1991/9/2 mon 2日目
北上〜107号〜本荘〜7号〜能代〜101号(十二湖を観光)〜鯵ヶ沢〜県道(津軽岩木スカイライン経由)岩木山〜県道〜弘前〜102号(十和田湖、奥入瀬渓谷観光)〜十和田〜4号(県道経由)〜六戸(六戸温泉で宿泊)
6時出発で107号を西に走る。
江釣子から続く町を抜けると渓谷の道。少し登るとすぐ霧が立ち籠め工事もやってて少し足止め。霧の合間に見える錦秋湖は全然水がなくて荒野のようだった。

秋田県に入り山間の水田地域から広い水田地域まで走って8時に本荘に出た。

〜当時の記述より抜粋〜

8時頃になると出勤や登校の人々でにぎやかになって渋滞してた。しかし驚いた事には女性が多い。たまたまなのだろうか?(※1)対向車は殆ど軽で女の子の運転。秋田美人かとマメに覗いたがとんでもない。化粧バリバリ、変なソバージュのブスだらけ(※1)。自転車こいでる学生まで女の子ばっか(※1)。これもろくなのがいなかった(※1)。「きっと秋田美人は出荷されて残ってないんだよ」とか「今年は不作だな」とか話してた。

で、7号を北上。久々の日本海に出る。こんな海だけの所でも出勤の人達は多く、つまることはなかったけど車は多かった。平日の特に月曜日の朝は世界中どこ行ってもこうなんだろうな。でも俺は休みだと思うとへへへっとやらしい笑いが出てしまう(※2)

※1:たまたまでしょう。
※2:笑った分だけ休み明けはつらかったりする

道はスムーズでのんびり日本海を眺めながら走る。秋田で朝飯とか思ってたけど松の防風林のバイパスで通過。

秋田の郊外でもやっぱり女子高生はブ 〜以下略

能代からも101号でそのまま日本海に沿って走る。

101号もこの先ずっと海で岩がゴツゴツしてたりレールがあって無人駅がぽつんとあったりしてよかった。で、日本キャニオンというのに行ってみた。景色はいいんだけど妙に自然公園っぽい感じ(※3)がした。

※3:公園ぽく造られた感じってことだろうか?あまり憶えてない。

↑101号の日本海沿いの道。天気よくて最高。↑
千畳敷という所があった。何なのかと思ったら緑色の平べったい岩が海岸にべろーっとはり出してた。
昔の旅人がけわしい海岸沿いを旅してる時にこんな岩があったら畳でもひいてあるが如く落ち着いてしまうだろうが
(※4)、CR-Xすっ飛ばして来た青年がそんな風に感じるわけがなく、写真をとるだけでハイさよーなら

※4:これはただの想像でこの地名の由来とは無関係です。念のため。

鯵ヶ沢で郵便局があったので給料を預金する。この当時はまだ給料が振込ではなく手渡しで、給料日が月末なのでそのまま丸々持ってドライブしてたのだ。
そしてその鯵ヶ沢から県道に曲がって有料道路の津軽岩城スカイラインへ走る。
さて岩木スカイライン。思った通りカーブだらけで勾配もきつく面白かった(※5)。鬼のようなヘアピンの連続で苛酷かな?と思ったが、そんな峠の走り屋みたいに飛ばさないでマイペースで走ってりゃ楽しい楽しい。ヨイショ.ヨイショってリズムよく楽しんだ。最後の方だけ前の車に追いついちゃったけど殆どは独りで走れて楽しめた。

※5:この道もカレンダーの空撮写真で見て興味があった道。ほんとに←こんな感じの写真だった。

道は八合目までで駐車場に停車。そこからリフトがあったので乗ってみた。

駐車場でセルフ撮り→

←リフトの友達。over! 駐車場のCR-X
岩木山の頂上はリフト下りてから30分の登山だそうなので、そのまま下りもリフトで下りて来た。リフトとからの眺めが良かったので良しとしましょう。

岩木山のリフトから→
葛折りの津軽岩木スカイラインが見える。
over! 岩木山

リフト乗り場脇の売店で五平餅を食べた。醤油っぽくってうまかった。
岩木スカイラインを下りた所の売店で「むしきび」(蒸かしたトウモロコシ)を食べた。塩と甘さがちょうど良くうまかった。

そして県道を弘前まで走った。この道はずっと林檎畑だった。林檎がもう真っ赤だ!と思ったけど、よく見たらかぶせた袋だった。。
弘前を突っ切って102号を走って十和田湖に向かう。

そして十和田湖で少し休憩。

遊覧船乗り場の近くで車を停めて土産を買ったりした。なんだかここは外人だらけだった。俺はここできりたんぽを食べた。

↑十和田湖
over!
そのまま102号を走り奥入瀬渓谷へ入って行った。いや〜十和田湖のすぐ下が奥入瀬だったとは知らなかった。

←↓102号、十和田湖町、奥入瀬。 over! セルフ

いやあ併しこの奥入瀬はいいね。なんといっても山の中なのに川が緩やかでのんびり涼しげに流れてる。車で走ってると普通 川なんて谷の下だったりしてちら.ちら.しか見えないけど、ここは道と同じくらいに川が流れてて川とも一緒に走ってる気がしてすごくイイ。本当に自然の公園っていう感じである。
とかなんとか絶賛してるけど、奥入瀬っていうと白くサワサワーっとした飛沫みたいな水が流れてる写真とかばっか見てたのでホントにそんな感じなのかと思ってたのが、写真の撮り方に騙されてたと言う事に気付き少しガッカリした。というマイナス面もあった。

十和田の町に出たのが5時頃。北上に戻れなくはないけど、どこかに泊まっちゃおうよって話になった。4号を少し南下して途中の商店の公衆電話で、宿の本見ながら電話かけまくった。安めの宿は意外と満室が多かったけど六戸温泉は空きがあったので予約。さっそく六戸に向かう。

六戸では場所が分からず行ったり来たりして諦めてスタンドで訪ねてなんとか到着。通りの裏の奥の住宅地の真中だった。
この温泉、風呂は銭湯になってて近所の人もきてた。部屋が広くて寛げた。


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