1990/8/4 sat 4日目
白糠〜38号〜釧路〜391号〜弟子屈〜道道(摩周湖と屈斜路湖観光)〜屈斜路〜243号〜弟子屈〜241号(阿寒湖観光)〜上士幌〜273号〜糠平〜道道(然別湖観光)〜鹿追〜274号〜日高〜237号〜富川〜235号〜苫小牧〜36号〜室蘭〜37号〜長万部〜5号〜函館(フェリー乗り場の駐車場で車中泊)
7時すぎに出発。朝は少し小雨っぽい天気だった。
釧路に戻り391号を北上、釧路湿原は車からじゃ何がなんだかさっぱりだった。そして弟子屈に出て摩周湖に向かう。
〜当時の記述より抜粋〜

右の写真の様な麦俵(※1)をつんだトラックをよくみかけた。なんかゴロゴロおっこってきそうで恐かった。実際麦藁はポロポロおっことしながら走ってた。

※1:麦旱(ばっかん)ロールというそうな。

さて道道にまがった所に小さな牧場経営っぽい「とれたての牛乳」の店(※2)があったので休憩。牛乳も勿論、ホワイトラーメン(1500円)という牛乳のラーメンも食べた。食べる迄はどーせシチューみたいな感じだろーとタカを括ってたらオットドッコイ。これがうまい。塩ラーメンに牛乳を入れただけみたいだが(※3)、とれたての牛乳のその香ばしさというかコクが生きてて塩ラーメンと組み合っててうまかった。

※2:ググって見たらヒット!「ミルクハウス」という店で現在も営業中らしいです。
※3:いや〜そんな単純じゃなくて、もっと工夫してるだろうと思うよ。

まずは摩周湖。有料の第一展望駐車場(¥310)に車を停めて展望台に上がってみたけど、噂に違わず霧だらけ。何にも見えなかった。
あきらめて出発。
が、少し進んだらいきなり霧が晴れ出した。路駐して土手を登って見てみたら、見えました摩周湖!霧から現れる湖が神秘的で感動した!ナイス演出。

霧の中から摩周湖登場→

硫黄山を眺めまわしながら次は屈斜路湖の和琴半島へ行く。
この湖はただ広いだった
(※4)。怪獣の噂でもなきゃただの湖って感じだった(※5)。ここで牛乳のソフトクリームを食べる。さっぱりしててうまかった。

※4:摩周湖がインパクト強過ぎで、パッとしなかった。
※5:ネス湖のネッシーは捏造だったけど、そういえばどうしちゃったんだろうね「クッシー」

そういえば摩周湖の駐車場の券は硫黄山でも有効だったから硫黄山も見てくれば良かったのにね。。 でもそういう発想はなく243号に戻って弟子屈に走る。
この243号は森の中の直線の一本道。気持ちよく飛ばしたかったけど自衛隊の車両がつまっててイライラしながら通行。

243号、屈斜路の道→
後続の車もつまってます。。
その後よくやるようになったサイドミラーで後を写すというのは、これが最初。(だと思う)

弟子屈から241号で阿寒湖に走る。
阿寒湖はスッキリ晴れて、眩しく綺麗で景色よかったけど、阿寒湖っててっきりマリモがゴロゴロ転がってるもんだと思ってたらそんな事はなかった。。勝手にガッカリ。
湖近くに土産屋が沢山あったので物色。
女の子用の土産にアイヌ彫りの髪留めとか買った。まりもちゃんという毬藻のぬいぐるみも可愛かったから買って帰った。
(アイヌ彫りはともかく、まりもちゃんはあまり評判よくなかった。。勝手にガッカリ)
まりもちゃん
イラスト→
ものは緑色で裏に吸盤が付いてる
ここで昼食。ここでやっとイクラ丼を食べた。まろやかでうまかった。感激。時期じゃなくてもさすが北海道だね。
273号、上士幌→

そのまま241号をずっと走り、上士幌で273号に曲がってチョイ北上。
糠平湖の先で道道にまがって峠を越えて、北海道にしては珍しく狭い道を抜けて然別湖に行く。

なんかひっそりとしてて雰囲気が良かった。釣り禁止のせいもあって魚が沢山見える程いた。
葉っぱや草を小さくちぎって水面におとすとパクっと喰いついてきたので、面白くなって遊んでた。なんか静かで涼し気でよかった。

←然別湖。倒木一歩前の樹がいい感じ出してる。

沢山の魚が木の葉に反応→
ひょっとして、この然別湖にしかいないという
天然記念物の「ミヤベイワナ」?

実は僕はこの然別湖って聞いた事なかったんだけど、道内一の標高高い神秘の湖っていうだけあって、ひっそり静かで涼し気で感じいい湖だった。道東湖巡りのラストがここで良かった。

←牛。そろってカメラ目線。
っていうより睨まれてる感じ?

274号に出て日高峠を越える。途中やたら遅いトラックで半渋滞。勝てて加えて山の上の方は工事区間とかあったりして少しイライラ。

そして日高から237号に曲って235号に出て苫小牧まで来た頃にはすっかり夜だった。

苫小牧で小雨が降って来たのに、前日の知床林道でワイパーがバカになってたので、スタンドで給油がてらワイパーのゴムも交換した。
苫小牧市内のファミレスで食事して8時半に出発。暗闇の36号を走る。

室蘭は素通りして37号を走る。ここらでやたら明るくライトアップしてる工場があってキレイだった。
ずっと二桁国道なんだけどやっぱり暗くて、少し眠気が出て来たので友達と二人で大声で歌を歌いながらハイになって走った。楽しかった。

長万部から5号で一気に函館まで突っ走る。函館に着いたのは11時頃だった。
そのままフェリーターミナルに行った。4時の船に乗れる事になったので、この駐車場で車の中で軽く寝た。宿を取らなかったのも居酒屋に行かなかったのもこの日だけだった。優秀優秀。


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