5/6/mon 対馬ドライブ
382号県道も使って対馬をぐるぐる廻る)〜比田勝〜九州郵船フェリー〜博多〜3号(都市高速経由)〜門司〜2号〜小郡〜9号(多伎の道の駅で車中泊)
朝五時に起きた。
しばらく地図を眺めてから出発。県道を南下して対馬の南部を走る。

←382号、夜明け前の厳原市街。
厳原湾に流れる川の柳並木がイイ感じ。

天気は曇ってたけど交通量0に近い優々ドライブで狭い山道を駆け抜けた。時折チラチラ見えるリアス式海岸の岬と湾の眺めが良く楽しかった。
↑県道、安神隧道。狭いトンネル

←このくらいの幅の道が続く
over! 猫が多かった。。多分、普通の猫。

対島の南の豆酘という集落→
細い道のずっと先の割には、家も多く町っぽかった。

そして豆酘から対馬の西側を北上するんだけど、こっち側の道は地図を見ると繋がってないっぽかったので、佐須瀬というところで曲がって瀬川に沿って谷を登って横断した。

途中、峠の頂上に立派な展望台があったので休憩した。いい眺めだった。
←内山峠の展望台からの眺め。
東側の瀬川の谷間
over! 西側の安神浦の入り組んだ海岸線。もや〜っと曇ってて水平線も分からない。。
七時前に厳原に戻る。
厳原でちょっと寄道、市街に「武家屋敷跡通り」っていうルートが案内されてたので通ってみた。
狭い路地の連続だけど(前日の壱岐の裏路地ほどじゃ無いけど)方向も解り易く、石垣の並んだ道を通行。イイ感じだった。
↑「武家屋敷跡通り」

そして国道382号を走る。
それはそうと飲食店はともかくコンビニも見かけなかったので、朝食はノーゲット。

←382号、厳原町 中村。表通りも古風。

国道の交通量は少なかったけど、振替休日とは言え月曜日なので作業場にむかうワゴンみたいなのがチョコチョコ作業員を拾って走ってた。なんか連休っぽくなかった。
対馬は地図で見ると、真中が一番切れ切れの激しいリアス式の海岸線になってて、良く見ると2ヶ所橋で繋がっている。あれ?別々の島じゃん。と思ったけど実は新旧2ヶ所の運河で途切れているだけなんだそうだ。
↑382号、大船越橋。
江戸時代に作られた堀のような運河に架かる橋。

←382号、万関橋。
明治時代に日本海軍が艦船の横断用に爆破して裂いた万関水道に架かる橋。
over! 橋から見下ろした万関水道。

橋の手前にあった休憩所からは何も見えなかったので、少し先の展望台に登った。(展望台には自分以外だれもいなくて静かだった)

ここの眺めは素晴らしく、入り組み過ぎて山の上のダム湖みたいなリアスの海が一望出来た。
万関展望台の眺望 注:1000×300

↑万関展望台の駐車場

でも橋はチョコッと見えるだけで万関水道はよくわから無かったので、今度は県道で運河の入口の港まで降りてみた。

←下から見た万関橋と万関水道。

ちょっと廻って382号に戻る。
朝走った対馬南部はずっと山の中腹の道だったけど、超リアス式でウジャウジャしてる中部は、山中の谷間を走りながらも突然入り江が現れるという奇妙な道。
この対馬は日本海が湖だった頃はかなり険しい山岳地帯だったんだろうね。

382号、芦浦。湖のような入り江→

ここらで地図見てて気になった神社に行ってみようと、国道から離れた。

←ワイルドな雰囲気の脇道。

そして、少し細めの道で烏帽子岳の半島をぐるりと回るって和多都美神社に行った。ちょっと観光。神社の周りをゆっくり歩いた。

豊玉町の和多都美神社→

豊玉町内を西に東に少し走って382号に戻る。
このあたりでやたらこの「ツシマヤマネコ横断注意」の標識→を見掛けたので、楽しみに待ち構えてたけど、姿を現わさなかった。

←382号、豊玉町。さあ来いツシマヤマネコ!
over! 普通のネコはやたらと見かけるんだけど。。

382号、峰町、賀佐→

対馬の国道の交通は、みんな比較的飛ばしているけど、たまに遅いトラックとかもいる。でも少し我慢すれば見通しの良い追い越し易い直線に出て道を譲ってくれるのでうれしい。 いい島だ。

382号は終点の比田勝まで走った。

まだ10時なので少し観光。「網代の漣痕」というのを観に行く。(ここも誰もいなかった)

←網代の漣痕。
over! サザエさんに成った気分

漣痕というのはさざ波の化石のような岩の事。波に削られてこう成ったんだそうな。すこし岩の上を歩き回った。

船は2時発なので、もうすこし対馬北部の県道をまわる。

韓国展望所というトコに言ってみた。(ここも誰もいなかった)天気よければ韓国の釜山が見えるそうだけどもちろん曇ってて見えなかった。

↑韓国展望所。
あまりにもいかにもって感じの建物。
閉まってて中には入れなかった。。

←韓国展望所から韓国方向の眺め。
ここから釜山まで約60km。
九州までは130km。

次は382号を宮原まで戻り、県道で上対馬を廻る。
細い山の中の県道でやっぱり交通量は皆無に近く、楽しめた。

樹齢1500年以上の大銀杏→
日本最古の銀杏だそうだ。

このコースは大銀杏も良かったけどドライブとしては舟志川沿いの森林公園のところが雰囲気よかった。

←舟志森林公園附近。
over! 隣を舟志川がサラサラ流れてた。

ここらへんモミジの保護区になっててモミジだらけ。
いやーモミジって新緑の緑が他の樹より鮮やかな緑で紅葉してなくてもイイねえ。川も道のすぐ脇をサラサラ流れててプチ奥入瀬と言った感じ。

グルっと回って、船の時間の一時間前くらいに比田勝港まで戻って来た。
382号、上対馬町 比田勝→

昼飯くらい喰おうと思い少し町を歩いたけど営業してる飲食店は2軒だけ、コンビニどころか土産屋も無かった。。。人影も少なく、連休ムードは皆無。ホントにまだGWなのか不安になって来た。
とりあえず食事。食堂でショウガヤキ定食を食べた。(トホホ)

帰りのフェリーも車庫はガラガラ。七台くらい。
客席は丁度いいくらい混んでた。僕は2等の指定をとってたので優々と足を広げて寝た。やっぱり対馬海峡は揺れた。

←船室から見た対馬海峡。
な〜んか、、写真だとたいした事なく見えるけど、波が大きく、かなりうねってた。

博多港に七時半についた。

ここから翌日一日かけて帰らなきゃ成らないのですこし急いだ。
とりあえず博多の都市高速に少し乗って福岡市を抜けた。

福岡都市高速→
港の目の前だったからルートも知らずに初めて乗ったけど、ホンのチョットだけって感じだった。
もっと北九州とかまで繋がってんのかと思った。

3号を走り関門トンネル通過が九時半。まあ順調かな。
来る時は山陽方面だったので帰りは山陰方面(いつもと逆だな)9号を走った。フェリーで寝たので、できれば寝ずで走りたかったけど2時にノックアウト多伎の道の駅で車中泊。

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