4/20/sun 二日目
  四国東部ドライブ
瀬戸大橋〜坂出〜438号〜徳島〜195号〜高知〜493号〜東洋〜55号〜海南〜193号(地図によっては一部県道の区間通過)〜高松〜11号〜白鳥〜318号〜鴨島〜192号〜池田〜32号〜高松(高松港には車を停めて寝れる所がなかった)193号(香南の道の駅で車中泊)
与島P.A第二駐車場から見上げた瀬戸大橋→

6時に起きた。
起きたら曇って霧が出てて寒かった。前の週までは初夏を思わる暑さだったのが拍子抜けである。

風邪の具合は良くも悪くもなく前日と変わらずといった感じ。悪化しないだけ良かった。
で、出発。まだ霧で何が何だかわからない瀬戸大橋を渡って坂戸で下りた。
下りたトコから国道438号をずっと走る。

438号はしばらく郊外ののんびりした道を走り、山間を抜けて徳島県に入る。

←438号、琴南町 中通。
山間の感じがやっぱり四国。
over! 美馬町の下り。

そして438号は貞光から南は貞光川に沿って走る道で、やや道幅が狭くなる。

438号、貞光町→
over! 川に架かる橋がいかにも四国。

←438号、端山。ありがちな狭い村落の道。
over! 谷間の集落って感じがすっかり四国。

一宇から剣山への登りに差し掛かった所で、のんびりした車(四駆×2+ワゴン1)に追い付いてしまい折角の険し気な登りが楽しめなかった。

山を登り切った上の剣神社前近くはどうやら剣山の登山口ということで整備されているみたい。バスも停まれる駐車場も有り登山用のリフトとかもあった。
国道の交差点が有って道もちゃんとしてて、その一角だけ険しい山の上を思わせない不思議な感じがした。

438号、剣山。見ノ越駐車場前の交差点→

そんな感じも束の間で見ノ越トンネルを越えると剣峡を望む尾根チョイ下の山腹に沿った細い道になる。
崩れた瓦礫が路面に落ちてて雰囲気を醸し出してた。

←438号、見の越付近。
山並がいい眺め。
over! 振り返ってみた道。険しく断崖。
ちょっと待て!
こんな道を観光バスも通るのか?
お願いだから来るなよ〜〜

あまりのんびり景色を楽しんでいられる道幅でも路面状況でもない→

さいわいに対向車もなく、気合い入って楽しいくらいの細い山道をぐんぐん降りると段々天気が良くなって来た。

雨が上がれば窓全開で走って、山あいの部落の朝の風景が臭いと共にちらっと味わえた。

←438号、木屋平村川上。
芝桜が綺麗だったので思わず撮影。
お遍路さんを見た。まさに四国だね→
途中の神山の道の駅で少し休憩。「アメゴ(アマゴ)の栃の葉寿司」とかあって旨そうだったから買ってみたけど酸っぱすぎて殆ど食べれなかった。 (-_-;
道は広くなったかと思えば、また狭くなりの繰り返しで割と気が抜けない国道だった。
徳島までは長く、四国は懐が深い感じ。

438号、府能隧道を出るところ→
これを出て佐那河内村。

そして10時半頃に徳島に出た。
日曜日午前中の徳島市街は車も少なく静かだった。

←徳島市街。
街路樹がヤシの木で南国風。

徳島市街を抜けて55号を少し走り、阿南に出て195号に曲がる。

この195号は3年前に通った道の逆走。その時の印象では細い所が何ケ所かあったように思ってたけど、思ってたよりも道幅もあって走り易い道だった。
スピード上げてトロろい車を抜かし抜かし一気に走った。

195号、木頭、歩危峡の風景→

南国まで出たのが2時。
この時点までは、このまま高知を抜けて四万十川方面をぐるぐる四国メインで走ろうと思ってたんだけど、ここから戻って193号で高松港で車中泊、早朝の便で小豆島というの手も有ると思いつき、高知市街に入る手前で55号に折れて西に走った。

←195号、南国市か高知市か微妙な辺り。
高知市電の新型発見。やっぱり「ごめん」がいいよね。

55号はさすがに交通量多かった。ゆっくり走った。
途中、安芸市大山岬手前の道の駅でトイレ休憩。ボン・ユズという柚子の水を買った。美味しかった。

ボン・ユズ。柚子が特産の北川村の一品→

そして奈半利で493号に曲がる。
ちょっと細めの国道を道標に従って走っていたら、いきなり地図にもない自動車専用道路が現れた。この道も国道標記されてたので走ってみたらほんの数km繋がってるだけでその後493号をずっと走ってたけど工事の様子もなく不思議だった。急ぎすぎた高規格道路ってやつかな?
↑493号、奈半利道路。
こんなトコに少しだけ繋がっててもねえ。

その後の493号はまあまあ細めの山間の道。193号に出る前に日が暮れちゃキツイので少々焦り気味に走った。

↑493号、平鍋橋。平鍋ダムの湖。

野良に抜けると晴れていた。
この日の東の海岸沿いはイイ天気だった。

←55号、宍喰町の那佐湾。
対岸は島みたいな那佐半島。

そして海南に出ていよいよ193号に入ったのが4時半。

193号、海部町→
海部川に沿って走る。

この193号は、いい番号にもかかわらず不通区間がある怪しい国道。ちょっと冒険だった。

が。やっぱり。
ホント日が暮れてなくて晴れてて良かったと思うのがせめての救いというくらい狭く細く荒れて心細い道だった。
しかも4回も対向車に遭遇した。
193号、上那賀町 海川谷東俣
↑うぎゃあ。ヤな勾配。。舗装がたがた
路面に苔が。。路肩も怪しい→

僕が言うのも珍しいけどこの193号の海南から上那賀までのこの区間は楽しめないレベルの酷道で、えらく長く感じた。195号に抜けた時はホッとした。

←193号(195号と重複)出合トンネル。
この日二度目の通行。

193号の195号から分かれたこの先の木沢→神山区間は、地図によっては一部分が県道だったり国道だったりするあやふやな区間。もし今通ったようなキツイ道で途中で日が暮れたり雨降ったりしたら最悪だなーと考えながらも侵入。こういう恐いもの見たさがいつか身を崩すのではないかと心配。

で、走ってみた。険しいけど道は楽だった。
途中の国道区間がきれる手前に「大釜の滝」というのがあったので少し休憩。滝を見てなごんで気合い入れて出発。それでも県道区間はさぞかしキツイ道だろうと践んでた。
大釜の滝→
over! 大釜の滝の手前の岩を掘ったトンネル。

が、それ迄の区間に比べたら全然楽で拍子抜け。雨で夜でも平気そうな道だった。
なんで??こんなんだったら最初の区間の方を未開通の県道にしとけばいいのに。

193号(438号と重複)神山町上分川又→
そういえば集落も久々でホッとした。

神山の438号に出たのが7時前。
もう暗くなってたけど一番危惧してた区間は難無く越えられて安心。
もう多少の道には困らない余裕があったので、迷う事無く193号を北上。この先も険しいには険しいけどまあまあのレベル。難無く山川に出た。

後は楽々。脇町から先の193号はもう立派な100番台の国道。さっき迄の道と同じ道とは思えない幹線道路でスイスイと高松入り。

高松に着いたのは9時過ぎだった。フェリー乗り場を確認したものの寝るには早すぎる時間。そういえば夜メシ食べてなかったので高松市街を少し歩こうかとも考えたんだけど、風邪ひいてるし国道沿いに旨そうなうどん屋かなんかあるんじゃないかと思って11号を走ってみた。が、四国の夜は早く、ラーメン屋ならともかくうどん屋はどこも閉ってた。唯一やってたのが「セルフ100円うどん」。これって松戸にもあるよ。。。ってことでパス。

そんなこんなで結局走ってしまい、このままでは鳴門まで行っちゃいそうだから白鳥で318号を曲がる。
後は夜の何気ないドライブで鴨島まで走り192号で池田、32号で高松に戻る。

そろそろ寝ようかと思いフェリー乗り場へ行ったら閉鎖されていた(どーゆーフェリー乗り場じゃ)。ぐるぐる回ってみたものの他は有料駐車場しかなく車を停めて寝れそうな所はなかった。
宇高国道フェリーの方なら開いてるだろうと思ってそっちに行ったんだけど、停めて寝ようとしたら「こっちはこっちに乗るお客さんだけだから」と追い払われてしまった。むかつくー。
日本全国走り回ってきて勝手に車を止められないフェリー乗り場は高松だけだ。高松サイテー。
仕方ないから193号を10分くらい南下。 香南の道の駅で寝た。

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