8/23 thu

釧路〜道道〜厚岸〜道道〜虹別〜243号〜弟子屈〜道道(途中で食事)〜川湯〜391号経由)道道〜藻琴〜244号〜網走(買い物)
道道(能取岬観光)39号〜女満別(道の駅で食事)道道〜卯原内〜238号〜雄武(食事して予定変更、引き返す)
〜興部〜239号〜西興部〜道道〜愛別〜39号〜旭川(BH泊)

この日の朝、鉄道の友達は一人先に起きて6時の列車で帰って行った。

残った二人はゆっくり寝て。ホテルでパンの朝食(無料!)をとって、8時半に出発。まずは市街を南に走り、釧路の市街地を朝の通勤に混ざってドライブ。

↑道道、釧路市幣舞町。ロータリー先。

市街を抜けて昆布森と言う所まで来ると、山と海の道になった。
「北海道は昆布って付く地名も多いね」と友達。

ここら辺の山道はなかなか面白い。今まで国道メインで北海道を走ってた僕には新鮮な本州タイプの峠道。楽しくグングン走った。

↑道道、昆布森。CR-Xで楽しいサイズの道

この道も「北太平洋シーサイドライン」とあって、海を臨む箇所も多かったけど、友達との話しに夢中になってか、ここ!という景観がないうちに尾幌で44号に出た。厚岸まで44号を走ってまた道道に出た。

←44号、厚岸。厚岸湾の先に厚岸大橋が見える。

厚岸から北に向かう道道は、山有り森有り牧草地有りで変化あって楽しかった。
捕まった事もあっての道道メインのドライブだけど、やっぱり道道の方が素の北海道を走れる感じがしていいね。怪我の功名かな。

道道、標茶。遠くに標津岳が見える→

標茶でも国道には出ずに道道を北上。虹別で243号に出た。

←243号、弟子屈町 仁多。この方角だとあのポッカリした山は雄阿寒岳かな。

国道は丁寧に走って、また弟子屈に出た。ここら辺は雲が多かった。
弟子屈で今日も給油。窓を拭いて出発。

そうそうここで17年前に来て美味しかった牛乳ラーメンの店に行ってみることにした。

が!来てみたらやってなかった。。(またか) っていうかもう営業してないみたいだった。。
でも手前に「ラーメン 地元の牛乳で作った。。」とある店があったのでそっちに入ってみた。
が!どうやらこの「地元の牛乳で作った」というのは、下の段の「のむヨーグルト」の事らしかった。。orz
でもせっかくなのでここで食事する事にした。
↑その店の看板。over! アップ。。click! お店。

入ってメニュー見て気になったのが鹿肉料理。てわけでちょっと豪華に鹿肉ステーキを食べた。
ぜんぜんクセがなくて美味しかった!
シェフも感じのいい人で鹿の話しとか色々話してくれた。
ちなみに、牛乳ラーメンの店は今年の1月で住む人が変わって閉店したんだそうな。。

ドライブ再開。そのまま摩周湖に向かう道道を走った。
摩周湖は思い切り観光客だらけだし昨日見たので寄らなかったけど、それを抜きにしても湖外周の山からの下りの道の眺めがよく、天気も回復して気分良かった。(前に車がつながってなきゃ言う事ないんだけどね。。)
↑道道、摩周湖からの下り。
窓の映り込みが邪魔だけど御勘弁。。

道道、川湯温泉。正面に硫黄山→

道は硫黄山の正面で391号に出る。

さて、次の目標は網走、女満別方面。普通なら243号美幌峠を走るところだけど、今回は道道メインということで、川湯の先から屈斜路湖の北の藻琴峠を通る道道に出てみた。

←道道、字跡佐登。藻琴峠への登り。

この道、すいててバッチリ独走ドライブ。勾配強くグングンと気持ちよく山を登ると、やがて熊笹の高原の景色になった。

熊笹の高原チックな景色。over!

すぐ先に藻琴山展望駐車公園というのがあったので寄って休憩した。

図らずも、ここの景色は素晴らしかった!目前の屈斜路湖から近隣の山々一面が見渡せた。しかも誰もいないし。優々展望。
パノラマでどうぞ
(1000×300)

←屈斜路湖と硫黄山と駐車場。
over! 熊笹の高原と斜里岳(多分)

ちる&ペコ。展望ご満悦→

風も心地よく眺めの良い最高の展望公園を独占で、あまりにのんびり展望してたので日焼けしてしまった。

←道道、藻琴山。

引き続き藻琴峠にドライブ。正面になだらかな藻琴山が見えた。
そして峠を越えると、オホーツク海方面の眺めが見えそうな感じだけど。。残念ながら雲って靄ってよく見えなかった。。

藻琴峠から北の眺め。何も見えない辺りが海→
←ワラをボロボロ風に捲いてこぼしながら走るトラック。もちろんすぐに追越した。

上から見てた通りのドンヨリ曇った雲の下に進む形でその道道をずっと走った。

道道102号線起点、藻琴駅→

道道はローカル情緒満点の藻琴駅に突き当たって終了。244号に出て網走に向かった。
この244号のこの区間は片側二車線だけど、8年前にオービスで捕まってるので殊更ゆっくりドライブ。

そして網走市街に出た。ここで車を停めてお買い物。

←網走の商店街。
8年前にも網走では買物だったなぁ。

少なめの荷物で来た友達が着る物がなくなったので「安い所で」と言う事で、8年前にも入ったスーパーで買物。あと本屋で雑誌「とほ旅」購入。

網走からは北に走る道道に出て能取半島を走る。
コーナリングの楽しい道だなぁと思ってたら先の方では走り屋っぽいタイヤ痕もあった。

道道、網走市 二ツ岩付近→

森の中をずっと走って能取岬に曲がると、一気に視界が開けて気持ちのいい牧草の道に出た。

←能取半島、美岬牧場付近。
一面の水平線。広い岬への道。
天気がよければ。。。

能取岬はだだっ広い野原の岬。少し休憩して岬を歩いた。
天気がいまいちだけどここの岬は割と観光客が多かった。広いのは気持ちいいけど何が売りなのかイマイチ分からなかった。
帰って来てから調べたらアザラシが見れる岬だったらしい。この日はいたのかな?
↑能取岬と灯台。

←海もキレイで波があっても底が見えた。
over! オホーツク海と西の眺め。

ココに来た人は来た道を網走に戻るのかな?半島の東側の道はガラガラだった。

道道、能取半島北のオホーツク海→

人気のない道だけど海沿いから湖沿いまでずっといい景色だった。

←道道、こっちは海じゃなくて能取湖。
雲が割れて眩しかった。少し天気快復?
over!

そして国道を238号、39号と走って、網走湖の脇を走って女満別の道の駅に来た。
この道の駅、高校の脇らしく女子高生だらけだった。
この道の駅の隣の店で昼食。出掛ける前に何気にWebで北海道を見ててて気になってた「女満別しじみラーメン」今回のドライブで初めて目的にしてた店が開いてた!嬉しい!
←女満別しじみラーメン
しじみは網走湖(女満別湖)産でダシも麺の小麦も道内の物にこだわったというラーメンだそうな。
さっそく食べた。しじみと塩ラーメンのダシがマッチしてて!んまかった!。
さてここでそろそろ今夜の宿探し。当初、車中泊メインの予定だったけど、「一度布団の味を占めたらやっぱ布団がいい〜」と友達。どちらにしてもこれから稚内方面の北に向かうつもりなので車中泊じゃ凍える可能性アリなので宿の方がよく、買ったばかりの「とほ旅」で宿を探した。
西興部に廃校で泊まれる民宿があったので電話した。。が、つながらなかった。。
まあ取り敢えず向かってみてマメに電話してみる事にした。
女満別からは道道で網走湖を回る形で湖畔を少し舐めて、マイナーな道道を北に走った。

道道、網走湖。南西の湖畔→
ちなみに網走湖は網走市の外の女満別側を女満別湖と呼んでるらしい。

ほどなく卯原内で238号に出た。

←238号、サロマ湖。
毎回思うけど、、これはもう海だよなぁ。。塩水湖だし。

なんでも昔はちゃんとした淡水湖だったんだけど洪水を防ぐ為に湖口を人為的に開いて塩水湖になっちゃったんだそうな。

そうそうこのサロマ湖の海側の道も行ってみたかったけど、宿が気になってたのでヤメて進んだ。

238号、紋別の北西→
沙流手前のオホーツク海。

ずっと先は雲が切れて天気良さそうに見える。でも全然近付かないんだよね。。
北海道はやっぱり空も雲も広い。

←238号、興部の手前。
夕暮れ。
かすかな遠くの雲の切れ間から夕陽がこぼれてて神々しい空が見えた。ホンの少しの時間だけど、天気悪かったなりにこういう夕焼けもいいもんだ。

238号は興部で一旦折れて道の駅に寄った。

結局、中興部の宿は全然電話がつながらなかった。まあ昼間の電話は出れないかもとあったので仕方ない。けど何度も聞いた留守録の声がアニメっぽい声で僕も友達もうんざり。予定変更して浜頓別の宿にかけてみた。こっちはすぐに繋がって予約完了。
浜頓別の宿では食事が出ないので、どこかで食べなきゃと思いつつ店もほとんどなく心細かった。(風呂も時間的にヤバいかも)
「ここら辺の人って外食しないのかな」って話してたところで飲食店発見。迷わず入ってみたら、混んでた。。店が少ないから集中するんだろうね。
一番時間かからない料理ってことでイクラ丼を食べた。わりと普通っぽい味のイクラだったけどたっぷり乗ってて満足!
ちょっとここで友達と話し合った。
予定外の宿泊と深く考えずにイイ物食べてたのが重なって気が付けば
友達の財布がピンチらしい。このままの消費ペースで計算したら後三泊は難しい状態とか。そういえば自分もキツいかも。。(反則金も有るし。。)
北海道外周を一回りしたいと言ってた友達だけど
「北端とか行かなくてもいいから少し早めに帰ろうよ」ってことで、んじゃ少し戻るけど今夜は旭川に出ようと言う事になった。

旭川で泊まれば明日中に函館に出れるだろうから、二泊で帰れる。サロベツ原野のオロロラインを走れなかったのは残念だけど北海道は食べ物ケチらずに回りたいからね。
(実は、この時まで、後何日くらい北海道にいるか全然考えてなかった。。)

と言うわけで勝手ながらここで浜頓別の宿にキャンセルの電話して238号を戻った。

興部から239号に出て名寄から40号〜のつもりだったけどナビでルート検索してみたら、西興部からもっと山の中を越える道道を案内。山奥の道道って少し不安だったけどたまにはナビに従って素直に進んでみた。
真っ暗で景色わからないのが勿体ないけど、そんなに悪い道でもなく、気分良くドライブ。途中、岩尾内湖の手前の山奥で工事で相互通行。こんな山の中でちゃんと誘導係の人がいた。車来ない時は真っ暗で不安だろうな〜。

そして愛別で39号に出ると立派な幹線道路。旭川まではすぐだった。

最北の都市、旭川市街→

旭川には10時半前に着いた。
早速宿探しのビジネスホテル回り。満室の所もあったけど無事見つかって一安心。
ここは有料だけど近くのちゃんとした駐車場に案内された。

旭川では旭川ラーメン。 と言ってもこの時間じゃいい店は開いてないかな?と思ったけど携帯で探して「まつ田」と言う店に行ってみた。

僕は最近の味という正油こってり。友達は昔からの旭川の味という正油あっさりを食べた。
美味しかった。けど、友達のスープを飲んだらそっちの方が好みで美味しかった。隣の芝は青い?

ラーメンだけで酒は飲まずにこの日は早く寝た。


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