7/18 mon
  山陰ドライブ
9号〜丹波〜27号〜舞鶴〜178号〜宮津〜482号
(途中鳥取の県境通行止めの為9号,県道迂回)〜米子(米子港で休憩)
米子〜9号〜鳥取(砂丘を散歩)28号〜姫路〜2号(途中、明石で銭湯休憩)〜西宮〜171号〜京都〜1号〜大津〜161号(琵琶湖大橋の道の駅で車中泊)
六時半に目覚めた。
さて、例によってここからどういうふうに走ろうか地図見ながら模索。「そういえば国道482号って走った事なかったんだったよな」というのを思い出して482号を走る事にした。
この482号、地図で見ると何ケ所か繋がってない所がある。けど、たしか未開通区間が繋がったとかいう情報をネットで知ったような気もするし、別の道の勘違いのような気もする。まあ繋がってなかったら迂回して走るとして行けるだけいってみようと思った。
ってわけで9号は丹波で27号に折れて舞鶴に抜ける。27号の舞鶴〜敦賀間はよく走る定番コースだけど、この丹波〜舞鶴の区間を走るのは珍しい。ちょっと新鮮だった。天気もよく、朝で涼しく気持よかった。窓片開けドライブ。

舞鶴からは178号で宮津に出る。この宮津からが482号。とはいえしばらくは178号との重複区間だけどね。

宮津の先には天橋立がある。そういえばこの春に宮島に行ってしまったので日本三景で行ってないのはこの天橋立だけになってしまったんだ。。というわけでちょっと寄道。まだ朝九時前で観光客もいないのをいい事に、天橋立に入る口の所まで行ってみた。

←天橋立入り口

天橋立は宮津湾にかかる橋のような長い松原の砂嘴。
当然、天橋立は車輛通行止だけど、こういう所を走れたら面白いだろうなぁ。。(ちなみに朝9時までなら125cc以下の原付二輪はいいらしい)
でも、入り口までいっただけじゃ天橋立に行った事にはならないかな?(それを言ったら宮島も厳島神社見てないからダメかな)

そのまま178号重複区間をドライブ。ここは去年の11月に走ったばかりだけど夏に来るとまた違った感じ。フトなんとなくここら辺って佐渡島の景色に似てるなト思った。

178号重複区間→
丹後町袖志 

そしてやっと単独の482号に曲がる。
482号、出だしはなだらかな農村風景。田圃のイイにおいをかいでドライブ。窓全開ドライブ。

←482号、京丹後市弥栄町

ちょっと走るとすぐ京丹後市の中心の峰山に出て次の道312号と重複する。この482号はとっかえひっかえ色んな国道と重なりながら長い区間を走る道なのだ。

312号とは町の郊外ですぐ分かれて少し細めの道を軽自動車を追っかけながらドライブしているウチに次の426号と重複。
そしてちょっと川沿いを走って426と別れるとさっき分かれた312号に出る。
でもちょっとだけくっついてすぐ別れる。なんか出会いと分かれの人生ドラマのような道だな。。
その先の神鍋高原への道は僕のカーナビでは未開通になっている。ちょっと不安だったけど道標ではその先の町の「村岡」が最近上から貼ったシールのように表示されてたから、大丈夫だろうと思って走った。
走っているウチにだんだん曇って来てやーな感じだったけど未開通部分は立派なトンネルが通っててホッとした。

482号、蘇武トンネル→

そして9号に重複。少し走って別れる。
分かれたところで「鳥取方面 町道通行不能」とでてた。町道ね。国道じゃないのねとホッとしてそのまま走る。

←482号香美町の奥。

この区間はさすがに県境越え区間だけあって道が狭かった。特にこの時期は雑草が更に道を狭くしてくれている感じ。にもかかわらず対向車が割と来て焦る。

ところがどうしたことかやっぱりこの国道が「土砂崩れの為通行不能」になってた。。そんなこったろとは思ってたけどガッカリ。
帰って来てから知ったんだけどこの区間は地図によって国道表示されてる道と町道表示(林道という説も。。)になっているものとがある。(ウチのカーナビは国道表示)でもどうやら町道が正解らしい。

482号通行止閉鎖箇所 over!
「→とっとり」の標識が可愛かったので
是非とも県境を越えたかった。。

どちらにしても通行止じゃ仕方ないのでUターン。
9号に戻って少し走り、県境手前から県道に入って郡家に抜ける。
この県道がまた狭い上に対向車がバンバン来て焦った。山の中では危なく正面衝突しそうになる場面も。。。イヤ参った。

←県道、雨滝街道とか言うらしい。。

そして八頭町の郡家で28号に出る。

そのまんま裏の道に出ちゃえばすぐ482号に抜けられそうだったけど、少しでも482号をトレースしたい気分だったので28号を少し走る。
482号に曲がるとすぐに若狭鉄道安倍駅の踏切(→)がある。この踏切に差掛かった時「あれ?このみち通った気がする」と感じた。でもまあ似たような感じの所はあるから気のせいかな?
そしてすぐ53号に出る。53号も少しだけ重複。
482号を佐治川に沿って少し走ると佐治町の町中に入る。ここは川向の町を迂回する道じゃなくて町中の道が国道だった。

途中で見慣れない漢字の地名を見た。思わずパシャ。「拳」の「手」の部分が「旧」、この字読めます?帰って来てから調べたけど分からんかった。。

←?谷橋バス停。
 海外の漢字Tシャツの誤字みたいな漢字。。

この佐治村(あれ?町じゃないの?)の482号で何度か見かけた絵馬のような表示。(→)
開運 民話ロード -R482- 響け佐治谷ばなし 佐治村」と書かれてる。。
民話ロードっていうのが興味を引くけど、なんか必ず杉の樹に取り付けてあるから少し不気味。。。天気も曇りはじめてきたし。
少し走ると小雨がパラついてきた。でも降るでも降らないでもなくパラッパラッという感じ。「降るならふれや(ー_ー#)」
窓明け派ドライバーとしてははっきりしてもらいたい。

道は今度は179号と重複。トンネルを越えると鳥取県に入る。。あれ?今まで鳥取県じゃなかったんだっけ?

また分かれて482号になるとまた県境。岡山県に戻る。どうやらこの482号は県境を行ったり来たりする国道らしい。天気も晴れたり曇ったり雨おちたり(相変わらず降るほどではない)目まぐるしかった。

次は313号と重複して分かれる。
そういえばこの日は朝から何も食べてなかった。まあコンビニもなさそうなトコばっか走ってたわけだけど。てわけで昼を回って3時近くになっちゃったけどやっと道の駅発見。蒜山高原の道の駅は国道沿いじゃないみたいなのでパス。風の家という国道沿いの道の駅に寄って昼食にする。(すごい混んでた)

食道は面白そうなメニューがなかったので、売店で買ってベンチで食べる。
蒜山の水、蒜山の名物おこわ、蒜山ヒラメの塩焼きと蒜山づくし。(→ over!
ん?ヒラメ?ここらではヤマメの事をヒラメというらしい。(っていうかヤマメじゃなくてアマゴだし。。)

すこしのんびり休憩するつもりだったけど、さすがに三連休最終日の道の駅は混雑してかまびすしい。さらに表は日射し強くクソ暑い。休憩より走って風あびてた方が安らぐ気がしたので食べてすぐ出発。

道は少し走ると蒜山高原の西端の高原っぽい道になる。この景色を見て「やっぱ通った事あるぞ?」と思った。けど、まだ気がするレベル。こういう風景はここだけじゃないだろうし。。

←482号、三平山付近の高原っぽい風景。 over!
WinXP風というかSWエピソード1風というか爽やかで気持ちいい。

そしてまた県境、鳥取県に戻るとすぐ峠の下り。下る所で大山が見えた。これで確信。間違いなくここ走ってる。

482号、江府町下蚊屋。峠を下りたトコ→
正面の山が大山 

帰って来てどらいぶ日誌を探したら。。走ってました2000年7月。やっぱり憶えがあった28号から江府までの区間だけ走ってた。自分の感覚もまんざらじゃないな。。(自分で信用してなかったけど)

そして江府で181号から重複。これがラストの重複。結局この482号は178、312、426、9、28、53、179、313、181号の九国道と、京都、兵庫、岡山、鳥取の四府県のしがらみを縫って走る道な訳だ。大好きだなこういう道。通行不能さえなきゃ完走だったけど、まあいいやまたそのうちってことで。
そして終点の米子まで走る。
もう4時なので時間的にもここが折り返しなので米子の町を少し散策しようかな?と思ったけど興味惹くものが浮かばず取り合えず中海に面した米子港で休憩。中海は汚かった。。

←米子港

そのあと水鳥公園とか行ってみたけど水際の道は進入禁止で面白くなかった。

そして折り返しは9号を走る。
9号はずっと海沿いの道なので海水浴客で道路混むかなと思ったけど左程ではく渋滞と言うほどではなかった。普通の休日の夕方って感じ。それでも単調なドライブなので気分転換に途中で国道からそれて海沿いの道に下りたりした。
走っているウチに日が落ちて来た。でも日は後ろなので白兎海岸あたりで車停めて海に落ちる夕日でも眺めようかな?と思ったけど、フトどうせ夕日みるなら鳥取砂丘でも寄ってみるかなと思いついた。ってわけで鳥取市街までに渋滞で日が沈んじゃわない事を祈ってドライブ。

9号、白兎海岸あたり→
勘で後ろ向きに写してみたけど
まあまあイイ感じかな

ってわけで鳥取砂丘に来てみた。14年ぶり二度目の来訪。ここの駐車場って無料なんだね。足の洗い場もちゃんとあって有り難い。安心してサンダルで砂丘を歩く、っていうか砂丘を登る。意外とこの丘が急で登り応えあってイイ運動になった。

←鳥取砂丘 click!
こういうの立てないとジープとかで入り込む輩がいるんだろうね。
っていうか自分もジープとか乗ってたらこういうトコ走りたくなっちゃうだろうな。

砂丘と夕日ってスターウォーズな感じだけど、いるのはタスケンでもジャワでもバンサでもなく若いカップルだった。。独りでボーっと夕日見てるのは場違いっぽく感じて彼方此方歩き回った。(自分がバンサみたいなもんか)丘はちゃんと尾根っぽくなってて面白く、人がいない方へいない方へ歩く僕でした。でも周りに人がいない所でもちゃんとカップルが熱く生息しておりました。。

鳥取からは29号で下る。
途中、宍粟市の郊外でいきなり雨が降って来た。昼間降るんだか降らないんだかの雨がやっと降ってくれた感じで少し嬉しかったけど激しい降りで焦った。 けどすぐやんだ。山崎に出る頃には路面さえ濡れてなかった。かなり局地的だったみたい。

そして姫路で2号に出る。
2号は無料部分だけバイパスを飛ばして加古川でおりる。その先明石の手前の大久保で大渋滞。何事かと思ったら凄い事故で駅前付近の国道は一区間完全通行止で迂回させられた。
ナビで道探して近道に入ったら凄く狭い裏路地で焦った

明石市大久保町大窪の住宅地の裏路地→

明石についたのが10時半。この時間でも明石焼き食べられそうな店やってないかな?とか思って市内を走るが飲み屋以外は開いてなかった(そりゃそうだ)そのかわりにスーパー銭湯の案内看板を見つけたので、そっちに行ってみた。

←明石 大蔵海岸 龍の湯

このスーパー銭湯、露天風呂から明石海峡大橋が見れてなかなかイイ。特に夜はライトの灯った大橋が綺麗でついついのんびり入浴。明石海峡大橋って時間によって色変わるんだね。

このスーパー銭湯の食堂で明石焼きがあったので食べた。。でもうまくなかった(多分冷凍)

あとは2号に戻り、西宮から171号で京都を抜けた。
少し長湯が効いたか、途中少し眠気を憶えた。でもガムでクリアー。
そして大津に出て161号の琵琶湖大橋の道の駅で車中泊。 寝たのは2時半。


翌日→
戻る→