。

折角だから半島の先っぽまで行ってみた。
先はただの漁港で特に何もなかった。。

←県道、宇和島市蒋淵の漁村。

Uターンして戻って漁港の手前の運河の橋を覗いてみた。
切り崩した谷の下の海流。たくさんのクラゲが流れるのが見えた。

細木運河。絶壁の運河→

そのあとも三浦半島をグルッと回った。(ドコまでが三浦半島なんだろう?)細い区間もありながら、リアスな海岸や宇和海の島々を見ながらドライブ。

←県道、福浦付近。
細めの道に軽トラ。ワンコいるしゆっくり走行。。

南楽園の先で56号に復帰。今度はバイパスで宇和島市街を通過した。

あぁ結局宇和島の料理は食べなかったなぁ〜とか思ってたところに旅の駅のドライブインがあった。ここで遅めの昼食。
郷土料理の鯛飯もあった。ちょっと高かったけど奮発して食べてみた。んんん。まあまあだった。

鯛飯セット¥1600→

実は宇和島で城を見た後は、五月の浮気ドライブ(05/11 八幡浜)で行けなかった佐田岬の先っぽ(できたら雄峰ラインも。。)へ塗り直しドライブ!のつもりだったんだけど、臨機応変に三浦半島まわって食事したらもう四時を回ってた。。
56号でスムーズに八幡浜にと思ってたんだけど、それでも余裕なさそうなので佐田岬はヤメ。378号という海岸コースがあったので気まぐれに曲がっちゃった。
この道は前に来た時は逆方向からの走行で日も暮れてたので、はじめて走るようなもの。思ってたよりも狭い箇所の多い準酷道って感じだった。

378号、吉田町白浦。玉津港の海→

←378号、吉田町深浦。玉津隧道。
ミカン畑にもぐり込む感じ。
over!ミカン畑の体内
378号、明浜町俵津→
over!対向車ばんばん離合。

海も間近でミカン畑だらけで景色イイ沿線だったけど、やっぱり対向車が多くて気が抜けなかった。
今日はホント気が付けば狭い道の一日だ。。さすがに満腹な感じ。

←378号、明浜町高山。
逆光になると海が眩しく輝いてた。
国道沿いに小さめの海水浴場とかもあって、夏休みの午後って感じ。
↑378号、明浜町田之浜。
大崎鼻を越える少し峠な区間。
over! やっぱり気が抜けない。

←378号、三瓶町下泊。
海には小島、雲も長くいい感じ。
気は抜けないけどイイ景色も見逃したくない油断ならない道。

三瓶町の町まで走ったところで「みかめ海の駅 潮彩館」というのがあった。丁度トイレ行きたかったのでちょこっと休憩。じゃこ天を食べた。

じゃこ天+「飲んでみんかめ!!」という清見みかん100%ジュース→
うまかった。
テラスの休憩所には小学校の机と椅子が置かれてた。廃材利用ね。

この378号は、いつぞやの夕焼けがキレイだった道。(2003年11/3)あの夕焼けってどこら辺だろう?と考えながらドライブ。(多分このあたり)

←378号、八幡浜市穴井。
海の向こうの山並みは佐田岬。

この日はここらでは夕焼けにはまだ早かったけど、厚い雲とのコントラストで光る雲がキレイだった。

378号、八幡浜市真網代→
最近見かけなくなった警官人形が立ってた。

そして八幡浜の市街に出た。
夕方で混んでたのは逆方向の車達。スルッと抜けてそのまま378号を走る。
この先の378号は五月にも走った「夕焼けこやけライン」今回はばっちり夕方。
多分夕陽が良く見えるのは逆方向かも、、とか思ってたけど、カーブの具合で横にも前にも見えた。たまに見えるくらいが眩しくなくていいかも。
↑378号、長浜町出海。唯一正面に夕陽が見えたトコ。岩GJ!

そして真横の夕陽と伊予灘の海→
over! 赤く長い海岸線も気持ちいい。
click! そして自分の影。

長浜で肘川を渡る時に横に赤い橋が見えたのでちょこっと寄り道。長浜の街中を通ってその赤い長浜大橋を渡ってみた。

←長浜大橋。雰囲気ある橋だった。over! 稼動部。

この橋は日本で現役最古の跳ね上げ式の開閉橋。(現在は日曜の昼にしか開かないそうだ。)
5月の愛媛出張中にホテルにあった観光雑誌で見た憶えがあった。

そして双海の道の駅で休憩する頃に日が暮れた。
陽は最後に雲に落ちて少し残念。あんまし綺麗な夕焼けにはならなかった。

道の駅ふたみの駐車場→
カップルだらけかと思ったらそうでもなかった。
暮れた空。まあこういうのも悪くない。

378号を伊予まで走りきって56号に復帰。松山に出た。

←11号、松山市役所前。
山の上にライトアップされた松山城が見えた。
ドライブしててここまでよく見える城も珍しいかも。

そろそろどこかで風呂入りたいけどイイ温泉ないかなぁ。。とか思って気が付いた!松山って言ったら道後温泉♪とりあえず行ってみた。

道後温泉は松山市内ですぐだった。
駐車場はなかったので近くの100円パーキングで駐車。

道後温泉本館→
歴史ある観光名所の共同浴場。

よくみるあの古風な道後温泉の建物は銭湯みたいな気軽に入れる温泉だった。
さっそく入浴。石鹸持参のモロ銭湯だけど古風な雰囲気の石の風呂でなかなか良かった。

←出るとこ。目の前に道後温泉商店街。

外では郷土芸能ショーとかで太鼓囃子が鳴ってた。夏休みシーズンの観光地って雰囲気だった。

近くで軽く食事。
郷土料理の「福めん」を食べてみようと思ったら終っちゃったとかで、仕方なく素麺を食べた。

437号を走って松山港に行ってみた。周防大島行きのフェリーとか無いかな?と思って行ったんだけど次の便は2時50分。。この時9時半くらいだから、5時間後。。柳井行きのフェリーなら10分後に出るみたいだったけど気がのらなかった。(料金的に)

取り敢えず給油して196号に出た。さてどーすっかなーと考えながら夜の今治街道をのんびり走り(前の車が遅かった)十一時頃今治に出た。

ここから317号とかで松山に戻ればさっきの船に丁度いいくらいだろうと考えてたんだけど、また戻るのも何だかな〜〜って気分。
面倒くさくなってきたからもういいや橋使っちゃえ!ということで、しまなみ海道で四国を後にした。

夜のしまなみ海道→
がらがら独走だけど、何も見えず面白くはなかった。

愛媛県を抜けた生口島の瀬戸田PAで車を停めて車中泊。寝たのは十二時チョイ前。

翌日→
戻る→