9/14/san 白神ドライブ
(船欠航の為断念)大間(大間崎観光)338号(仏が浦観光)〜むつ〜394号〜弘前〜県道(白神ライン)〜岩崎〜101号〜能代〜7号〜新潟〜8号(能生の道の駅で車中泊)
朝一番の便は六時半出発なので五時半に起きてみた。
もう起きて外を見ただけでこりゃダメだなとわかった。
強い風と荒れた波。車が波飛沫の潮水でびしょびしょだった。

朝日と波飛沫にまみれた車→
over! 防波堤にあたる波。

←いわずもがな

船は夕方の便まで欠航だけど「青森港の方は動いてる」そうだ。でもそっちから渡る気もしないし(料金も往復で6000円以上違うし)またも北海道行きを諦める事になった。

朝の眩しい日の光と荒れた波のミスマッチがなんか面白くて、しばらく海を眺めてたり少しのんびり大間崎をまわったりして大間の町をドライブした。
↑大間崎ではカモメも待機状態。
鴎は割と近付いても逃げない鳥だね。

←「まぐろ一本釣の町おおま」というモニュメント

そして338号を走る。
道も荒れてて枝葉や倒木があちこちに落ちてて気が抜けなかった。

仏ヶ浦まで来たところで「たまには下まで降りて見よう」という気になって駐車場に車を停めて歩いた。

ところがこれが意外とかなり長く降りる道で、行きはともかく戻りがキツかッた。降りた下の景色は(天気のせいか?)思ったほどでもなく、歩いて見て回れる筈の桟橋は沈んでいて桟橋の先のトイレにも行けない様子。ちょっとガッカリ。

←仏ヶ浦。
中途半端でつまらない天気の時に来てしまった。

その先の338号は去年雪で引き返した道だけど、難無く峠を越えて、陸奥湾側の脇野沢に抜けると次第に天気が良くなり出した。

雲は多いものの特に陸奥湾岸沿いの道は眩しく涼しく気持よくドライブできた。

338号、川内付近→
しばーらくずっと海沿いの道。
眩しい海面がまたイイ感じ。
over!

むつ市街でコイン洗車場を見つけて軽く洗車した。(潮水ベトベトだったので。)
むつ市街からは雲も切れて文句のつけ所もないくらい(いいたいけどね。。)イイ天気だった。どうやら蝦夷より陸奥の神様に気に入られてるらしい(笑)

←338号、物見崎附近。太平洋を見下ろす。
眩しい海のイイ眺め

338号の六ヶ所村は新しい道が通ってて村の中心地を大きく迂回する走りやすい道になってた。
沼や湖も眩しい広々とした道でずっと速度をあげて走行。

338号、鷹架沼。沼も輝いてる→

小川原湖手前で394号に出た。
394号もずっと快晴。窓全開で清々しい風受けてドライブ。
この394号も去年雪で引き返した道だけど、難無く峠を登ると牧草の広がる高原の景色だった。
この景色は冬より緑のある季節のほうがあってる感じなので11月に引き返して奥入瀬に回ったのは偶然ながらベストな道程だったのかも。

←394号、八甲田山地東側。
なんか一昔前のロードマップの表紙に使えそうな構図の写真。

この先は観光バスに捕まったトロトロ走行の一団の尻についてしまい、しばらくイライラ走行。トロトロ走っているうちに天気も曇ってきた。

どうでもいいけどバスの吐く黒煙の排ガスはなんとかならんかね。全国の自然公園はマイカー規制を実施する前に東京都を見習って大型バスの排出ガスを規制するのが自然の為だと思えるけどな。。

弘前からは何も考えてなかった。
弘前の手前の田舎館の道の駅で休憩して地図を見たら、そのまま日本海側まで通り抜けられそうな市街を突っ切っる県道を発見。「世界遺産に登録されたブナの原生林」の白神山地付近を通る道だとわかり興味が沸き、その道でいくことにした。
同じ方向に向かう車も多かったけど暗門滝という観光地入口の駐車場で他の車は消え、そこから先は未舗装路になってた。「え〜この道通り抜けられるのかな」と不安になったけど対向車で普通の車が来たので大丈夫だろうと思い進んだ。

←「砂利道」だってさ。未舗装路って素直にいえばいいのに
「舗装はしてないけどそれなりに整備はしてますよ」ということかな。

県道28号、白神ルート→
段々曇って小雨も降ってきた

確かに道はそんなに悪くない整備された未舗装路で最初のうちは凹凸も少なく走りやすかった。とはいえ車が車なので後続車に道を譲ったりしてゆっくり走行。。

だけど段々砂利道にも慣れてきていつの間にか前車に道を譲られるようになってしまった(笑)どうでもいいけど四駆の車にも先を譲られた時は調子に乗り過ぎがなとか思った。(っていうかこんな車に道譲って。。四駆の意地は無いの?)
↑雨は降ったり止んだり。時折日が射したり。

未舗装路を走りながら、そういえば一昔前は山道なんてほとんど未舗装だったんだろうな〜と想像してた。実際僕が免許取った時に買った地図では国道(特に三桁)も県道も山深くは未舗装で標示されてるところが多かった。そう思うと道路状況的に今は楽になったもんだな〜とかしみじみ思った。

↑津軽峠。バス停があった。

峠の区間で道はだんだん荒れてきた。道を横断する水が路面を削ってて凹凸が出てきた。林道ファンとかから見ればたいしたことないんだろうけどCR-Xには少々キツく、ヒーヒーいいながら走った。

←鯵ヶ沢区間の滝。
こんなに道の近くにあると車をとめてα波浴びていきたくなる。

道を流れる沢。路面を削らないで〜→

走っていると一定の間隔をおいて「未舗装区間が長く整備が行き渡らなくてゴメンなさい走行に気をつけて」みたいなのが掲げてあったけど、世界遺産の自然の近くなんだから未舗装のままでもいいんじゃないかな。でも未舗装の方が整備に手間かかりそうだけどどうなんだろう?

←霧がかって来たり。。

それにしても42kmの未舗装は長くどこまでも続きそうな気がした。
途中、ちょこっと数100mくらいで途切れる舗装路があったりして、毎度束の間の安心をしては毎度「やっぱまだまだか。。」というのが繰り返し、弄ばれてるような気がした。

そして101号岩崎に抜けた。長く深い森を走り切った。未舗装路もたまにはいいもんである。ただあまりに未舗装走行に集中してた為に景色はわからなかった。眺めいい所もなかったし天気もよくはなかったしね。
そのあとは能代から7号で南下。

まだ四時頃だから、もう少し入り込んでドライブしてもよかったんだけど、このドライブは仕事の疲れか秋バテの疲れか知らんけど、ついのんびりクルージングモードになってしまい、ゆっくり流れて7号を走った。

7号、秋田市新谷付近→
夕陽とでっかい風車

そんなわけでそのまま秋田を抜けて7号を走り、新潟まで走り切って8号に出て、更に日本海沿いに走ってお馴染みの能生の道の駅で一時半。力つきて車中泊。

翌日→
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