松島町幡谷泉ケ原の346号沿いにある歴史遺構公園。
ここは随分前のCR-Xに乗ってた頃に、あまりドライブ先で寄り道などせずに「走り回ってみる景色こそドライブよ」などと意気ってた若造から「あまりこだわらずに少しは寄り道して色々見てまわろう」とか思うようになってきた黎明の時期に寄った場所。(日誌を振り返ったら2005/4/11だった。黎明などというほど初期でもなかった。。)こういうまるで触れる事なさそうな歴史と地域にフラッと立ち寄る気侭な感じと余裕が楽しく思えるようになって良かったと思う。
そういえば、その後346号は何度も通ってるけど、それ以来寄ってなくて久々。「簡易パーキング」って案内があるくらいで小さな公園の駐車場というよりはロードパークにある公園という感じの広めの駐車場に停めて、こういう感じだから寄りやすかったんだと思い出しながら歩いた。

案内板や潜穴の煉瓦を模した公園のベンチコーナーだけは整ったままだったけど、他は雑草旺盛で埋もれた感じの公園だった。
この「明治潜穴」は文字通り明治期に掘られ整備された放水路のトンネルで、山の北にあった品井沼を干拓水田化するための事業。元は元禄11年(1698)に造られた元禄潜穴というのがあったんだけど、土砂による逆流で洪水になったりして明治期に改めて造られた別コースだそうだ。
ちなみにその品井沼という沼は昭和に入って完全になくなって田んぼになったそうだ。(シナイモツゴという名前にこの地を冠する魚の生息地だったけど沼がなくなって絶滅危惧種だそうだ)
水路に沿って少し先に進むと、振り返って潜穴が見下ろせる展望台があった。けど、行ってみて見たら、、完全に茂り尽くした草に埋もれて何も見えなかった。。
草すげーな。夏はもう諦めの季節かも。

公園の休憩所に戻ってその前から川を見下ろしてみた。やっぱ草に埋もれて草から湧き出たような水路になってる。
これってやっぱ、近年の温暖化で東北でも変わらないくらいのクソ暑い夏になってきちゃった影響で、今まで以上に草が茂りやすい熱帯雨林になったってことかな。ここまで来る間もあちこち草が凄いなと感じてたんだよね。
そして水路の国道側も少し進んでみた。
こちらは「高城川トンネル入口」という柱が立ってるだけで展望台にはなってなかった。草の間から覗くと対岸の展望台と底の川の水面がかろうじて見えただけで潜穴の建造物は何も見えなかった。。

けど、少し戻ったり角度を変えて見てみたら、ちょこっと潜穴の入口前の水切りが見えた。ああ、確かに潜穴だ。ああいうのあったわ。と、これだけしか見えなかったけどまぁ納得。
それにしてもせっかく整備した歴史公園がこうまでも草に埋もれてしまっている姿を見るというのは、なんとも悲しいもんですな。
まぁここまで威勢よく茂る草を整備するのは無理だろう。枯れた頃には整備してるだろうから春先とかに来るべきなんだろうね。とか思って駐車場に戻った。
ちなみに前に来た2005/4/11はそんな春先だからかよく見えたけど、コワクにもしてなかった。。

当時は「大して面白くなかった」などと日誌には書いているけど、そんなつまらないところだった印象はなかったので読み返してて少し驚いた。思い出で美化されてたのかなぁ。今回草に埋まってなかったら「やっぱり別に、、」って感想だったのかなぁ。
いや、それにしても20年前、一応は写真撮っといてよかった。その頃はカメラのメモリも余裕なかったから今みたいに無駄に撮りまくったりしてなかったんだよね。
この日の日誌


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