←↓天橋立
横から見ても
パッとしないよね
ノーファインダー撮影で
斜めっちゃった
←178号、
宮津湾
混んだ観光地より何もない海の方がいい
1991/9/15 sun 丹後ドライブ
松戸〜6号〜東京〜20号〜塩尻〜19号〜松本〜158号〜福井〜8号〜敦賀〜27号〜舞鶴〜178号〜鳥取(ビジネスホテル泊)
この前日は大型の台風(17号)が日本列島を通過してたんだけど、出発する頃にはすっかり消えて静かに成ってた。
(ちなみにこの年は台風の多かった年で、この月の月末にも大型の19号が通過して青森の林檎が壊滅的な被害を受けた。)
三郷から首都高だけ使って永福から20号をずっと走った。
こんな台風すぎたばかりでも20号大垂水峠の辺りは走り屋の車が沢山集まっていた。

塩尻から19号で松本に出て158号。前日の台風で道路決壊とかしてないか少し不安だったけど大丈夫だった。(妹はずっと寝てた)

〜当時の記述より抜粋〜

安房峠の下りで前にトロい車がいて、その車が脇によって先を譲ってくれたので俺と後の車はスピードあげて追越したらカーブでいきなりデカいトラックが出て来て俺はスレスレで躱せたものの後の車はゴッつんこ(※1)

※1:多分これは憶測。ぶつかった処を見て確認した記憶はない。

平湯から晴れ出して高山ではまた曇った。高山市街はお祭りをやってた。

高山抜けて順調に走り荘川で156号と合流する。(やっと妹がおきた)

←白鳥町長滝付近
長良川と長良川鉄道に挟まれた区間で
この国道にせり出した大きな樹は印象的

この辺りが一番天気よかった。156号と別れると即、山である。天城山でもあったようなループ橋をのぼり更に山をぐんぐん登る。(※2)このあたり天気は抜群で下の町がみわたせて眺めよかった。というくらい一気に登ってしまう。

※2:油坂峠道路はまだ見開通。橋桁だけ出来てた。こんなトコに高速作ってるのか。。スゲーと思ったものだ。

九頭竜湖まで行くと曇ってた。(妹また寝る)

大野の先ではやたらスーパーカーとスレ違った。次こそは写そう!と構えると来なかったりした。。

158号、品ケ瀬町、上新橋手前→
この落石は台風の爪痕?こわいこわい

そのままずっと158号で福井に抜ける。

福井からは8号を南下。鯖江でも祭りで神輿が出てた。
敦賀で27号に曲がったら渋滞してた。丁度昼頃だった。

27号の小浜湾はなんだか海って感じがしなかった(※3)。というのは道の隣がすぐ海で海面もそんな下じゃないのである。いくら内海の湾内にしても満ち干きくらいあるだろーに、なんだか池だか湖だかっていう感じでなんか変だった。かと思うと高浜ってとこはすごい波でサーファーが沢山集まってプカプカやってた。

※3:今では定番コースの27号も、この頃は新鮮だったんだな〜

舞鶴でマックのスルーに入った。もう3時だった。(やっと妹おきた)

舞鶴から先の178号は更に渋滞でイライラ。天橋立に着く頃には5時前になった。
この頃の178号は宮津トンネルがなくモロ天橋立脇見コースだった。

ここらで給油。
「レギュラーお願いします」「なんぼ?」「満タン」「おーきに」
西国に来たーって実感。

天橋立は、駐車場いっぱいみたいだったし、人だらけだったし、それほどたいした事なさそうなので(妹も関心なかったので)178号からチラ見で通過。

天橋立を通過するともう道はガラガラだった。モロ観光渋滞だった。

伊根町という町に出た。伊根町の家はすぐ裏が海でガレージが船着場に成ってるような家ばかりで本当にここらの海は穏やかで生活に密着しているんだなあと感じがした。
←178号、伊根町。蔵っぽい舟屋が並ぶ

で、町中は道が狭くてバスとのすれ違いが大変で、先導の車がいてバスが来るからよけて下さいと言っていた。

この町をこえると山の中に入る。この178号はすごく景色のいい道で妹と二人で「こういうとこに田舎があったらいいね」(※4)って話してた。なんか本当に日本の田舎って感じ。急な下り坂の途中に見えた小さな漁村(→)とか断崖絶壁だったりでカーブも結構あったし海は本当に荒々しかった。

※4:いなか=夏休みに遊びに行くってイメージね

日本海って毛筆で書きたく成る様な景色で、日が暮れるまで丹後の海と家並みを楽しんだ。

←178号、丹後町袖志
毛筆で書きたく成る様な景色。。かな
ここらの景色には妹も喜んでた。

そして日が暮れた。この先の178号は町中に入ると国道ルートが分かりづらくて何度か迷った。鋭角に曲がる久美浜なんて嫌がらせみたいだった。。

浦富というとこでカーブ曲がったら山が光ってたので一瞬焦った(※5)。何かと思ったらガケ崩れ修復工事でライトアップしてた。右手は海で左手は山で真っ暗な海を走ってて(※6)いきなりだっただったので本当に驚いた。

※5:UFOでも降り立ったかと思った。。(笑)
※6:夜で真っ暗な178号はやたら長く感じた。

9号に出ると鳥取はすぐだった。
鳥取の市街でビジネスホテルを見つけて部屋をとり、食事して寝る。(食事といっても10時を過ぎてたので居酒屋しかやってなかった。 そういえば妹とサシで居酒屋に入ったのは後にも先にもこの時だけである)


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