2011/8/13  1日目
松戸〜6号(食)〜水戸(休)349号〜矢祭〜118号〜須賀川〜4号〜郡山(親戚宅で宿泊)
朝は六時ちょい前に出発。
靴に襟シャツの自分にしては慎ましいスタイルで屋根も開けずに出発。
逆に窓開けて走る車が多い早朝に閉じた空調ドライブ。いやいやかえって楽だわw もう盛夏に成ると露天は無理だ。。
道も素直に6号を黙々と北上。
出だしの柏までは混んでたので、あぁずっとこんな感じかなぁと思って半ば諦めて進んでたけど、巧くトラックをすり抜けて利根川渡ったらあとはスイスイだった。

6号、大利根橋の千葉と茨城の県境。利根川の朝陽→

風が気持いいかも?とか思ってたまにちょっとは窓開けてみたりしたけどやっぱりもう朝から蒸し暑くムリ。

順調に進んで土浦には七時に出た。土浦のバイパスもガラガラで悠々通過。

朝食はコンビニでイイやと思ってたんだけど、あ!6号走ってるんだったら、、と思い出して、石岡IC手前のお気に入りのラーメン屋まで進んで寄った。

朝食済ませてホッとして、出発した6号のすぐ先で給油。燃料もホッとした。

6号を進んで茨城町東ICの先の水戸市に入ったばかりで、国道から外れて水戸市街中心に向かった。
意外とこの市道はあまり通った憶えのない道だった。
桜並木から森に続く爽やかな道。(だけど窓開けたら暑いんだろうな)
のんびり進んでたら「笠原水源逆川緑地」という案内が目について気になったのでちょっと曲がってみた。(あれれ?何処も寄らないんじゃなかったっけ?)

←水戸市米沢町、桜並木がそのまま森につながった道。
over! 入ってみた脇道。急勾配を下る。

ら、なんかエラク頼りなげな細い道で失敗したかな?と思ったけど、進んだらちゃんと駐車場があった。
車を停めて歩いてみた。

どこも寄らない積もりが一時間ものんびりしてしまった。
元の道に戻り少し進むともう水戸市街の中心。千波湖畔を走って千波大橋を渡って梅香トンネルで真っ直ぐ市街を突き抜ける。

水戸市梅香。梅香トンネル入口。奇妙な美術館も見える→
地図だと此処らから国道になってるね。349号かな?

トンネルの先はそのまま349号に出た。一番素直な道だと思う。

349号は片側二車線ながら結構混んでた。
那珂市の北で一車線になってちょっとつまり気味。あぁやっぱ盆休みの車かぁ、、まあ高速よりはマシだろうとゆっくり列に混ざって進んだ。

←349号、常陸太田市三才町。ずっと列。

けど、みんな地元近隣に用事の車で里美までには半減、順調に流れて、茨城県を出た。

福島県に入り矢祭まで一緒の車はほんの数台だった。そんなもんか、、矢祭で118号に合流。あとはそのまま118号をずっと進む。
福島県に入るとすぐに田圃の風景が広がった。屋根閉じてて風も匂いもないとは言え、やっぱり田んぼの風景はいいね。

118号、棚倉町八槻。都都古別神社の手前→
先の森が神社。渋滞してたので茅葺き民家をじっくり見ちゃった。

棚倉は289号との交差点手前で渋滞。
でもここもみんな地元移動車らしくバイパスに折れたらスイスイだった。

一気に須賀川まで走った。
須賀川の市街手前は桃農園だらけで桃売り店が並んでた。食べるより撫でたくなるような桃が並んでた。
須賀川の市街は地震の影響か、修復の足場とシートを纏った建物が目立った

←118号、須賀川市八幡。市役所付近の市街。

4号に曲がると少々渋滞。
いやいやこれは普段からある混雑でしょ。昼ちょい前だし。

郡山の安積バイパスに逸れると拍子抜けなくらい空いててスイスイ。なんか極端だなぁ。。
郡山の安積バイパスに逸れると拍子抜けなくらい空いててスイスイ。なんか極端だなぁ。。

そして丁度昼に郡山到着。
水戸の寄り道を引けば五時間ちょい。ほぼ予定通りの順調過ぎるドライブ。
高速で来てたらどうだったんでしょうかね?ご苦労様です。

で、まずは「捜索」
郡山市街の音信不通の伯父さん宅に来た。
七年ぶりだったけど、ちゃんと憶えててすんなり来れた。

家も表札もちゃんとあったけど雑草ぼうぼうの空き家状態。。のようで震災の後片付けはしてるようだった。
近隣の人に聞いて歩いた。けど「病院だか施設だかに入ったみたいだ」というとこまでで具体的な消息を知る人はいなかった。。
どうやら伯母さん方の
(郡山市内の)親戚の人というのが震災後に片付けにきてたらしい。そういうことか。
隣の人なんか地震の時に瓦が落ちて来て車が破損したのに連絡先も控えてなかった。そんなもんかねぇ。。

というわけで自分で想像してた以上の収穫は無し。まぁ無事なようなのでひとまずなにより。
とりあえず不在だった町内会副会長と老人会の人の電話番号だけ聞いて立ち去った。

さて、後は田舎。
49号を進んで記憶通り近道のトラックターミナルを抜けて、磐越西線の踏切を、、ない、、ない、、踏切がなくなってた(T_T) よくみると先に陸橋が出来てた。。やっぱ五年も来てないと道変わるねー。
陸橋を渡った先も変わってて、釣り堀はタイヤ屋になってた。

売店もなくなってサッパリしちゃった県道のバス停を越えて、ちょっと進むと少しは見慣れた風景になった。
田舎の家の近くは大きくは変わってなくて安心した。
(けど、後から聞いて気付いたけど、昔カブトムシ捕まえた隣の林も、裏のリンゴ農園も無くなってた。妙にサッパリして蝉も啼いてなかった)

午後の一時に到着。
上がって挨拶済ませると早速ビールが振る舞われてしまったので、今日のドライブは終了。

色々と忙しそうだったら日帰りでも、、とも思ってたけど、自然な流れで泊まる事になった。

昔は「盆」と言えば一族みんな集まってたもんだけど、この夏の来訪は自分だけ。いとこのあんちゃんは夜勤だし嫁さんと子供達はそっち方の実家に行ってるとかで、とても静かな夏の夜だった。(すぐ脇を東北道が通ってるので車の音ははうるさいけど)

夕方はちょこっと前の田圃を散歩。
ホタルがいた昔を偲びつつ、脇の東北道を眺めつつフラフラ。

さて、墓参りは夜に行った。
この地域は夜に墓に参るのが風習なんだそうだ。そうだったっけ?
きっと子供の頃は怖がって夜なんか行かなかっただろうからね、、今の今まで知らなかった。
話によれば更に昔は徹底してて、葬式後の埋葬
(土葬)も夜にやってたんだそうだ。大変そうだよね。
墓地は真っ暗だけど、昔は沢山生えてた松の木がキレイさっぱり切られて一本もなく、緩い月や星の灯りで目が慣れると明るく見えるようになった。
田舎流の盆の墓参りを済ませて一安心。帰ってまた呑んだ。
田舎の夜は早く、伯父ちゃん伯母ちゃんの寝る時間に合わせて十時前に寝た。
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