←道道、旭川。
両神橋を渡る所。

この日は朝からバッチリ快晴

8/24 fri

旭川〜道道〜多度志〜275号〜北竜(ひまわりの里を観光)
道道〜増毛(増毛町内で食事)231号〜札幌〜230号〜喜茂別〜276号〜京極(道の駅で水汲み休憩)道道〜ニセコ〜5号〜函館(市内で食事)東日本フェリー
〜青森〜101号(森田の道の駅で車中泊)

この朝は7時チョイ前に出発。
そんなにまっすぐ函館を目指さずとも夜までに着けばいいので少し考えながら走った。
まず旭川からは西の山を越える道道にでた。

←道道、多度志峠(湯内峠)への道。

この道、地図で見るとそのクネクネ感が魅力の峠道。残念な事に超ゆっくりの軽トラが黒煙噴いて走ってて抜かしてもまた先にワゴンとかいて安全運転で峠を越えた。
でもこの道はタイヤ痕が残る峠道。走り屋に挟まれるよか幸せだったかもしれない(笑)

峠を下ると一面に白い花の畑が広がった。何の花かな?と思ってよく見てみたら、どうやらソバの花のようだった。しばらくはずっとソバ畑が続いた。

道道、深川市 湯内付近→
左右両面ずっとソバ畑。

多度志まで走って275号に出た。

275号は北竜まで走った。

←275号、北竜町 碧水。
over! 道脇のヒマワリ。

夏の北海道で北竜と言えば日本一の広さのひまわり畑「ひまわりの里」に行ってみた。

さて大満足の「ひまわりの里」を後にして、その後どう進もうか少し考えた。

275号、北竜の町→
街灯が変なひまわりの形で可愛い。

そのまま275号じゃつまらないから少し回り道だけど海に出ようか!ということで北竜から西に向かう道道に折れた。

この道道は広めの谷間から山に入って行く。舗装が少し荒れてたけど険しくはない走りやすいイイ道だった。

←道道、恵岱別ダム付近。
正面の山は暑寒別岳かな?

信砂という所で231号に出た。
思ったより日本海側まではすぐだった。

231号、増毛町 舎熊→

日本海側もスゴくいい天気で海が真っ青でキレイだった!

「勝手に思ってた日本海のイメージと違ってキレイだわ」と友達。あ。僕も昔初めて日本海を見たときそう思った。多分もっと寒々しい海を想像してたんだと思う。

←231号、増毛小学校前。
over! 国道沿いに木造の作りの渋い小学校があった。

231号を少し走るとすぐに増毛に着いた。
この増毛は前日分かれた友達の親の田舎だそうで、いい店の話とか聞いてたのでちょっと国道から逸れて町の方に下りてみた。

増毛へ到着は9時半過ぎ。
「まつくら」という名前で探してみたらすぐ見つかったけど、寿司屋じゃん。こんな朝からやってないよなぁ、のれん出てないし。。
でも入口が開いてたので、ちょっと覗いて聞いてみたら10時半からだそうだけど、すぐ支度するから店内で待ってていいとの事。ありがたい!待たせてもらった。

(ジャンボチラシと言うのも気になったけど)話しに聞いてた甘エビ丼を注文。女将さんが「待ってる間にどうぞ」と言って大きな甘エビを出してくれた!
頭から長いヒゲまで付いた甘エビって初めて見たかも。早速感激!んまかった!

甘エビ丼は注文してから大将が一匹一匹剥いていた。ごくろうさま。

←増毛産 甘えび丼。over! 先に出された甘エビ。

そして出て来た「甘海老丼」!この甘エビの数!それに少し大きくてプリプリで甘い!驚いた。
今まで食べてた甘エビって何だったんだ?と言うくらい美味しかった。二人とも大満足。
食べ終わって店を出るのが10時半だった。

さて幸せな気分で出発。
増毛の市街は道道を通っただけだけど、古い感じの商店などが多くて雰囲気のいい町だった。この暑い夏からは想像も付かないけど冬の雪景色も見てみたい町だった。

道道、増毛の町並「ふるさと歴史通り」→
over! 豪商・旧商家丸一本間家。
click! 國稀酒蔵。日本最北の酒蔵とか。
ここの酒は前々日に釧路の居酒屋で飲んで、
とても美味しかった。寄れば良かった。。

←231号、増毛町 別苅。
山は浜益岳かな?

引き続き、231号は日本海沿いの道をドライブ。

ホント天気よくて驚くくらい青くきれいな海だった。

231号、増毛町 岩老→

沖縄の海もいいけど北海道の強く深い青の海もまるで違っていいね。
なにより湿気なくエッジの効いたクッキリした水平線も気持ち良くいい眺めだった。

←231号、赤岩岬。

海岸線は山あり谷あり覆道ありトンネル有りの岩ゴツゴツ道で、黄金道路に勝るとも劣らない景観だった。

231号、雄冬岬付近→
ガマタトンネル入口。スゴい断崖。

雄冬岬の辺りはトンネルが連続するけど合間合間にみえる崖は高く厳しい海岸線だった。

前来た時は逆方向だったし日も暮れてたのでこんなスゴいトコとは知らなかった。
←231号、浜益。町の手前。

浜益 に出ると今度は穏やかな海がキラキラ輝いてキレイだった

浜益のセイコーマートで小休止→
夜を越えて虫まみれのCR-X。
洗え〜!
over! 隣の車にクッキリ映ってた。
浜益で給油して(少し高かった。窓ふきもなかった)引き続き231号日本海沿いをドライブ。

←231号、送毛。
ここら辺から積丹半島がクッキリ見えてた。

日本海ラストは厚田で一気になだらかに起伏のある丘の草原風な海岸になる。
でも思いのほか「丘」な感じを楽しめなかった。この区間はやっぱり逆から来た方が町も見下ろせていい感じだと思う。

231号、厚田付近「丘」→

そして石狩市。。と思ってて帰ってから知ったけど、浜益も厚田も合併して石狩市だったんだね。。

←231号、石狩河口橋と石狩川。

石狩川を渡って石狩の市街からつながる札幌の市街に進む。

ここまでは風も気持ちよくドライブしてたものの、やっぱり都市部はくそ暑く、トラックも多くて空気悪くて、窓を閉めてエアコンドライブ。音楽かけながらゆったり進んだ。
そして札幌市街。
渋滞しそうな札幌市街はどう迂回しようか色々考えてはみたものの、まだ12時半くらいで時間も多少余裕あったし結局そのまま国道で市街ド真ん中を突っ切った。

札幌市街→
友達は札幌へは冬にスノボーついでに来た事あるそうなので、時計台も何も見ずに通過。
over! Qooカラーの市電。

渋滞の列を従順に進んで230号に出た。

あ、そう言えば前も北海道ラストは札幌から230号だったなぁ。。とか思って99年の日誌を見てみたら、、旭川から北見、帯広を周って江差まで行ってる。。我ながらあきれた。

←230号、札幌市 南区。
豊平川と藻岩山の間。まだまだ渋滞は続く。

渋滞は段々薄くなって定山渓温泉にまで来る頃にはスイスイ流れてた。
その先の谷間からの山道も繋がってはいたもののいい感じで流れてスムーズだった。

230号、定山渓の無意根大橋→
カーブを描いた立派な橋。
この先は橋とトンネルが続く。

そして中山峠の道の駅で休憩。
ここからは羊蹄山がキレイに見えた。

←道の駅、望羊中山から
羊蹄山とCR-Xとぺこ。
ちょっと狙って奥の方に停めた。
羊蹄山はちょっとしたタイミングで雲をかぶっちゃってたりしたので、いいタイミングだったと思う。

ここの名物の「峠のあげいも」を食べた。
パンケーキっぽい衣に包まれたジャガイモだけど、ちょっと甘めで塩気がほしい感じだった。一緒に飲んだ冷たいポテトスープはカレーっぽい風味がした。
それよりキノコ汁とキノコにぎり飯がうまかった。これを軽い昼食にした。

峠のあげいも&冷たいポテトスープ→
over! キノコ汁&キノコにぎり飯

休憩してた時に、札幌から観光に来たと言うおじいさんに話しかけられた。
札幌からって近いよね。。と思ったけど、考えてみれば東京から奥多摩に遊びに行くようなもんなんだよね。遠くまでくると距離感覚がおかしくなってるよね。
ゆっくり休んで中山峠を下りた。
正面にまたキレイに山が見えたので「上から見てた羊蹄山だよ。見る角度で違う山に見えるよね」なんて言ってて、そのまま走ってたら左側から羊蹄山が見えて来た。。これは尻別岳だった。ハズカシ。

←230号、喜茂別町。正面に尻別岳。

喜茂別から276号を北に曲がった。
今度こそまぎれもない大きな羊蹄山を横に見てドライブ。

276号、更進付近→
横目に尻別川と羊蹄山。

そして京極の町に出て少し道道を走って、道の駅「名水のさと京極」で車を停めてふきだし公園を歩いた。

京極からは、ふきだし公園の脇から道道で羊蹄山の南側をグルッとまわるように走った。

羊蹄山はきれいな形の山でどの方角から見ても、あまり形が変わらない立派な山だった。

←道道、ふきだし公園入口と羊蹄山。
over! 京極町 川西あたりからこちらはさっきの尻別岳。

道道、ニセコ町→
木に隠れちゃったけど右側の先の山はニセコの山。

道道を走りきってニセコで5号に出る所で道の駅があったので休憩。

ここらで自分も友達も『そういえば何もお土産買ってない』と言う事に気付き、何かないか見てたらメロンが売ってた。北海道は夕張だけでなくニセコのメロンも割と評判なんだそうな。少し選んで買った。

ニセコから後はもう真っすぐ5号で函館まで向かうことにした。
一応何時くらいに着くかな?と思ってナビに案内させてたら、蘭越で道道を走る若干の近道ルートが選ばれてた。面白そうだからその道に入ってみた。ら。。

←道道、蘭越町。

北海道には珍しい1.5車線くらいの狭い道だった。あー道道だとやっぱこういう道もあるんだね。夜とかじゃなくてよかった。

この道道は列車一駅分もないくらいで5号に復帰。距離はともかく時間的にはそのまま5号の方が全然早いと思う。。でもお陰で楽しめた。
そして5号をずっと走った。

5号、黒松内町 豊幌→
そう言えばこの区間ははじめて来た18年前以来の道。幹線道路の割にいつも何故か避けて通ってた。なんか懐かしかった。

←5号、八雲町 黒岩
行きにも通った内浦湾岸の道。
この長万部からは逆に毎回必ず通る定番ルート。
夕方のイメージの道。
over! いやぁー、でもやっぱここの広々した景色は(雨以外なら)いつ来てもいいね。
5号、八雲町 浜松→
角度が変わって真背中に夕陽が沈む。
←5号、森町 石谷付近。
日が沈んで残った緩い夕焼けと、真正面に蝦夷駒ヶ岳がクッキリいい形。
そして7時半頃に函館到着。
函館では早速、行きに食べられなかった塩ラーメンの店へ行った。
今回はさすがにちゃんとやってた。今日はなかなか順調な一日だ。

函館市街、五稜郭タワー→

というわけで函館塩ラーメン「あじさい本店」。。支店を探せば行きでも食べられたのか。。
ともかく美味しかった。なんていうか上品なグルメな味だった。
食後は函館山に夜景を見に行こうと思った。友達は「夜景は興味ない」と言ってたけど、せっかくの夜の函館だからってことで向かった。

279号、函館市街→
十字街の交差点。正面のシブい建物は
地域交流まちづくりセンターだそうな。

が。夜の函館山への道はマイカー規制なんだそうな。知らなかった。ま、僕も車で行けなきゃ興味無しなので引き返した。

←函館山登山道入口。

友達は「そんな不機嫌にならないで〜」と言ってたけど、別に不機嫌になってなかったと思うけどなぁ〜

というわけで函館港のフェリーターミナルに来た。このフェリーターミナルは新築したばかりのきれいな建物だった。
9月からは青森ー函館間が1時間45分という高速フェリーが就航するらしい。。(高いみたいだけど)

それはさておき帰りもスムーズにすぐ次の10時の船に乗れた。

さて、行きにブツブツ言ってた北海道好感度だけど、この最終日はかなり満足な一日だったので+50点で終われた。しばらくは来れる事ないだろうとは思うけど、ぜひまたこれたらいいなと思った。
船の中で寝て4時間後に青森到着。
そのまま101号に走って五所川原の先の森田町の道の駅で車中泊。

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