9/11 tue

55号〜高知〜56号〜須崎(道の駅で朝食)197号〜高野〜林道〜天狗高原〜県道(四国カルストを走行)〜野村〜197号〜成能〜県道〜内子〜56号〜松山〜(城観光)
11号〜高松〜国道フェリー〜宇野〜県道〜岡山〜2号(第二神明経由)〜西宮〜171号〜京都〜1号〜大津〜県道(草津の道の駅で車中泊)

朝は6時半に起きた。
バッチリ晴れてて嬉しかった。

道の駅 大山からみた土佐湾→

この日は軽く四国の東側だけ走るつもりだったけど、晴れたらバッチリ気分ものってきた。
よし!じゃあ思い切って前々から行ってみたかった「四国カルスト」へ行ってみよう!って気になった。

引き続き55号を走る。そろそろ通勤の車も多かったけど、海もチラチラ見えて気持ちのいい朝だった。

←55号、安芸市 赤野付近の海。
over! 芸西村方面の海岸。柵が残念。

道はしばらく土佐くろしお鉄道の線路と交差して進む。丁度朝の車両が走ってて、抜かされては駅で抜いての繰り返しで仲良く走行。

55号、香南市 夜須町→
交差する土佐くろしお鉄道
over! 一両目が阪神タイガース応援カラーだった。

そして気が付けばすっかり通勤渋滞で高知市街に突入。びゅんびゅん抜かして行く自転車の高校生を眺めながら気長に市街を抜けた。

←55号、高知市 知寄町。
ロメン電車はこれが基本カラー。

少し我慢して56号のバイパスに出て鏡川大橋を渡ると渋滞も逆方向になった。
あれ?この道って新しいのかな?初めて走った。

56号、仁淀川大橋から仁淀川→

以前から行ってみたかった四国カルストだけど、そう言えば具体的にどこら辺なのかイマイチわからず、車載の地図の道の駅マップにも大雑把にしか載ってなかった。
というわけで取り敢えず56号は須崎の道の駅まで走った。

須崎の道の駅には9時に着いた。
いつもはここで土佐丼を食べるんだけどレストランは11時から。。まあ仕方ないので朝市で売ってたものを買って朝食にした。

←右:かつお御飯(おこげ)+左:鰹の立田揚げ+中:文旦ジュース。
over! 御飯もうまかったけど、この黒い鰹の立田揚げが揚げ立てでスゲーうまかった!感激!土佐の鰹は最高だね。

さて、ここの道の駅には四国カルストの案内はなかったけど、ネットが使えるようになってたので(キーボードはないけど)検索して調べて場所は分かった。
須崎からは197号を新荘川に沿って走る。
ここらで給油したスタンドで四国カルストヘの道を聞いてみたら、「走りやすいイイ道」を教えてくれたので助かった。聞くが易しだね。

197号、須崎市 上分丙。新荘川→
日本で最後に野生のカワウソが発見された川だそうだ。

気持ちよく谷間を走ってたら山の上にかなりの本数の風車を発見。

←197号、津野町の風車群。

その尾根沿いの風車の所には風の里公園というのがあるらしい。
とても興味をそそったけど、下から見るだけにした。
197号からは走りながら色んな角度から風車が見れて面白かった。

さて、197号をずっと走って439号には曲がらずに、高野という所まで進んで、先程スタンドで教えてもらった林道に曲がった。

この道、さすがに案内してくれただけの事あって、スゴく走りやすく、コーナーも面白く走り向きな道。
それで先にはカルストの山がチラチラ見えて、眺めいい箇所もあってイイ道だった。スタンドのおっちゃんアリガトウ!

そして県道に出て、ぐんぐん登って天狗高原の駐車場まで来た。
ここから遊歩道が出てるらしい。いい眺めだったけど近くにやたら騒がしい一行がいたので車から降りずに県道に戻った。

←駐車場から県道に少し下りるところ。
山々の眺めがいいけど、まだカルストの景色ではない。

そして少し狭めの県道を進むと、出ました天狗高原。四国カルストの始まり!

山のてっぺんの不思議な高原。白い岩がゴロゴロの牛もゴロゴロ。雄大で狭い絶景をドライブ。

県道、天狗高原 over!

↓右は南の山々/左は牛と岩

割と車も多いけど、みんな停まってたりで、ノンビリ前を走られる事はなかった。対向車もたまにあったけどそんなに困らなかった。

僕は休憩するのも勿体ないくらい気持ちよくドライブ。

←県道、五段高原。
右側が五段城という名の山。

↓五段高原から姫鶴平への下る道。

県道、姫鶴平→
上の写真でも見えるけど、
大きな風車がこんなトコにも二機立ってた。
さっきの風の里公園と言うのも
こんな感じなのかな?

この四国カルストはここ姫鶴平までの区間が特にいい景色で最高だった。

結局気持ちよすぎてどこにも休憩する事なく通り過ぎちゃった。

地芳峠で440号に出る。
すぐにまた県道に出て引き続き西側の四国カルストを走る。

←県道、狭い道。相変わらず何度も県境を越して高知と愛媛を行ったり来たり。

でもこっち側は森中が多く、開けたところも白岩ゴツゴツっていうのがあまりなく、カルスト色薄い感じだった。

県道、大野ヶ原 姫草→
でも比較的道は走りやすい箇所が多かった。

四国カルストの西のラストは大野ヶ原の盆地のような牧草地に下りる。牧場が点在してた。

←県道、大野ヶ原。源氏ヶ駄馬の麓。

このあたりはかなり道がキレイで、下りの道は走りやすいのかな?と幻想を抱かせた。

そして四国カルスト終了。
大野ヶ原の下りの道は深い杉の森で、かなり見通しの悪い狭い道が延々と続いた。

県道、野村町 小松→

←県道、野村町 惣川の集落内。

クネクネの細い道は、最初は楽しいけど対向車もたまにいたし、こんな感じで延々50分、長く続き過ぎでさすがにくたびれた。

県道をずっと下りて鹿野川湖の手前で地図を見た。(四国カルストだけでその先は考えてなかった。。)もう山の中は満腹だったので、松山に回って城に行ってみることにした。

鹿野川湖を渡るトコ→

というわけで鹿野川湖を渡って197号を大洲方面に走って成能という所から県道で内子に抜けた。

内子で道の駅に寄ってみた。初めての所かと思ってたら前にも来た事あった所だった。

丁度昼過ぎだったのでここで食事。
道の駅内の農家のお母さんの店「あぐり亭」という所で「もち麦うどん」という紫色のもち麦を使ったうどんを食べた。もちもちしてて美味しかった。

もう少し寄り道。
「白壁の町並」という案内が気になったので、少し内子の町を通ってみた。
しっとりした古風で綺麗な町並で散歩してる観光客も多かった。もう一日あったらゆっくり歩いてみたかったねぇ。。

内子町八日市付近→
日本の道100選だった。
ここ車両通行止じゃなかったよね。。

内子から56号に出た。
山中を走るけどもう56号はどっしり走りやすい幹線道路。30分くらいで松山に到着した。

←松山市街、南堀端町。
文字通り松山城の堀の南。真正面に市役所。

ロープウエー街→
一通の洒落た観光商店街。

そして松山城山ロープウェイ乗り場近くの立体駐車場に車を停めて観光した。

思いのほかのんびりしちゃって松山出発は3時半過ぎ。
ん〜もう他は回ってられないな。素直に11号で高松に向かった。

←11号、西条市 丹原町。山間の谷間を走る。

山を抜けたら田圃が広がる→
11号は西条、新居浜と町が続いて夕方で道は少し混んでた。

←11号、四国中央市 川之江町。
この11号で印象的なのはこの大王製紙の工場。
国道を跨いでてパイプもニョロニョロ。工場萌えな沿線。

11号の県境付近は海沿いで、日が暮れそうな感じなのに、堤防で海がまるで見えなくて悔しいな、、と思ってた所にちょうど道の駅があった。立ち寄って海を眺めた。
↑「道の駅とよはま」から見た瀬戸内海。
辛うじて夕焼け。遠くに伊吹島が見える。
そろそろ腹が減って来たので、沿線にうどん屋があったら入ろうと思って走ってたところ、観音寺市で「将八うどん」というお店を見かけたので入ってみた。駐車場も広かった。
入ってお薦めを聞いて「醤油ちくわ」を食べた。
将八うどん→
←醤油ちくわ(温)
うどんも醤油ダレもうまいのは勿論、この竹輪天がスゴく美味しかった!
そして高松には8時過ぎに到着。
そう言えば今までも高松って夜しか来た事ないかも。。

11号、高松市 田村町→
高松はこういう電光の案内標示が多かった。
かえって見づらいような気もするけど、、

昨夜の予定ではこの高松をメインのつもりで地図を見てたので、少々残念な気がしながらも真っすぐ高松港に向かった。

←高松城の脇の高松港、宇高フェリーのりば。
右のは月見櫓。天守は現存してない。

船は30分置きくらいであって15分後に出港だったので、すぐ乗った。

宇高フェリーに乗船→

高松から宇野まで一時間の船旅。で¥2,900。
瀬戸大橋も明石鳴門も¥4,200。時間に余裕があればのんびりで¥1,300浮いていい。

そして9時半に宇野に到着。
30号には出ずに県道で岡山港を渡って2号に出た。

←県道、児島湾大橋

けど、よく考えると東に向かう自分なんかは岡山から回るより明石鳴門で渡った方が利口だったのかも。。と走ってて思った。(いや鳴門の方が大回りかも)

2号をずっと走って第二明神に乗った。そのまま阪神高速も乗っちゃおうかと思ったけど、ケチって宇野まわりで来た分をここで使っちゃったら意味がないような気がして大蔵谷で慌てて下りた。ここら辺の道はゴチャゴチャしてて2号に戻るのに時間がかかった。。あまりケチっていい事ないね。。

ってわけで神戸に12時くらい。
尼崎で171号に折れてタクシーと車線争いを演じながら京都に出て、大津から県道で草津の道の駅に着いたのが3時すぎ。チョット強行だったけど琵琶湖まで来てれば一安心。ここで車中泊。


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