8/22 wed

弟子屈〜391号道道〜札弦〜道道(さくら滝観光)(裏摩周湖観光)(開陽台観光)(サーモン科学館観光)標津〜244号経由)道道〜野付半島
244号〜厚床〜44号〜根室(市内で食事)
道道〜霧多布(岬を観光後して温泉休憩)
道道〜厚岸〜44号〜釧路(BH泊)

イイ天気!朝飯食べて、8時半に出発した。

宿「ひとつぶの麦」over! 部屋から→

弟子屈の町に出て念のため早めの給油。
前日はビビリ気味に走ってたから燃費良く、計算したらリットル15km以上だった。

そして391号に出て北に走る。
走りやすい森林の道だけど、宿での話しで「国道は警察が多いよ」って事なので、他の速い車に行かせといて、後を追うように追越しした。

←391号、美留和。
この道は摩周湖と屈斜路湖と硫黄山と川湯温泉の間を突っ切る森林の観光道路。観光バスが列になって走ってた。

野上峠を越えて、しばらく走ったとこで道道に出て札弦に出た。札弦からも道道で南に走る。

道道、札弦。この良く見る鉄塔は携帯電波用?→

宿での話しで「道道では警察を見た事ないね」と言う話しから、道道は安心。それでもそんなに飛ばさずにのんびり走った。

まず向かったのは「さくら滝」。
昨夜の宿のオーナーの話しでバッチリ興味持った滝。ナビになかったけど、道道からの脇道の案内はちゃんとしてた分かりやすかった。
↑500m程の未舗装路。

脇道を進んで最後少しの未舗装路を越えて広い駐車場に出た。

さくら滝入口の駐車場→
この広さからすると、バスも来るのかな。。

さてこの「さくら滝」、桜の樹があるわけでなく、遡上したサクラマスが跳び登るのが見れる滝!
見てたらホントに跳ぶ跳ぶ。スゴいな〜生命力の神秘だな〜頑張れ!

←さくら滝
跳ぶ瞬間ってなかなか写せないね。
over! 二尾アップ。
click! 上から。

釘付けになりそうなのを抑えて出発。道道に戻って南へ走る。
途中、神の子池にも行ってみようかと話してたけど、片道2kmの未舗装路の往復と言う事でパス。
そして清里峠で曲がって裏摩周湖展望台に来た。

道道、裏摩周湖への道→
樹木が高山な雰囲気。

摩周湖は17年前に表から見て以来。この裏からの展望は初めて。この日もすっかり晴れてきれいに見えた。運がいいのかな。
↑裏摩周湖展望台

裏からの摩周湖→

風が心地よく、駐車場前の売店でも少し休憩した。
↑売店で飲んだ「リボンナポリン」北海道限定の味。

道道、裏摩周湖からの下り→
正面に標津岳などの山並み。

清里峠から道道を南に下る。
この下りの道はいきなり長いスノーシェッドになってた。

←道道、スノーシェッドを下る。不思議な感じ。

次は開陽台に向かう。
どうも僕はこの開陽台という名前が覚えられなくて、何度も何度も洋光台とか向陽台とか言って友達に笑われた。。

↑道道、養老牛。「牛」という丘があった。
養老牛という所で曲がって、また長い道道を走った。開陽台の場所がナビではイマイチよく分からなかったけど、ここも案内がちゃんとしてた。
ラストは一方通行の山道を登って開陽台に着いた。

開陽台への一通の道→
登りと下りが別ルートになってる。

←開陽台の駐車場。

そして開陽台の展望台に登った。

下りの道→

開陽台からの下りの道もいい眺めの中を一方通行で下りて行く道で気持ちよかった。

そして標津に向かって走った。そしたらこの道が波うった直線のスゴい道だった。
帰って来てから知ったけど、この道は、北十九号という地方道で、バイクの人には有名な道らしい。

←開陽台からの道。
いわゆる北十九号。
over! 道だけアップ。

道道を縫って走ってたらやたらと「標津サーモンパーク」という標示を見かけた。ちょっと気になってたら走ってた道沿いにあったので折角だから寄ってみた。

標津サーモンパークにあったサーモン博物館→

メインのサーモン博物館は¥600だったけど、サーモン(刺身)好きの友達と淡水魚好きの僕が乗り気なのであまり迷わず入った。

シャケの一生のフィルムを見たり、沢山の鮭鱒科の魚も見れて面白かったけど、一番面白かったのは鮭に全然関係ない角質を食べてくれるドクターフィッシュのコーナーだったりする。いや〜カワイイね。沢山食べてもらいました。
←食われてます。
エレベーターで上がれる展望台→
標津川の眺め。
over! 駐車場と標津の町。

展望台まであってなかなかいいトコだった。惜しむらくは鮭の遡上が見れる水槽とかあったのでその時期に来たかった。

さて楽しかったので思いのほかのんびりしちゃったけど、ドライブ再開。道道で標津の町をぬけて244号に出た。そして少し走って野付半島への道道へ折れる。

←244号、茶志骨。

この野付半島、北海道の地図を見る度に気になる変な地形の半島。気になってた割に行ったことなかった。

↑道道、別海町 野付。
右は内海の野付湾。左は外海の野付水道。

そんな野付半島だけど、走ってみて感じたのは、夏で暑いけど寒々しい景色だなあ。。何というか、地の果ての不思議な景色というか冬の為の景色って感じがした。

道道、ナラワラ→
over! 向こう岸の枯れたナラのあたりがナラワラなんだそうな。

行けるトコまで走ったら、竜神崎の野付埼灯台のずっと手前で車道は終ってた。
ここでUターンして少し手前のパーキングに寄って休憩。ここはネイチャーセンターというがあった。売店を見てたら、またしても御当地ソフト!はまなすソフトと言うのがあった。食べてみた。  
←ネイチャーセンターの前の野付湾。   
浜茄子シロップがかかったハナマスソフト→
ハマナスと言われてもピンと来ないけど、まあ美味しかった。
このネイチャーセンターの先に展望台があったので行ってみた。けど、あんまし高くなくて眺めよくなかった。

←展望台からネイチャーセンターはよく見えた。。

一気にまた野付半島の道を走って244号に戻った。そして244号を南に走る。
尾岱沼でコンビニに寄った。

244号、尾岱沼のセイコーマート前→
後の海向かいに野付半島が見える。

この先の244号の海沿いの道はまた広く長く気持ちがいい道が続く。爽快にドライブ。

←244号、別海町 床丹付近。
水平線と地平線が混ざってる広い景色。

海を離れるとお馴染み森林の道。
実はおおまかな予定では根室で昼食と思ってたんだけど、随分時間がかかってもう夕方近い時間。さすがに腹減ってたので少々急ぎ気味に走った。

244号、別海町 奥行付近→

そして厚床で44号に出た。「これでまた目的の店がやってなかったら笑うよね」とかなんとか言いながら根室を目ざした。

←44号(244号重複)温根沼大橋。
パトじゃないと分かってても天井に赤いのが付いてると焦る。。
44号、根室市街。なんか遠かったな〜→
←根室駅前、ニューモンブラン
そして4時半チョイ前に根室到着。
さっそく、お目当ての御当地料理「エスカロップ」の老舗「ニューモンブラン」と言う店に行ってみた。
。。! 『忌中』 。。。そうきたか。orz
取り敢えず一旦根室駅前に車を停めて休憩。
観光案内所というところでエスカロップのいい店を聞いてみたら、プリントを呉れて親切に教えてくれた。有り難い。助かった。

えらくローカルな根室駅前→

そして案内通りに移動。洒落た通りのスーパーの駐車場に車を停めて「どりあん」という店に行ってみた。とても落ち着いたイイ雰囲気の店だった。
さっそくエスカロップを注文。僕はカツ厚切りのスペシャルを食べた。
根室限定の謎の御当地グルメ「エスカロップ」どんなもんかと思ったら!美味しかった!っていうか何でこれが根室にしかないのか不思議なくらい素直に美味しかった。三人とも大満足。よかったよかった。
↑エスカロップ スペシャル。
←ドリアン前の一方通行の洒落た通り。

鉄道好きの友達はここ根室から根室本線に乗って、釧路でまた夜に会おうかって話しをしてた。けど、うまい時間の汽車がなかったみたいなので、引き続き一緒にドライブする事になった。
鉄道旅行を邪魔する形になっちゃってたら申し訳ない。。でも楽しく行こうよ。

さて、この後は納沙布岬へ行こう!という予定だったけど、さすがにちょっと時間かかりそうなのでヤメ。
根室の町を少し回って、釧路方面への海側を走る道道に出た。
この道道は市街を出ると早速広々した景色になった。

道道、根室市月岡町付近→
根室半島らしい丘陵道路。

←道道、昆布盛駅前。
駅名もスゴいけど、森の中にポツンと有る駅の立地もスゴい。
道道、落石東の森の中→

道はしばらく深い森の中を走る。わりとカーブがあったし独走で飽きなかったけど、夕陽が眩しかった。

森を抜けて別当賀、初田牛あたりで道を間違えそうになった。ナビは見てたんだけど、こうも伸び伸びと走ってると曲がり角での減速が甘くて曲がり損ねちゃうんだよね。

←道道、初田牛付近。丘の向こうに落ちる太陽。

そして、そろそろ海に出る。。って辺りで日が沈んだ。と思ったらまだ丘の向こうにいたりした。

ここで今回初のキタキツネを見かけた。道沿いをトボトボ歩いてたのとスレ違った。とっさだったので写真はとれなかった。
そして海に出た。
さすが「北太平洋シーサイドライン」と名がついた道だけあって、長く変化ある海岸線の気分イイ道だった。

道道、恵茶人 over!
沈んだ後の残った夕陽のモヤモヤ感と波飛沫が混ざった霧のようなモヤモヤ感が優しい感じを醸し出してて良かった。

この道は、海はもちろんだけど、草原や沼なんかも多くて自然のままの姿の北海道が見れて良かった。

←道道、幌戸沼。

そんな景色の道だけど、意外と家も多く村落もあった。ちょっと想像つかないけど大変なんだろうな。

そして霧多布まで来た。ここの間での道で見かけてた「日帰り温泉」の標示が岬の方に向いてたので、ちょっと寄り道で霧多布半島へ走ってみた。この半島って橋で繋がってるんだね。。って島じゃん。
日帰り温泉は半島の真中にあった。
でもまだギリギリ明るいから先にチョットだけ岬まで行ってみようと言う事で霧多布岬まで走った。この道、自転車の人が多いな〜と思ったら岬手前にキャンプ場があった。おつかれさん。
↑霧多布岬から見た霧多布半島南側の海岸線。

←霧多布岬の駐車場。over! 岬。

灯台まで歩こうかと思ったけど、風が強くて寒かったからヤメた。今回北海道に来て初めて寒いと感じた。これが北海道だよな。

少し戻って「霧多布温泉ゆうゆ」という日帰り温泉で休憩。

霧多布温泉ゆうゆ→

立派な建物だったので高いかな?と思ったら¥500!キレイで広く風呂も優々。露天風呂からはマイクロ函館って感じの浜中の町の夜景が見下ろせてのんびりできた。

ところでどうも間抜けな僕は、霧多布というのを「キリサップ」と覚えてしまっていて(ボブサップと混ざってるらしい)何度も「キリサップ」と言っては友達に笑われた。。ハズい
後は暗くなった道をひたすら走った。半月だけど明るい月で完全に真っ暗ではなく、海に映る月とか見れていいドライブだった。

←道道、厚岸湖の口を渡る厚岸大橋。

そして厚岸大橋を渡って厚岸の町を抜けて44号に出た。
44号は走りやすい幹線道路。控え目に走っても釧路まではすぐだった。

そして釧路に到着。38号と44号の起点のロータリー交差点まで出た。ロータリーを二周くらい回ってみた。

ロータリー交差点から幣舞橋に出るとこ→

宿を探してビジネスホテルめぐり。三軒目で安めのBHで部屋を取れた。
駐車場は臨時の変なビルのガレージに案内された。濃い一日のドライブ終了。

宿が決まれば荷物だけ置いて早速食事、っていうか飲み。
前に来て良かったフィッシャーマンズワーフ脇の炉端スペースに来て見た。。が、営業10時まで。ちょうど10時。
アウト〜!あちゃーホント今回はことごとく狙った店に合わない旅行だな。。

少し歩いて適当な居酒屋に入った。さすがに刺身がおいしくて良かった。
久々に日本酒とか飲んで聊か酔っぱらった。店のラストまで飲んでホテルに帰った。


翌日→
戻る→