8/2 tue 隠岐 島後ドライブ
西郷〜485号+県道(島後を一周観光ドライブ)
西郷〜隠岐汽船〜七類〜485号〜美保関〜431号〜米子〜9号〜松江〜432号(白竜湖の道の駅で車中泊)
たっぷり寝て6時半起床。
朝の天気予報では隠岐は曇りのち雨だったけど宿のおばちゃんは「大丈夫、イイ天気になるよ」といってくれた。ありがとう。

朝食は宿で頼んであったので7時からゆっくり食事。焼き魚がうまかった。

←BH 眺海苑の部屋からの眺め
裏はお墓だったのか。。。
正面に赤い西郷大橋が見える
ちゃんと海も見えるので宿の名前に嘘はない
over! 宿の脇に停めた自分の車。。。
まだバッチリ牧畜臭い。。。

そして8時に出発。
いつも離島に来るとたいていまず国道を走るんだけど、前日に半分くらい走っちゃったので、気にせずに県道とかで反時計回りで島を一周する事にした。

出発したときは曇ってたけど走っている内にだんだん天気良くなって、いつのまにかすっかり晴れて暑い夏の天気になってた。
天気予報ハズレ〜宿のおばちゃん大当たり〜
島を一周したらどこかでノンビリ海水浴でもいいなとか思った。

県道、大久→
河口の先にとんがった津ノ目島が見える。

布施までの県道は海と森を交互に走る道。狭い箇所もなく走りやすい道だったけど布施から先の国道は更に走りやすかった。やっぱ島が大きいと道もしっかりしてる。
っていうか前日の西ノ島が凄かった反動かもしれないけどこの日はスイスイのんびりスムーズにドライブ。
あっというまに島の反対の北側まで走り、ちょっと国道からはずれて白島崎の展望台に行く。

ここは駐車場から展望台までほんの少し歩くけど高低差もなく楽。
海岸の景色を見下ろしてみたら四月に行った三陸の唐桑っぽい感じだった。比べるのはよくないけど三陸の方が上だなあ。

←白島展望台からの眺め
左上の白い島が文字どおり白島。

485号に戻るトコ→
国道マークや国道規格の道標が新しい
舗装もキレイで割と最近整備されたみたい

そのまま国道で五箇まで走る。
海と森だけじゃなくて島後は田圃も多かった。この485号も五箇あたりは田圃が広がってた。ん〜田圃のイイ匂い。(&微かに残る牧畜ode)

↓485号、山田。
直線の道路と田圃の風景。
ん〜のんびり爽快

そうそう、そろそろ給油したいと思ってて布施でスタンドに寄ったんだけどハイオクは扱ってなく、中村でもなくて、五箇でも一軒目はなかった。けど県道沿いの二軒目にハイオク発見!スタンドのおばちゃんが愛嬌よくて気さくに話し掛けてくれて気分よかった。(何の話ししたか忘れた)
五箇でまがった県道を少し走ると、前日に観光案内所でもらったガイドマップで一番注目したポイント、「福浦トンネル」に行く道に出る。
が。。曲がる所に「乗用車は通り抜けできません」という表示が、、、少し迷ったけど、冒険して行けるトコまで行く事にした。

狭目の海岸ギリの道→
さっそく岩をくり抜いたトンネル登場

その「福浦トンネル」はガイドの写真とは違って入り口の手前が洞門になってて洞門とトンネルの境に大きな岩で車止めがしてあった。
平日だし誰も来ないだろうから、ここで車を下りて「福浦トンネル」を歩いてみた。

←福浦トンネル入口
現在の県道の新福浦トンネルが開通する前までは、この道は現役の県道だったのかな?

歩いた部分は別途記載
で、戻って来て渋々バックする。転回できそうなとこまで100mくらい戻ったかな。

県道に戻ると正面に滝が見えたのでその滝壺まで行ってみる。深浦の滝というらしい。が、水が汚く滝壺は泡立ってた。ガッカリ。。ムカついたから立ちションしてきた

ここから少し戻ることになるけど、そういえばローソク島展望台っていうの過ぎちゃったなと思い少し引き返す。そして山の中を走り、ナビにない新しい道でローソク島展望台に行ってみた。

ローソク島展望台の眺望→
左下がローソク島
右中央のが馬背島
右上は久美崎
ローソク岩展望台は眺めよかった。けど。。ローソク島ちっちぇー。ホント比べちゃいけないけど四月に行った三陸の方がスゴかった、、と思って写真見比べてみたら、、これは距離のもんだいだね。駐車場から多少上り下りがあっても間近で見れる所に展望台を作った方がいいね。間近で見たらローソク島もカッコいいんだろうね。
ドライブ再開、来た道を戻らず山道を進むと久美の漁村に出た。ここにも手書きの看板で「ローソク島展望所こちらヌ」とあったので行ってみた。

「車はここまで」というトコの民家の脇に車を停めて海沿いを歩くと、見えました。とーくに小さく。でも下から見る方がカッコいいな

久美の先から見たローソク島→
写真じゃ遠いいけど悪くない。
上の展望の写真の右上の半島に
木の枝がかぶってる辺りだと思う。。

ところでこの久美の漁村はなんか素朴ないい感じの漁村だった。
なんか気に入ってぐるぐる走って写真撮りまくっちゃった。

←久美港の漁船
 
over!

この村の松の木はかなりクネクネ複雑なことになってて面白かった。
最後は松の木のアーチを抜けて村を出る。

国道には出ずに五箇に抜ける。そして西側の海に走る。
この道は前日に逆方向からドライブしている道。日が暮れて暗かったけど思った通りのいい景色だった。なんか安心して飛ばし気味に走った。

県道、長尾田→

そして次は那久岬に行った。
ここもきれいな展望台。少し曇ってきちゃったけど島前の島並がはっきり見えて眺めよかった。

←那久岬展望台の駐車場。
これ、明治時代の灯台の再現だって
昔はこういうので火を熾して灯りにしてたんだね

那久からは県道から外れて山の方に走る。しばらく走って壇鏡の滝、壇鏡神社の入口に出る。

車を停めて森を少し歩いて滝を見に行ってみた。正直滝は先程の滝でがっかりしてたので期待してなかった。神社があるから水汲めるかなと思って空のペットボトル持って行った。
歩いた部分は別途記載

壇鏡の滝、壇鏡神社の入口→
大きな杉の樹が立派。

滝を見た後は滝の裏の森の道をドライブ。

この道はあまり使われてない道っぽく雑草生い茂り狭く少し汚れた道。でも嫌いじゃないんだよね。こういう道。

道はナビの地図通り幾つかの分岐点があった。途中で亀の原池の水鳥公園方向の道に曲がる。

水鳥公園ってどんなんだろうな。。と思って行ってみたら、いるわ いるわ カモだらけ。駐車場で囲まれてしまった。。

亀の原水鳥公園のカモ→
ワラワラと集まってきた
なにか食べ物あげたら更に
集まってきそうなのでヤメた。。

県道に戻って都万の町に出る。

ここには屋那の松原というのがあるので行ってみた。でも面白くなかった。松だったらやっぱりさっきの久美の松がよかったな。

←対岸の埠頭からみた釜谷の船小屋

その隣の漁港には釜谷の船小屋と言う船の小屋の屋根が並んだ変な景色がある。。いかんいかん、すっかりガイドマップに振り回されてる。

というわけで一通り観光地を巡りながら島を一周してきた。

西郷湾の西側→
正面に西郷大橋
あ、そーいえばこの橋渡らなかったな。

時間は気がつけば1時、船の時間は3時。もうチョット走れるな。ってわけでまだ走ってない道をさがしてたら、もうひとつ気になるポイントが見つかった。

もうすっかり観光モードである。
まあ西ノ島に比べたら普通の道だらけで思い切り走れるのはいいけど、いまいち気合いは入らないので観光くらいがちょうどいいのかも。なーんて思ってたら最後にいやな道に出くわした。
銚子ダムから布施に抜ける山道。ガイドマップにある道だからチャンとしてるかと思ったら、意外とマイナールート。
道細くて雑草のびててクネクネの連続、、と、ここまでは普通。参ったのは舗装が崩れてガッタンガッタンな路面。スゴかった。
ある意味下手なダート以上に凸凹で走りづらい道だった。

← over!

さて目的地到着。森の中にある「乳房杉」
樹齢800年の乳根を垂らした杉の樹だそうだ。
この樹はとにかくスゴい樹だった。畸形?なんか絡み合ってスゴい事になってる。印象はエッチな感じがした。乳っぽさとかがじゃなくて他の樹とかに絡みまくって入り組んでくんずほぐれずって感じの樹だった。ある意味神懸かりかな。
↑乳房杉
なんか途中辺りから何本も生えてるんだよね
見ててあきない樹だった

←杉の前に鳥居とかある
まわりはシダだらけ、
地面は根っこだらけで柔らかかった
涼しかった〜

そして布施に出た後は戻るだけ、もう一度、国道をトレースして戻ろうかと思ったけど中村から走ってない近道の県道があったのでそっちを走る。

県道、中村→

その中村の辺りでとうとう降り出した。それも一気に土砂降り。さっきの滝より凄い水量。ちょうど洗車したかったんで丁度よかった。でも走ってたらすぐにやんだ。かなり局地的な雨だったみたい。

一気に嘘みたいな晴れ間が帰って来て気温が上がって、降ったばかりの雨が水蒸気になってアスファルトから靄が立っていた。

少し走ると「かぶら杉」というのが道沿いにあったので小休止。これまた立派な杉だった。この杉もちょっと奇形で6本の幹が分かれて伸びてる。
けど、さっきの乳房杉にくらべれば健全に育ったって感じする。

↑かぶら杉。樹齢600年だとか。

雨に洗われてサッパリのCRーX→

西郷に戻ったのは2時になってしまった。西郷で時間あまったら古い神社とか一番古い樹齢2,000年の杉「八百杉」とか見ようかなと思ってたんだけどそんな余裕もなく、乗船手続きが済んだら食事するのも慌ただしかった。(。。なんか観光客だなぁ)

←フェリーターミナルの上の店で食べた「シロイカ丼」
これは!んまかった!

そして3時10分の定刻に出航。
西ノ島では時間があまっちゃったけど、道後で半日は少し足りなかった。。
もっともガイドマップなんか見ないでただ走り回るだけだったら時間余ったかも。。
っていうか思えばガイドマップなんか見ながら走り回るのは自分らしくないけどね。
それはそうとこの隠岐の船は昼間のいい時間の船しかないのでちょっと不便。夕方出て夜着く便とか普通あるモンだけどなあ。。
5時半に七類港。
あ、そうか5時半てまだ明るいんだ。
日のあるうちに少しは走れるかなと焦ってみたものの船から降りた車は数珠つなぎでトロトロドライブ。

←七類港のフェリーターミナル。
あらためて見るとオブジェみたいなのが乗っかったみたいな変な形。

431号、境水道大橋→
橋の真ん中が島根鳥取の県境
桁の高い眺めのいい大橋。
この橋、何年か前までは有料だったんだよね

431号で米子に向かった。
やっぱ夕方だけあって車が多かったけど、この道は境港からずっと片側二車線の道路。車線の駆引きを楽しみながら走る。

米子からは9号で松江に向かう。 遠回りじゃん(笑)
いやいやこの遠回りには理由がちゃんとある。コイン洗車場を探してたのだ。さっきの土砂降りで軽く洗えたもののタイヤの泥よけ部分とかの足回りにはまだしつこくが残ってるみたいでさっきのフェリーでも臭いがしてたのだ。
(米子までに見つかったら鳥取方面に曲がって北条から313号のつもりだった。)
←9号、米子。
落ち始めた日が写る中海。

9号を走ってて見事コイン洗車場はけーん!ジェット水流で洗い流して満足。満足。

・。・。☆・゚・。・゚(゚∀゚)。・。・゚★・。・。スッキリ♪

夕方の松江は更に混んでた。。
で、松江から432号に曲がる。
この道は走ったことない国道。番号からしてひょっとしたら夜はキツい道かなとドキドキ。

432号、松江市八雲町西岩坂→
少し狭めな区間。

でも道はしっかりした新しい道が繋がってた。途中八雲町で新しい道が切れてて従来の細い道を走って星上山の麓でぐるっと回る変な区間があったけど、あとは問題無しの走りやすい国道だった。いつかまた昼間走ろう。

予想外のいい道でいいペースで気持ちよく一気に走り三原市大和町の白竜湖湖岸の「よがんす白竜」という道の駅で停車。
車が一台も止まってない真っ暗な道の駅だった。時間はまだ10時半。。ペース良すぎ。。でもこの先どう走るか決めてないので時間早いけどここで寝るのが丁度いい。あとは翌日の自分に任せて車中泊。


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