10/5 fri 七日目
いつも通り7時からホテルの朝食。
そして8時半にチェックアウト。
チラッと見た駅前はビジネスマンがいっぱいの通勤風景だった。(ホテルの売店は何故か飲み物を置いてなかった)
地下駐車場から出発→

何故か出口の機械が逆向いてた。

この日はネッカー川沿いの古城街道を走るドライブの日。でも朝は小雨降ってた。。
友達の運転(僕は助手席)でB295からアウトバーンA81に乗る。

←A81、雨。

A81は3区間だけ乗ってB27に下りる。B27もしばらくは自動車専用道路。

そしてビーティヒハイム=ビッシンゲンでB27に沿って町中を通る。

B27、ビーティヒハイム駅付近→

←B27、ビーティヒハイム=ビッシンゲン市街。
over! 少し郊外のブドウ畑。
click! 少し郊外のレンガの家並。それにしてもずっとこのトラックの後でヤダな。。

雨はやんでた。朝で車は多かったけど、みんなスムーズな速度で流れてた。

少し郊外の森の中を進むとベーシグハイム(ベジッヒハイム?)の町に出た。
この町でエンツ川がネッカー川に合流。B27は、ここからネッカー川沿いの道になる。

B27、ベーシグハイム→
エンツ川を渡ってトンネルに入る所。
上の丘の館とショヒェン塔がカッコイイ。

そしてまた少し郊外を進むとキルヒハイムの手前でB27は工事通行止!!
迂回路に曲がってネッカー川を渡る。

←ネッカー川を渡る橋。

その先で、凄い煙(蒸気?)が昇ってる所があった。工場?(どうやら原発らしい)

まるで雲を作ってるかのような煙→

そしてネッカーヴェストハイムという町に突入。道が狭めで少し詰まった。

←ネッカーヴェストハイムの町。
町の中心の交差点が坂の上だった。

飲みもの買いたいね。トイレ行きたいね。
って事で郊外で見かけた大型ストアーに寄ってみた。ら。ガーデンセンターだった。

ガーデンセンター「Mauk」→
こっちの店は入口を入ったら、グルっと店内まわって出口からしか出れないので、軽く見てまわって30分くらいの休憩。
日本のとそんなには変わらなかったけど、クリスマス用の物はかなり充実してた。

飲み物は買えないかな〜と思ったけど、レジ近くで売ってた。よかった。

そして出発。のんびりした畑の道を走り、ラウフェンの町でB27に無事に復帰。

←B27、ラウフェン郊外。
ここにもやっぱりヒマワリ畑。

B27はハイルブロンから古城街道になるんだけど、ハイルブロンの市街に入る前にB27を離れて、ネッカー川を渡って川の西側の道を走る。
ここら辺から一気に空が晴れ出した。

ハイルブロン、ベッキンゲン→
爽やかな自然公園みたいな並木道。

並木道の合間にまた蒸気みたいな煙が立った工場みたいな所が見えた。ネッカー川沿い対岸にある原子力発電所だった。
原発を段々と減らしてるというドイツで、元気な原発を続けて見てしまった。。
↑ハイルブロン、ネッカーガルタッハ。
樹木で隠れてるけど、長い煙突の後に太くてでかい廃熱塔があった。煙じゃなくて水蒸気雲ね。

そのまままっすぐネッカー川の西側(古城街道の対岸)を進んだ。

ウンターアイゼスハイム→
ハイルブロンの北の町。
普通っぽい町だったけど天気よくていい感じ。

ハイルブロンから15分もしない内にバート・ヴィンプフェンに到着。

←列車の鉄橋。ここから中心市街。

列車の鉄橋をくぐって坂道を上って旧市街の周りに出た。
この町は寄り道したいのでPを探す。

バート・ヴィンプフェン駅前→

後から思えば駅前のPに入れちゃえば近かったんだけど、坂を上ってから、、とか考えてて、町の南側のバス停脇の駐車場に停めた。車を降りてバート・ヴィンプフェンの町を歩いた。

市街から戻ったらちょうど昼の12時になった。
昼飯食べたいところだけど、皆そんなに腹減ってないみたいだし、まだ先は長いので取り敢えず出発。少しだけ来た道を戻る。

←バート・ヴィンプフェン市街の南側。

そしてすぐネッカー川を渡ってB27に復帰。古城街道に出た。

ネッカー川を渡るところ→
遊覧船が通ってた。
over! 運転手越しにバート・ヴィンプフェン。
今日の運転手ナイ。

さて一応ここからがこの日のメイン。ネッカー川沿いに中世の朽ちた城を見ながらの古城街道ドライブ。

少し走ると早速なにやら城らしき物が見えてきた。

←B27、グンデルスハイム。
正面にホルンエック城。
騎士団の居城だったけど、老人ホームになってる城。
over! 近くから城。ん〜城っぽくない。

しばらくはB27を走る。
道も迷いようがないしナビも楽なので、ガイドマップも持ち出して城のガイドまでやってみた。

B27、ネッカー川越しにハスマースハイムの町。その更に向こう岸の中腹(左端)にホルンベルク城が見えてる→
鉄腕ゲッツの居城。今はホテル。
この時点では気付かずに、すぐ下で気か付いたので近い写真撮れなかった。。

少し走ってネッカーツィンメルンの先でB27は古城街道とお別れ。街道は引き続きB37を走る。っていうかそのまま走ってれば気付かないくらいだけどね。
(ちなみにB27はブランケンブルクからスイス国境まで下る670kmの道。辿ってみたい。。)
道は広く車も少なくのーんびりドライブ。
車内では富士川に似てるとか日光に似てるとかそういう話になってた。
富士川も日光もこのくらい道が空いてて制限100km/hならば最高だろうね。
ちょっとだけ運転→
っていうかいつでも喜んで代わるけど。。
少し間があいたところで対岸にやっと城跡みたいなのが見えてきた。
対岸??
ガイド本が間違えててこっち岸に書かれてたので、ちょいとフェイント。ミンネブルク城のようだ。

←B37、ネッカーゲラッハ手前。
丘の上にミンネブルク城の廃墟。
乙女と騎士の悲恋物語の城だそうだ。
over! 近くで撮ろうと思ったら樹が邪魔。。シャッターチャンスは難しい。

すぐ先のツヴィンゲンベルクにも城があった。
今度はバッチリ逃すまいと写真撮りまくった。けど、同じような写真ばっか撮ってた。。

B37、ツヴィンゲンベルク→
ツヴィンゲンベルク城。
ウェーバーの曲になってる美城。
年に一度のオペラ公演の時だけ一般公開してるんだとか。古城でオペラかぁ。

そしてエーベルバッハを通過。
この辺りはまたしばらく城はないみたい。。

いい景色で走りやすい道と言うのは意外と飽きやすい。超贅沢な話しだけど。

←工事区間はガクッと速度制限30km/h。
勿論ちゃんと手前から標示あるけど、100→30なので注意。

次に城のあるヒルシュホルンの町は、ネッカー川沿いだけど国道は橋とトンネルで通過してしまう。ので、B37から外れて川に沿って、ヒルシュホルンを通ってみた。
ヒルッシュホルンの手前↑→
湾曲したネッカー川沿いをグルッとまわってヒルッシュホルンの町に出た。
けど、城はこっちの方向からはよく見えなかった。。
城の写真撮れなかった。。と思ってたら、手前で撮ってた写真に小さく写ってた。

↑上の写真 over! + click!
ちなみにここのヒルッシュホルン城は呪われた一族の伝説の城。でも今はホテルだとか。。

ヒルッシュホルン。→
城はよく見えない上に逆光で眩しかった。

そして次の城はネッカーシュタイナハ。。でもその町に出る手前でまた対岸の丘の上に城みたいなの発見。。
ん〜ガイド本に乗ってないし教会みたいなのもあるからただの町かな?

←B37、ネッカーシュタイナハ手前。
帰ってから調べたら、あれはディルスべルクの城の廃墟だったそうな。

ネッカーシュタイナハに出た。
ここは4つも城がある町。教会や街並もいい感じだった。観光客も歩いてた。
↑この横にあった教会が洒落てて面白かったんだけど、うまく写せなかった。。
ヒンターブルク城→
シュタイナハ男爵家先祖代々の城。
小さいけど4つの城の中で一番古い。
要は一族でこの城を継げなかった者が他の城を建てたらしい。
over!
←シャデック城。
高い山肌の狭い場所にあるのでツバメの巣城と呼ばれている美城。。の割には「荒くれ者」とか「醜男」の逸話が残る。

城は2つしか見えなかった。。ここもこっち方向からじゃダメなのかな?

B37はネッカーゲミュントの町でネッカー川を渡って南岸を走る。
ここから片側二車線になった。

B37、ネッカーゲミュント。普通な町→

このままハイデルブルク〜と思ったけど次の町シュリーアバッハで一車線になった。。

←B37、 ハイデルベルク手前。
時間変更車線区間。もう通勤圏内ってことだね。

ハイデルベルクに到着。
古城街道のネッカー川沿いはクネクネしてるから、もっと時間かかるかと思ったけど、バート・ヴィンプフェンから1時間15分で着いた。順調だね

B37、ハイデルベルク→
正面にカール・デオドール橋。

over! 橋の袂をくぐる。

←B37、この建物は16世紀の武器庫。
今は学生食堂だとか。。

ハイデルベルクは立ち寄る予定だったので、通過しちゃわないように駐車場を探しながらゆっくり走った。
そして古風な建物(公会堂だそうな)の前の地下駐車場に車を停めた。

ハイデルベルグの街を歩いた。

通りを歩いて城を見ただけだけど、もう4時45分になってしまった。。まだ先あるけど慌てずに出発。
引き続きB37を逆光眩しい西に向かって走る。

B37、ハイデルベルグ、ネッカー川沿→
前の橋はB3のテオドール・ホイス橋。
over! ネッカー川。

B37はネッカー川から逸れてハイデルベルグの町を抜けるといつの間にかアウトバーンA656に自然に繋がっていた。

このA656はハイデルベルグとマンハイムを繋ぐだけの12 kmの短いアウトバーン。三桁のアウトバーンはどこもこのくらい。

←A656。B37は前線重複と言う事になる。

すぐにマンハイムに突入。
そのまま道はB37に戻る。

B37、マンハイムの入口 over!

←道路の内側の広場に鎌みたいなモニュメント。
その先の三角の低い建物はプラネタリウム。
先のビルは半分切れたみたいで不思議な感じ。
現代的なビルが目立ってたけど町中は中世的な建物も混ざってた→

このマンハイムは、かのカール・ベンツが世界で初めて自動車を走らせた発祥の町。。。なんて感慨はよそに、とにかくスムーズに都市を抜けるように地図と睨めっこ。

まっすぐ進んでフリードリヒ公園に出る。
道の間の半ロータリーの中にあるような形の公園で、この町のシンボルの古い給水塔が見えた。

←フリードリヒ公園の給水塔。
over! 裏から見たトコ。

道はこの公園をぐるりと回って給水塔の背を見ながら南に向かう。

そして左手にプファルツ選帝候宮殿が見えた。
ハイデルブルクで終ってたような感のある古城街道だけど、ここで終了(ここが起点)なのである。

B37、選帝候宮殿前→
宮殿は奥なので見えてません。
左の先に見えるのは宮殿から続く教会の建物。

マンハイムはドイツの都市の割に道が判りやすく、迷う事なくライン川を渡った。
←B37、コンラート・アデナウアー橋。
横目にライン川。

ライン川の西はルートヴィヒスハーフェン。州もバーデン=ヴュルテンベルク州に代わる。
でもそんな都市の名前を気にするべくもなく(読みづらいし言いづらいし)B37はまたもアウトバーンA650にすぐそのまま繋がって高速走行。

A650は真西に向かうので逆光でキツかった。
ちょっと走ってすぐにA61に移る。

あとはずーっとこのA61を走行。一気にコブレンツを目指す。

A61、風車をよく見かける道だった→

このアウトバーンはずっと二車線、夕方で少し車が多かったり工事区間もあったりでなかなか思うようには飛ばせなかったみたいだけど、まあ順調に北上。

単純に北に向かうつもりだったけど、割と西に向く区間も多くまたまた眩しかった。

←雲がいい感じ。
ドイツに来て、景色よかったり、珍しかったり、地図見たりで、なかなかここまで雲を意識した事なかった。

日のあるうちにコブレンツ。。。と思ってたけどちょっと無理だった。走ってる間に日が暮れた。

山の向こうに落ちる日→
こういう時だけは都合よく西を向いて走りたいものである。

コブレンツの手前でアウトバーンを下りた。B411→B49と回ってモーゼル川沿いにコブレンツまで走る。

←B411、アウトバーンA61の高架下。
えらくシンプルな造りの高架だね。
ちなみにこのB411はインター出口からB49までの繋ぎだけの区間の短い国道。

まだ日が落ちたばかりでそんなに暗くもなく、モーゼル川はよく見えた。
割といい景色だったと思うけど、皆もうこの日は川沿いの道は飽きてたかな?

B49、モーゼル川沿い→
対岸にヴィニンゲンの町。
小型観光船が何隻も停泊してた。
over! 通り過ぎる小さな町もイイ雰囲気。

そして列車の橋をくぐってコブレンツの町に出た。

後はホテルまでそんなに判りづらい道じゃないと思ってたんだけど、素直に走ってうっかり橋にのって対岸に渡ってしまった。

↑コブレンツ市内。
クルト・シューマッハー橋からモーゼル川。

でも、対岸でうまくUターンして戻って来て、ホテル前の道に出た。

コブレンツァー通り→

ホテルはすぐに見つかった。
建物立ち並ぶ中の一棟だったので、とりあえず路駐して駐車場の場所を聞いた。
すぐ先のマーケットでターンして少し戻って建物脇から裏の駐車場に回る。

そんなこんなで暗くなっちゃったけど7時半に無事チェックイン。距離も観光もいい具合に濃かったドライブ終了。

←コブレンツの宿。ショルツ。

ホテルの近辺を少し歩いてみたけど、ちょっと市街を外れてて、あまり店は無かったのでホテルの下のレストランで食事した。
ホテルの受付の感じの良いオバちゃんがウエイターも兼ねてた。
まずは乾杯!おつかれ〜。

←ケーニヒスバッハーのピルス。うんうまい。
over! 2つ目は、ジオンのケルシュ。こっちはすっきり軽い感じ。
飲み比べるとほんとに味の違いがわかるね。どちらもうまかった。

牛煮込みスープ→
料理も程よいタイミングで出てきて満足。
ポークカツ+シャンピニオンソース→
そりゃ日本の豚カツの方がうまいけど、キノコのソースとの相性はグー。
ドイツは意外とキノコがうまい。
これに焼きポテトとミニサラダが付いた。
食後のデザートにラズベリーソースのアイスをたべた。 おいしかった。
ドイツのデザートは思いっきり甘い!って聞いてたけど、そう言えば甘くて困った事は一度もなかったな。
たっぷりゆったり食事して部屋に戻った。
部屋は少々狭めで変なベットの配置だったけど、気にするまでもなくぐっすり眠った。

翌日→
戻る→